おしゃれは鎧。似合うを知れば人生が変わる。
おしゃれは鎧。
記憶がある範囲で考えても、幼稚園に入る前からおしゃれが好きだった。
新聞の折り込み広告にデパートの洋服が載っているのを見つけると、もうそれだけで夢中になっていました。
その頃好きだった遊びの一つに、
「ねえ、これとこれどっちがいいと思う?」
「このコーデとこのコーデ、どっちがおしゃれ?」
妹、いとこ、年の近い女子4人でいつも一緒にいたんですが、私だけがどれだけでもその遊びを続けられた。付き合わされる妹には「もういい!」とよく怒られました。
そしてその頃から、すでに私らしさは出ていたようで、、
みんながピンクを選ぶ中で、私だけ水色を選んでいた。
可愛らしいものより、少し違うものに惹かれる。
その感覚が、ずっと今も変わっていないんです。
気づいたらこうなっていた
大人になってからも、おしゃれは好きでした。
でもいつの間にか、ブランドを買い集めることも、トレンドを必死に追いかけることも、していなかった。(大好きなので情報収集はライフワーク が、取り入れるかどうかはそこまで重要視していない)
気づいたら「自分に似合うか」と「人との差別化」のふたつだけを軸に選んでいた。
いつからそうなったのか、正直わからないんです。気づいたらそうなっていた、という感じで。
食事で栄養を摂取するのと同じ感じで、ファッションの情報で心の栄養を摂取している感覚。
実際、私がおしゃれだねと言われたときに着ていたもの、、
子どもが着なくなったシャツ
子どもが「お母さん好きそうだから」と友達からもらってきた古着
白いTシャツとデニム
特別なものは何もない。それでも「おしゃれですね」と声をかけてもらえた。
似合う型さえわかっていれば、何を着ても自分になる。そういうことなんだと思っています。
おしゃれに本当に大切なのは、服じゃなかった
おしゃれを長年続けてきて、気づいたことがあります。
服より大事なものがふたつある。
ひとつは、服に負けない自分のキャラ。
どんなに素敵な服を着ていても、それを着る人の存在感がなければ、服だけが浮いてしまう。
逆に、自分というキャラがしっかりあれば、どんな服も「その人らしい一枚」になる。
もうひとつは、シルエット。
顔でも服でもなく、全体のシルエットが整っているかどうかで、おしゃれな雰囲気はぐっと変わる。
だから私は、2分間のストレッチを続けています。
大げさな運動じゃなくていい。ダイエットのためでもない。
ただ、自分のシルエットを整えるために、毎朝2分だけ体を伸ばす。
それだけで、同じ服を着ていても、まとう雰囲気が変わってくる気がしています。
アクセサリーを作り始めたとき、テーマはひとつだった
ハンドメイドアクセサリーを作って販売していた時期があります。
そのときのテーマは、はじめからはっきりしていました。
「忙しいママは 自分に時間をかけれない だからいつものコーデにプラスするだけでおしゃれな人に見えるアクセサリー」
難しいことは何もしなくていい。
いつもの服に サッとひとつつけるだけで、今日の自分が少し変わる。そんなものが作りたかった。
もうひとつ、密かに大切にしていたコンセプトがありました。
「人見知りの人が、話しかけてもらえるきっかけになるアクセサリー」
繊細で、自分から話しかけるのが苦手な人。
でも素敵なアクセサリーをつけていたら、向こうから「どこで買ったの?」と声をかけてもらえる。
そのひとことが、新しい繋がりを生む。
届いた言葉が、全部答えだった
アクセサリーを通じて、たくさんの言葉をもらいました。
「話しかけてもらえた」「褒められた」「どこで買ったの?って聞かれた」「ありがとう」
その言葉を受け取るたびに、じわじわと気づいていったことがあります。
おしゃれって自分のためだけじゃないんだ、と。
似合うものを身につけることが自信になって、人との繋がりを生んで、誰かの日常を少し豊かにする。
そしてもうひとつ、もっと大事なことに気づいた。
私にとって息をするようにやっていたおしゃれが、苦手な人からしたら大変なことで、悩みだったんだ、と。
当たり前すぎてスキルだと思っていなかった。
でもそれは間違いなくスキルで、人を助ける力になるものだった。
その気づきが、私の中で何かを変えました。自分の「好き」が、誰かの役に立てる。それを初めて実感した瞬間でした。
似合うを知ることが、自分を知ること
おしゃれは特別なことじゃない。
情報を集め続けなくていい。高いものを買わなくていい。
ただ、「自分に似合う型」をひとつ見つけるだけでいい。
そして服に負けない自分のキャラを育てて、シルエットを整える。
それだけで、毎日が少し変わります。
年齢も、性質も、肌が感じる着心地も、全部ひっくるめて、それがあなたのサイズ。
若作りしなくていい。無理して着なくていい。
生きてきた自分の歴史が、今の自分に一番似合う服を知っている。
ただ、ちょっとだけ。2分だけストレッチして、シルエットを気にしてみる。
それだけで、自然体がもう一段、自分らしくなる気もしています。
鏡を見たときの気持ちが変わる。
外に出るときの足取りが変わる。
そして気づけば、「おしゃれだね」と言ってもらえるようになっているはず。
🐟みんながピンクを選ぶ中で、水色を選んできた私が言うから、間違いない🐟
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この物語が、どこかで誰かの小さな一歩になりますように。
『今日のクマさん』
翌朝、クマさんはいつもの服を手に取りました。特別なものは何もない。でも袖を通した瞬間、鏡の中の自分がしっくりきた。これが私だ、とわかる感覚。相棒の鳥が「今日もいいね」と言うように羽をひとつ動かした。おしゃれは『自分らしさをこっそり主張する』鎧だと、クマさんはそっと思いました。
似合うの正体、もう少し深く知りたい方へ。
アパレル企画の現場で見てきたこと、50代でゼロから自分の着方を作り直した経験を、有料記事にまとめました。
「この人に託してみたいかも」と思ってくださった方は、のぞいてみてください🐟
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