進撃の 郷土料理
正月を とうに過ぎてから、夫・むーさんの実家に行った。で、義母のお手製漬物を貰って帰って来た。ぬか漬けではなく、塩をメインに シンプルな調味料だけで漬けたモノ。美味しいのよコレが! 近所でも美味しいと評判だというのも頷ける。そりゃそうだろう、ご飯が進み過ぎてヤバいっス。
とても美味しいのに、息子であるむーさんは 偏食大王で、漬物全般が食べられない。ふふふ、全部 ワタシが食べて良いのね、へっへっへ。
しかも、例のアレ(北陸や関西などの 郷土料理らしい)に 再チャレンジできるぞ。
◎ おつけもんの炊いたん
スーパーで買ったぬか漬けを わざわざ 少しだけ酸っぱくなる程度に食べ頃から外して、それを煮て 祖母の味を再現しようとしたら、放置し過ぎた。大根サマは 目を覆わんばかりの恐ろしい物体に 変化あそばした。
「あー 勿体ないことを・・・ 」
スーパーの パック入りぬか漬け、そもそも あれは 一般的な手順を踏んで作られたぬか漬けではなく、たぶん 浅漬け味のサラダみたいなのに ぬかをくっ付けた感じだろう。サッサと食べきれば良かった。
やらかした数日後 たまたま 我が家にやって来たのが、むーさんママンの美味し過ぎるお漬物だった。大根まるごと1本分あるが、油断すると あっという間に食べきってしまいそうなので、予め 半分を残しておいた。
そして 作ったよ! 「Titan ・・・ 炊いたん」
水につけて 塩抜きすると良いらしいが、面倒なのでそのまま。2ミリ位の 薄い半月切りにし 鍋に入れ、ごく薄い 少量のだし汁で加熱。少し柔らかくしてから、雰囲気が出る程度に 醤油と一味唐辛子を少量入れ、更に少し柔らかめに炊いただけ。基本的に 大根二分の一の量しかないので、14センチのストウブ(鍋)で、20分くらいで出来た。そしてやはり
キッチン 大いに臭くなったっス
ストレートに タクアンの匂いやね アレは。ただ、通常時の 10倍くらい 濃過ぎてクサい。今は亡き ワタシのオカンが 臭過ぎて閉口したという この料理、なんか 生活感が凄いというか、残念ながら「洗練」という言葉からは 世界一遠いかも。
今の住まいは 玄関入ると 直ぐにキッチンなので、仕事から帰って来た途端、むーさんは 苦手な漬物臭に 包まれることになった。
「でも 昔 嗅いだことあるなー、これ」
予想した程、彼は嫌な顔をしなかった。そっか、自分の母親の味の 1000倍濃縮みたいなモノだから、嫌な匂いだけど 嫌いではない という意味か、ほぉお・・・・・・ 。母バイアスが かなり強いな。
まあ 確かにワタシも、笑って過ごせる種類のニオイではあると思う。元が野菜だし ぬかを使っていないからかなぁ? 肉や魚を焼いた後のソレよりも 悪くない気がする。ただ、肉を焼いた後のニオイの強さを「10 クサ」とすると、お漬物を炊いた時のニオイは「100 クサ」ぐらい強烈。必然的に、換気扇をONやな。
幸か不幸か 冬だから、キッチンの引き戸を閉めなければ 寒くてやっておられぬ。おかげで タイタン臭は 100パーセントではないものの リビングまで行かない。夜中まで換気扇を作動させ、音の五月蠅さに辟易しながら 何とかやり過ごした。
そういえば ワタシの実家は、リビングと ダイニングと キッチンに仕切りが無い造り。換気扇を最大にしても 料理のニオイは残る。だから 両親は、クサいメニューが 嫌になってしまったのだろう。
◎ 色々な所がクサい
現在、「タイタン」は セラミックの保存容器に入れ 付属のシリコン蓋で密閉し、冷蔵庫に入れてある。そんで、冷蔵庫内が ほのかに臭い。ニオイって、シリコンや プラスチックに残りがちだけど、この臭さは、義実家から貰って来た漬物のニオイ残りなのか、それを炊いた後の煮物のニオイが漏れているのか、そしてシリコン蓋に染みついてしまったモノか、どれだろう。どちらにしても わずかな量しかない総菜だから、ガタガタ言う程の事でもないけど。
ついさっき 電話で むーさんママンに、お漬物の漬け方を ちょびっと教えて貰った。チャレンジしてみようと思っているけど、上手く行くと 年がら年中 冷蔵庫が臭い という事態になる可能性大。バターなど、ニオイを吸着し易い食材は 大丈夫なのだろうか?
ママン:「ジップロックを 二重三重にするしかないねー」
ワタシ:「ふむふむ なるほど」
ママン:「皮剥いて 干して、ある程度 シワシワになってから 漬けるの」
ワタシ:「へっ?? ほっ・・・・ 干すんですか?」
ママン:「そうよ、表面が乾いてから 漬けるの」
ワタシ:「干すところ無いです、近所の川がクサくて、ニオイがベランダまで やって来るんです~~」
ママン:「あらら~ それは困るねー (笑) 」
ウソ~~
おいに~問題、振り出しに戻ったよ!!!
オチと言うには 弱くて情けないけど、ま いっか。
