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英語をきっかけに“私はできる”を育てたKちゃんのストーリー 〜コーチングで育てる、子どもの心と自信〜

こんにちは、ディーン千賀子です。

英語塾とホストファミリーを沖縄で10年続ける中で、たくさんの親子と出会ってきました。
「うちの子、自信がなくて…」
「学校が合わなくて、外に出られなくなってしまって…」
そんな声を、これまで何度も聞いてきました。

でもね、子どもたちって、本当はすごく繊細で、そして強い。
ちょっとしたきっかけで、ふっと前に進めることがあるんです。

今回は、英語をきっかけに「私はできる」を取り戻したKちゃんのストーリーをお届けします。
彼女は、コロナをきっかけに学校に行けなくなった女の子。
でも、英語との出会いが、彼女の心を少しずつほどいていきました

この記事は、

  • 「我が子に“自信”を持ってほしい」と願う保護者の方

  • 「子どもとどう関わればいいかわからない」と迷っている方

  • そして、過去の自分に「できるかもしれない」を届けたいと願うすべての大人へ

心からお届けしたい、私の小さな実践記です。

子どもは、信じて待ってもらえることで、自分を信じる力を育てていきます。
そして英語は、その「はじめの一歩」を踏み出す、温かいステージになることもあるんです。

Kちゃんの変化の物語が、
どこかで誰かの“きっかけ”になりますように。


忘れられないKちゃん

Kちゃんは、コロナをきっかけに、11才のときに学校に行けなくなってしまった女の子です。
外に出るのも、誰かと話すのも、すべてが不安。
そして、英語はまったくの初めてでした。

そんな彼女が、Super Cool Kids English のオンラインレッスンに参加することになったのは、お母さんお父さんの

「好きなことから、自信を取り戻してほしい」

という、心からの願いからでした。

🍀 最初に出会ったのは、英語じゃなくて“安心”でした

Kちゃんに最初に関わったのは、私の夫であるアメリカ人のパット先生。
彼はNLPコーチングのプロです。
彼はいきなりKちゃんに英語を教えることはしませんでした。

パット先生がまず行ったのは、“教えないこと”。

🔑 パット先生がKちゃんのためにした3つのこと

安心・安全な空間をつくる

やさしい笑顔と声のトーン。
答えを急がせず、ただ“待つ”。
「ここなら大丈夫かもしれない」
Kちゃんがそう思える“心の安全基地”をつくってくれました。

その子のペースを大事にする

「話してみよう」じゃなくて、「話さなくてもいいよ」
焦らず、じっくり、Kちゃんの心の扉が開くのを待ちました。

信頼関係を少しずつ育てる

返事ができなくても、うなずいたり、目が合っただけで大丈夫。
「あなたはそのままでいいよ」
そんなメッセージを、言葉じゃなく“空気”で伝えてくれました。

その関わりが、Kちゃんの心をゆっくりほぐしていきました。
レッスンの終わりには、
「沖縄に行ったら、何しようかな?」
と、笑顔で話すようにまでなったんです。

そしてある日、Kちゃんは自分からこう言いました。

「ホームステイに行ってみたい」

それは、家族みんながびっくりするほどの大きな変化でした。

そして、Kちゃんはひとりで空を飛びました

その後、その年の2月に私たちはKちゃんに会いに東京に行きました。

左端Pat先生、真ん中がKちゃんとKちゃんパパママ、右端は息子のアーニと私

まずはご家族とお会いして信頼関係を作ることがKちゃんの安心安全づくりに大きく作用するなと思ったのですね。
Kちゃんはその後もPat先生のレッスンを続け、東京で会ってから1カ月後の3月に、一人で飛行機に乗って沖縄に来てくれる決心をしてくれました!

