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新曲で彩る一週間【2/24~3/2】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。2/24~3/2リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『EMOVER FLOW』/ MEDA

◆所属:RK Music
◆作詞・作曲:Shogo、作編曲:Tsubasa
◆デジタル配信:https://linkco.re/m4gPdaZ1

 4thシングル。勇壮なストリングスが煌びやかに鳴り響くロックナンバー。疾走感だけでなく、サビの推進力も素晴らしい。ダウナーでクールな歌声から、独特の艶めかしさを帯びながら伸びていく歌声へのグラデーションも美しい。ライブでシンガロングできそうだし、今迄のシングルでイチバン好きです。2ndワンマンライブは3月20日に開催されますので是非。


#2『Color Rise Harmony』/ hololive IDOL PROJECT

◆所属:ホロライブ
◆作詞・編曲:ナナホシ管弦楽団、作曲:岩見陸
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/Dm0JvU

 ホロライブの新全体曲であり、3月8日と9日に開催される「hololive 6th fes.」の為に制作された楽曲。全体曲でゲーミングピコピコサウンドを取り入れる心意気に拍手!ナナホシさんらしい愉快さと中毒性の高いキャッチーさはそのままに、ブラスサウンドなどの華やかな彩りが加わり、一層賑やかで魅力的な仕上がりに。ライブでは更に輝かしいオーラを放つと思うので、楽しみです。


#3『優しい君へ』/ Nornis

◆所属:にじさんじ
◆作詞:fifi léger、作編曲:THE CHARM PARK
◆デジタル配信:https://nornis.lnk.to/yasashiikimiePR

 ニューシングル。3月8日に開催されるオーケストラライブ『Concerto di luce』」に向けてリリース。メンバーが自ら構想段階から携わった、1人1人の君へ「幸せ」について気付かせてくれる様なミディアムバラード。優美で壮大なオーケストラサウンドに包み込まれながら、温かくメッセージ性の高い歌詞やエモーショナルなメロディが沁みてきますね。2人のハーモニーも余りに完成された美しさでありながら、親身な距離感に泣けてくる。


#4『この歌を届かせたいと思ったのは。』/ むんもっしゅ

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:Kyiku
◆デジタル配信:無し

 6thオリジナル曲。名曲です。幻想的な仕上がりながら、基盤となる音はどこか素朴で温かくて。感情に蓋をして沈み込んでいくような感覚と、そこから浮かび上がりたい、想いを届けたいという切実な気持ち。二律背反的な在り方が伝わってきて、心の底から感動しましたね。今にも消えてしまいそうな儚さと、絞り出す様な芯の強さ、両方を歌声からも感じられました。


#5『ひらひら』/ 碧依さくら

◆所属:re;BON
◆作詞・作編曲:さくら / 雪女P
◆デジタル配信:https://zula.lnk.to/AtpAqhZL

 2ndシングル。別れと再会、そして桜をテーマにした春ソング。春特有の暖かさと切なさが同時に感じられる1曲。歌詞にも"はらり"、"ゆらり"と云った日本語特有の美しい響きが巧みに織り交ぜられ、まるで桜の花びらが舞い込むような情景が目に浮かびますね。軽快で爽やかなギターリフと、切なげで柔らかい歌声とのギャップに浸りつつ、メッセージ性も沁みました。


#6『真偽マギ』/ V.W.P

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作曲:他人事、編曲:朝比奈健人
◆デジタル配信:https://phenomenon-record.lnk.to/Magi

 ニューシングル。V.W.Pが声優を務めるアドベンチャーゲーム『神椿市建設中。REGENERATE』の主題歌として制作されました。得意とする壮大でドラマティックな仕上がりは申し分なく、力強く勇敢に立ち向かっていくサビが響き渡り、聴いているだけで自然と力が漲ってきますね。まるでVWPの5人が味方でいてくれるような、そんな心強さを感じさせる1曲でした。


#7『ココロト』/ 心世紀

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞・作編曲:とあ
◆デジタル配信:https://girls-rev-project.lnk.to/kokoroto

 4thシングル。「夢と現実の境界を越え、何度でも巡る想い」をテーマにした1曲。ストリングスをバックに、弾むようなカランコロンとしたサウンドが心地よく彩りを添えていますね。どこかノスタルジックな雰囲気を纏いながらも、明るく染み入るメロディラインが魅力的。3人のハーモニーも少しずつエモーショナルな香りを漂わせていて良き…。


