DAZ dForce物理シミュレーション|髪とスカートを風になびかせるには
DAZモデルの髪やスカートなどの「揺れもの」をGLBでアニメーションする前段階として、DAZ dForce物理シミュレーションによる髪とスカートのウィンドシミュレーションを行ったシーンを作成したので紹介します。


GLBで「揺れもの」をアニメーション
ボーンアニメーション
アニメ用アバターやゲームキャラクターなどを、BlenderからUnityなどのゲームエンジンにエクスポートしてアニメーションするのに向いています。
私の場合は、アニメやゲーム用アバターではなく、対象が高解像度のセミリアルなDAZモデルなので、この方法はパスしました。
モーフターゲットをシェイプキーにベイク
DAZ Studioで揺れものをdForce物理シミュレーションするのは簡単なので、いったんdForceシミュレーションで短時間のアニメーションを作成します。
このアニメーションの中から、いくつかのフレームを選んでDAZプラグイン「dForce2Morph」を使い、揺れものをモーフターゲットに変換し、Blenderにエクスポートしてシェイプキーにベイクし、GLB化します。
Vertex Animation Texturesを使う
Unreal Engineなどを使って高画質なゲームを作る時などで使われていますが、私のようにWebアプリで使うにはハードルが高いです。WebGPUビュアーを使えば実装ができないわけではありませんが、今回はパス・・・
採用する方式
2番目の「モーフターゲットをシェイプキーにベイク」方式を、とりあえず今回は採用することにしました。
DAZ StudioのdForceとdForce2Morphを活用しつつ、Blenderのシェイプキーでアニメーション化すれば、既存のWebビュアー(D'zGAL WarpGate Player, MyGAL Player)で「揺れもの」のアニメーションを楽しめます。
実際にテストした結果により、場合によっては他の方式に切り替えるかもしれませんが・・・
揺れものをdForceウィンドシミュレーション
作例
今回は、揺れもののアニメーションにチャレンジする前に、髪とスカートを風になびかせるシーンを作成してみました。以下の記事で作成したシーンでdForceシミュレーションを実施。


DAZウィンドシミュレーション
通常のウィンドシミュレーションは、DAZモデルをBlenderにエクスポートし、Blender側で行います。
しかし、DAZ StudioのdForceシミュレーションとdForce Wind Nodeを使う方が割と簡単なので、今回はDAZ StudioのみでdForce物理シミュレーションとレンダリングを行いました。

★ 風上からモデルに向かって風を送るとコントロールがむずかしいので、私の場合は、風下にWind Nodeを置き、風を吸引(Strengthをマイナスに)する方法をとっています。(Strenghの歯車をクリックしリミットを外す)

まとめ
3DWebビュアーで「揺れもの」のアニメーションができないか?について検討し、DAZ StudioとBlenderによる「モーフターゲットをシェイプキーにベイク」方式を採用することにしたので紹介しています。
今回は、その前段階として、dForce Wind Nodeを使った「髪とスカートを風になびかせる」シーンを作成してみました。
次回以降で、実際に髪とスカートを3DWebビュアーでアニメーションできるか?についてGLBモデルを作成し検証していきたいと思います。