コロナでなにもかもが不安になり学校へ行けなくなった子が、たった一人で飛行機に乗り、行ったことのない他府県へ行ってみようという気持ちになったなんて!とKちゃんのお母さんお父さんもとても喜んでKちゃんを送り出してくれました。
私たちも、Kちゃんが来てくれることも嬉しかったですが、Kちゃんがやってみよう!という勇気を持てるような心になってくれたことが一番うれしかったんです。
それを聞くだけで涙がでそうでした。

そして、Kちゃんはたったひとりで飛行機に乗って、沖縄へ!
我が家での5日間のホームステイに参加しました。

その後も継続してレッスンを頑張ったKちゃん。
1年後には、英検5級から準2級に合格。

たしかに大きな進歩ですが、それ以上に大きく変わったのは彼女の表情と声でした。

「わたし、やってみたら、できた」
「また沖縄に行きたいな」

それは英語のスキルだけじゃない、
Kちゃんの“心の中の自信”が育った証でした。

Kちゃんの挑戦はKちゃんのパパママも変えた

Kちゃんは今14歳。
その後も英語を継続して頑張るだけではなく、学校では語学部に入ってフランス語まで学ぶようになりました。

いつかフランスに行くことがKちゃんの夢になったんです!

そこで私は「行きたい国の子をホストファミリーになって受け入れたらどうか?」とKちゃんに提案しました。

Kちゃんは、自分のパパとママにそれをプレゼンして説得したんですよ!
今は、Kちゃん一家はフランスからの留学生を受け入れるホストファミリーをされています。

Kちゃんの自信や挑戦が、パパとママも変える大きなエネルギーになったんですね!

🏡 家庭でもできる、子どもの心を支える関わり方

Kちゃんにしてきたようなサポートは、特別なことではありません。
家庭の中でも、今日からできることがあります。

✔ 安心・安全な“心の基地”をつくる

「間違えても大丈夫だよ」
「わからなくても、いてくれるだけで嬉しいよ」
そんな一言が、子どもの心を支える大きな土台になります。

✔ タイミングを“待ってあげる”

やる気が出るタイミングは人それぞれ。
「今じゃなくてもいいよ」
そう言ってくれる大人の存在が、子どもを強くします。

✔ 小さな挑戦を、具体的に褒める

「今、“Hello”って言おうとしたね」
「手、挙げてみようとしてたね」
小さな一歩を具体的に伝えることで、自信に変わります。

✔ 未来の姿を、一緒に描いてみる

「今度はこんなことできたら楽しそうだね」
「一緒に○○に挑戦できたら嬉しいね」
“ワクワクする未来”は、子どもの背中をそっと押してくれます。

Kちゃんの成長は、「英語ができるようになった」だけではありません。
英語を通じて、「私はできる」という感覚を手に入れたんです

英語は、子どもの心に「私はできるかもしれない」を育ててくれる、素敵なツール。
そして、それを育てるのは、私たち大人の関わり方です。

語学が伸びる子・家庭には必ず共通点があります

これは、別の記事で深く詳細をお伝えしたいのですが、語学が伸びる子の家庭には共通点があります。

①子どもが習い事づけなどでストレスフルな状態ではない


(子どもがストレスを感じているときにどれだけ教えても成果がでないのです。人間の脳はストレスがあると新しいことを吸収できないようになっています。例えばですが、毎日パパママが子どもの前でケンカをしているご家庭なども子どもはストレスを感じていますから、成績が伸びなくなるんです)

②親が子ども「だけを」英語の世界に送り出している


これはこちらの記事でもお伝えしましたが、親が英語を学校や塾任せにして、子どもさんが今日どんなことを学んできたのかというプロセスに関心がない、英語のテストが何点だったとか、英検何級に合格したかとか、そういうことだけに興味がある場合は、これも子どもさんの英語は伸び悩みます。
子どもさんはパパママが大好き!
パパママが一緒に喜んでくれる、自分のやっていることに関心を持ってくれる!
そのことで子どもは英語もっとやりたい!っていう気持ちを育てることができるんです。


このKちゃんの変化と挑戦の物語が、どこかで迷っている親御さんとお子さんの“はじめの一歩”を、そっと応援できますように。

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