#8『かもね』/ KizunaAI

◆所属:Kizuna AI株式会社
◆作詞:ESME MORI・Nishina・KizunaAI、作編曲:ESME MORI
◆デジタル配信:https://lnk.to/kizunaai_kamone

 3年の活動休止を経て、音楽を通してよりたくさんの世界中の“あなた”とつながることを目的に、自身を音楽アーティスト「KizunaAI」と改め再出発。新しい目覚めを自然体で伝える軽やかなポップソングに仕上がっており、節々から零れ落ちる様なエモーショナルからも一種の風情を感じます。メロディラインが綺麗すぎて中毒。歌い方も柔らかくも凛としていて、確かな力強さを感じました。今後アルバムリリースを目指しており、年内に10曲程度の新曲配信やライブも予定されているとの事。本当におかえりなさい!アイちゃんは変わらず特別な存在です。また必ずライブに遊びに行きます。


#9『Divas Eid』/ NEUN

◆所属:RK Music
◆作詞:RYLLIS、作曲:早川博隆・柿迫ヒカル、編曲:柿迫ヒカル
◆デジタル配信:https://linkco.re/sNmbHQZ1

 3rdシングル。どこかダークな雰囲気を纏い、深淵に彷徨い込んだかの様な沈み込むメロディが印象的なナンバー。厳かに響くストリングスが、高尚な美しさも演出していますね。英詞の歌唱についても、揺蕩う様にメロディを紡いでおり、彼女ならではの幻想的な世界へと引き込んでくれました。


#10『Hyped Deal』/ 瀬戸乃とと

◆所属:RK Music
◆作詞:kabary(Core Creative)・風吹実里(Core Creative)
 作編曲:kabary(Core Creative)
◆デジタル配信:https://linkco.re/3RdQ22SE

 10thシングル。ダークでどこかミステリアスな雰囲気を纏ったゴシックメタルナンバー。激アツギターソロも搭載されており、メロイックサイン掲げざるを得ない。ヘヴィなサウンドに負けない、凄みさえ感じる誘惑的な歌声もパワフルに響き渡っていますね。


#11『Shining Phrase!』/ ぶいすぽっ!

◆所属:ぶいすぽっ!
◆作詞:やぎぬまかな、作編曲:石濱翔
◆デジタル配信:https://linkco.re/qtVZ4Znu

 年末カウントダウンイベントにて披露された、ユニット別オリジナル楽曲の第5弾。ボーカルは、花芽すみれ、花芽なずな、小雀とと、胡桃のあ、橘ひなのが担当。石濱翔らしい王道を往くアイドルソングがぶいすぽからリリースされ大歓喜。ストリングスとブラスサウンドが煌びやかに響き渡り、輝かしいステージが目の前に広がる様で、アイドルソング特有のエモーショナルと、気持ちが昂るメロディが良いですね。人選も素晴らしい!


#12『月明かり』/ セフィナ

◆所属:にじさんじ
◆作詞・作曲:セフィナ、編曲:쿠온
◆デジタル配信:https://linkco.re/quHmMXRh

 記念すべき初のオリジナル楽曲。セフィナ自身が作曲作詞を手掛けており、ファンへの希望と幸せを贈りたいとメッセージを込めたミドルバラード。ピアノをベースに幻想的に拡がっていくアレンジとなっており、タイトル通り、月明かりに照らされる様な優しくも明るいメロディが印象的。息をのむ程に美しい歌声が伸びやかに響き渡り、ひたすら沁みますね。


#13『それを僕らは神様と呼ぶ』/ 月詠み

◆所属:ビクターエンタテインメント
◆デジタル配信:https://jvcmusic.lnk.to/sorekami

 ニューミニアルバム。ボカロPとしても活動する作曲家ユリイ・カノンが執筆した小説を元に展開してきた「導火」「死よりうるわし」ほか、表題曲「それを僕らは神様と呼ぶ」や新録曲を加えた全8曲を収録。
 「死」や「生きること」をテーマに、2人の少女が織りなす人間模様を描き出した本作。ボーカルにもJuna & midoの2人を迎えており、月詠みとしては初めてデュエット曲が揃いました。ツインボーカルならではの交錯するドラマ性や、美しいハーモニーも生まれており、ユリイ・カノン節の効いた上下に躍動するメロディラインも見事に乗りこなしています。
 先行シングルではパワフルさが際立っていましたが、新録ではエモーショナルな楽曲も増え、Tr.2「夜明けのラズリ」とTr.3「心燃ゆ」が特に気に入っています。前者はピアノロックとギターロックを行き来する構成が魅力的で、後者はステップを踏みたくなる様なポップメロディが癖になります。そして、Tr.5「秋うらら」は先行シングルですが、改めて聴いても一番好きだなと。カラッと澄んだ空気感と、徐々に情熱性を帯びていくメロディが素晴らしいく、ギターソロまでの流れも秀逸。アルバムを締め括るTr.8「それを僕らは神様と呼ぶ」は、ベースが唸る激しいバンドサウンドと、その隙間を縫う様にピアノが旋律を奏でていて圧巻でした。全体的に、どこか寂しさや切なさも漂っているけれど、それも踏まえた生命力を強く感じる事ができる内容だったかなと。今年ライブ開催されるのであれば、必ず行きたい…っ!


