決めたことが何度も覆されて前に進めない時の整理|揺り戻しが起きる構造を確認する3つの視点
決めた。
合意も取った。
それでも、また戻る。
問題は判断力ではありません。
判断が固定される条件が設計されていないだけです。
現在の状態|合意成立済み/後出し発生/着手停止
・判断や合意が一度は成立している
・後出しの条件や意見で結論が揺り戻されている
・覆る可能性を前提に、着手が止まっている
この状態では、判断内容ではなく
「判断が固定されない構造」 が停滞の要因になります。
揺り戻しが起きる構造を確認する3つの視点
① 前提条件は明示されているか
何が変われば再検討になるのかが定義されているか。
② 固定しないことで実害は出ていないか
「様子を見る」ことがコストを増やしていないか。
③ 再判断の受付範囲は限定されているか
いつまで・何については再検討可能なのかが明確か。
決定が弱いのではない。
固定条件が曖昧なだけです。
現時点での整理
・結論を感情的に固定し直さない
・覆り得る前提条件を明示する
・再判断の受付条件を限定する
分かった。でも不安になる。
「また変わるのでは」と感じる。
しかし再決定を重ねるほど、
固定条件はさらに曖昧になります。
問題は合意不足ではありません。
固定設計の欠落です。
まとめ
決め直す前に、
固定条件を定義する。
判断と固定設計を切り分ける。
判断は才能ではありません。
設計です。
優先順位が揺れている場合
本記事は「一つの停止構造」の整理です。
しかし、
整理してもなお
・決めても覆る
・毎回順番が変わる
・基準を説明できない
という状態が続くなら、
問題は症状ではなく、
判断基準そのものが固定されていない可能性があります。
▶ 優先順位が決められない原因と対処法
― 判断が覆らない状態をつくる設計 ―
