見出し画像

太極剣は身体の一部になるのか?— ロボットですか?あなたは

「全然ダメじゃん。」
ロボットみたいだった。
妻がとってくれた動画を見て思った。

太極剣を始めて一か月。
32式太極剣を通しでできるようになり、
刺しても、引き切りでも、気を感じられるようになっていた。

私は、かなり上達したと感じていた。


一か月のドイツ出張から帰国。
家族を連れて、近くの山へハイキングに来た。

山頂で太極剣を披露することが一つの目的だった。

息子は大喜び。
妻も興味を持ってくれている。

山頂の広場で始めた。

だが、何かが違った。
動きが噛み合わない。

小さな石に足を取られそうになる。
わずかな風で、身体が崩れそうになる。
片足立ちでは、ふらついた。

「あれ?」
そんな感覚が続く。
こんなはずじゃない。

そこで、息子の声が聞こえた。
「お父さん、すごい。」

心の中で思った。
「えー、全然すごくないのに」

だんだん恥ずかしくなってきた。

ピアノの発表会で失敗して、
「早く終わってくれ……」
と思う子供のような心境。

そう思と、さらに雑になっていく感じになった。

そんな気持ちを抱えながら、演武を終えた。

そして、妻が撮ってくれた動画を見た。
絶望した。

とてもスムーズとは言えない。
カクカクした、ロボットのような動き。

技と技の間が一定ではない。
流れが、途中で切れている感じがする。

「ああ……これはダメだ」
一人で恥ずかしくなっていた。

息子も、妻も良かった、と言ってくれた。

それは救いだけど。彼ら素人だからなー。。。

いやいや、見てくれただけ感謝しないと。。。。

とにかく、
もっと精進しなければならない。

そう思ったのだった。

(つづく)


もし何か感じるものがあれば、スキを押していただけると励みになります。
よろしければフォローもしていただけると、とても嬉しいです。

▶ 太極剣シリーズ
太極剣をとおして、意識と身体の関わりについて感じたことを記録しています。
↓この前の次のお話です。

↓この前のお話です。

▶ 太極拳シリーズ(第1話)
太極拳をとおして、意識と身体の関わりについて感じたことを記録しています。

▶ ヘミシンクと太極拳の融合
ヘミシンクと太極拳を通して、意識と身体がつながった話です。
この次のお話↓

▶ ヘミシンク○年シリーズ
長期実践の中で起きた意識の変化や体験を記録しています。
フォーカス10,12,15,21,22,27の経験を一つ一つ記事にまとめています。

▶ ヘミシンクで何も起きない人へ(第1話)
長期実践の中で得た感覚をもとに書いています。ヘミシンクをしている人なら共感してもらえる内容ではないかと思います。ぜひどうぞ。

▶ ヘミシンクで何かが起き始めた人へ(第1話)
「ヘミシンクで何も起きない人へ」の完結直前に気づきがあり書いています。何か起き始めて直面する壁のようなものについて書いています。

▶ 内面世界・心の中の彼女シリーズ(第1話)
内面に現れる風景や存在との体験を描いています。

▶旅でふと感じた(第一話)

▶キンドル本を初出版しました。
作家名として、小笠原清紘、と名乗っています。
Kindle Unlimitedで読めます。
また、コメント頂けると大変うれしいです。

▶ キンドル本を初出版しましたシリーズ(第一話)

▶ 自己紹介

▶ 気功に失敗したシリーズ(第1話)
25年前に気功に挑戦して失敗した話です。
しかし、それは今のヘミシンク、太極拳等の基礎になっているようです。

▶ 半生まとめ
これまでの私の人生の流れをまとめた記事。ここからすべてが始まります。

▶ AIシリーズ(まだ1話のみです)



いいなと思ったら応援しよう!