#14『ユグドラニウム』/ 東京電脳

◆所属:バンダイナムコエンターテインメント
◆作詞・作編曲:Hylen
◆デジタル配信:https://linkco.re/0RuCehbv

 12ヶ月連続リリースの第1弾。ハラジュクエリアの『ウルトラリズム』に次ぐASMRコアとなっており、ウィスパーボイスの部分はKU100で収録されているのでイヤホン必須。そんなカワイイウィスパーボイスから一転、破裂重低音が響く展開に耳がイカレる(褒め言葉)。丁寧なビルドアップなのにドロップが余りにもカオスで笑いましたね。現地ライブで披露されるのか⁈


#15『月の唄』/ tayori

◆所属:無所属
◆作詞・作編曲:raku
◆デジタル配信:https://linkco.re/vnzxf4Bh

 ニューシングル。ブラスサウンドが彩るジャジーな雰囲気と、夜空を思わせる幻想的なムードに心が安らぐ1曲。まるで月明かりに照らされる様な明るいメロディが印象的で、ラスサビでは一気にエモーショナル度が強くなるのが最高…。倚水さんの儚げで柔らかな歌声も溶け込み、加えてセルフハモリも何度も聴き入ってしまう程に魅力的。またライブ行きたい。


#16『The Sky, The Earth & All Between』/ Architects

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:イングランド(ブライトン)
◆レーベル:Epitaph

 3年ぶり、通算11作目となるフルアルバム。Jordan Fish(ex-BRING ME THE HORIZON)をプロデューサーに迎え、リリース済のシングル「Seeing Red」や「Curse」、「Whiplash」に加え、HOUSE OF PROTECTIONをフィーチャーした「Brain Dead」、Amira Elfekyを迎えた「Judgement Day」など、新録曲を加えた全12曲を収録。
 名盤!スタジアムロック・アリーナメタルの側面が強かった前2作から一転、ブルータリティやヘヴィネスに回帰した印象を受けた1枚でした。但しスケール感は依然として壮大、シネマティックな美しい展開も前作から踏襲されており、各セクションの遷移も驚くほどスムーズ。それでいてArchitects中期に近いアグレッシブかつタイトなサウンドを響かせてくれてます。ハリと輝度の高いギターリフの鋭さ、時に変則的でありながら強靭なグルーヴを生み出すリズム隊、そして極悪ブレイクダウンも惜しみなく搭載。
 アルバムは急加速して幕を開けるTr.1「Elegy」から、先行シングル2曲への流れ込んでいきます。中でもTr.3「Blackhoke」は、圧巻のスケールとメロディアスな展開、Vo. Samによる至高のボーカリゼーションを堪能できる、今年のベストソングになるクオリティだなと改めて。ハードコアパンクに接近しつつもキャッチーでモダンに仕上がったTr.5「Brain Dead」も強烈なパンチがありました。他にもTr.7「Landmines」が特にお気に入りで、純粋に歌メロ強く、盛り上がりも美しい。また、インダストリアルメタルナンバーTr.8「Judgement Day」も美しく、この辺り2曲を聴いていると、ギターリフと同じくらいシンセアレンジも際立ち、Jordanらしいスタイルを強く感じましたね。ニューコアスタイルなTr.9「Broken Mirror」も、Samのクリーンが前面に出ていて意外と気に入っています。
 痛切なテーマを掲げながらも希望に満ちたエンディングを迎える本作。アルバム全体として新鮮さは持ちつつ、過去作との確かな連続性も感じられる内容になっていたと思います。結成から約20年になり、前2作でメインストリームにも突入した彼等ですが、トレンドに迎合する事なく、今も尚オリジナリティで勝負しようと進化を続ける姿に拍手を贈りたいなと。まだまだ聴き込んでいきます、来日待ってるぞ!


 以上、2/24~3/2はアルバム1枚、ミニアルバム1枚、シングル14枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。

#ライブレポート


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