友だち追加直後のメッセージと自動応答の設定|歯科医院LINE公式アカウント開設入門#04
この記事は前回の記事の続きです。
まだ読んでいない方は、先にこちらをご覧ください。
はじめに
プロフィールが整ったら、次はあいさつメッセージと応答設定です。
あいさつメッセージとは、患者さんが友だち追加した直後に自動で送られるメッセージです。
応答設定とは、メッセージが届いたときにどう対応するかの設定です。
この2つは、LINE公式アカウントの「第一印象」と「運用ルール」を決める重要な設定です。
後回しにせず、最初に決めておきましょう。
1. あいさつメッセージ
あいさつメッセージとは
患者さんが友だち追加をした瞬間に、自動で送信されるメッセージです。
設定していない場合、LINEのデフォルトメッセージが送られます。

デフォルトのままにしておくと、医院らしさが伝わらず、 「本当に医院のアカウントか?」と不安に感じる患者さんもいます。
必ず自分でカスタマイズしておきましょう。
あいさつメッセージの設定手順
① 管理画面の「トークルーム管理」→「あいさつメッセージ」をクリック
② テキストを入力する
③ 「変更を保存」をクリック

プレビューがその場で確認できます。
あいさつメッセージのテンプレート例
以下をベースに、医院の実情に合わせて修正してください。
○○歯科医院のLINE公式アカウントへようこそ。
友だち追加ありがとうございます。
このLINEでは、以下のお問い合わせを受け付けています。
・初診のご相談
・予約の変更・キャンセル
・治療に関するご質問
返信は診療時間内(平日9:00〜18:00)に対応しております。
緊急の場合はお電話(000-000-0000)にてご連絡ください。
どうぞお気軽にメッセージをお送りください。ポイント①:「何を書いていいか分からない」患者対策
あいさつメッセージの中に、問い合わせ内容の例を入れておくことをおすすめします。
「初診のご相談」「予約変更」「治療の質問」など、 使い方を最初に示しておくことで、患者さんが迷わずメッセージを送れるようになります。
ポイント②:返信に関する期待値を最初に伝える
LINEはメッセージを送ると「既読」がつく仕組みです。
これが他のツールと大きく違う点で、患者さんは返信が来ることを期待しやすいです。
返信が遅れたり、対応できない時間帯があったりすると、 「無視された」という不満につながることがあります。
これはLINEの特性上、避けられない問題です。
だからこそ、あいさつメッセージの段階で 「返信は診療時間内のみ」「即時返信ではない場合があります」 と明記しておくことが、クレーム防止として非常に重要です。
「返信は翌診療日になる場合があります」のひと言があるだけで、 患者さんの不安も、スタッフのプレッシャーも、ぐっと減ります。

2. 応答設定
応答設定の種類
応答設定には、大きく2つの選択肢があります。
① チャット(手動返信)
スタッフが手動でメッセージに返信するモードです。
個別のやりとりが発生する場合は、このモードが基本になります。
② 応答メッセージ(キーワード自動応答)
あらかじめ設定したキーワードに反応して、自動でメッセージを返信するモードです。 「予約」というワードに対して「お電話にてご予約ください:000-000-0000」のように設定できます。
応答モードの変更
アカウントの運用目的に合わせて、チャットや自動応答メッセージなどの応答方法を設定できます。
① 管理画面右上の「設定」→「応答設定」をクリック
② 「応答機能」で「チャット」を選択する

チャットの応答方法として、応答時間や「手動チャット+応答メッセージ」などの設定が可能です。
キーワード応答メッセージの設定
運用に慣れてきたら、よく来る問い合わせにキーワード応答を設定しておくと便利です。

① 管理画面の「応答メッセージ」をクリック
② デフォルトで入っている自動応答メッセージが表示される。変更したい場合はそれをクリックして編集する。新しく作る場合は「作成」をクリック
③ タイトルを入力する(管理用の名前。患者さんには表示されない。20字まで)
④ キーワードを入力する(1キーワードにつき最大30字まで。複数登録可)
⑤ 返信内容を作成して「保存」をクリック
キーワード応答の設定例
「予約」というキーワードに対して、こんな返信が設定できます。
ご予約はこちらからどうぞ。
▼ WEB予約フォーム
https://(予約フォームのURL)
お電話でのご予約はこちら
📞 000-000-0000
(受付時間:平日9:00〜18:00)返信内容はテキストだけでなく、画像やカードタイプのメッセージなどさまざまな形式で作ることができます。
最初はシンプルなテキストで始めて、慣れてきたらいろいろ試してみてください。
歯科医院におすすめの設定
開設直後のシンプルな運用には、チャット(手動返信)が最も安全です。
自動応答は便利ですが、医療に関わる内容を自動で返信することにはリスクがあります。
特に、治療内容や症状に関する質問への自動応答は、誤解を招く可能性があるため慎重にすべきです。
また、チャットで対応する際にも注意点があります。
医療行為にあたる診断・処方はLINE上で行わないことを、院内で徹底してください。
あくまで「来院に向けた一般的な情報提供」にとどめ、詳細な診断はご来院時に、という方針が安全です。
まずは手動返信で運用し、問い合わせの傾向が見えてきてからキーワード自動応答の設定を追加する、という順番が現実的です。
運用ルールを最初から決めておく
応答設定と合わせて、返信のルールを最初に決めておくことが大切です。
決めておきたい項目:
返信は誰が担当するか
何時まで返信するか(例:診療時間内のみ)
即時返信ではないことを患者さんに伝えるか
緊急時は電話に誘導するか
このルールをあいさつメッセージに明記しておくだけで、 患者さんの期待値を適切に管理できます。
「決めずに公開する」のが、最もトラブルになりやすいパターンです。
さいごに
あいさつメッセージと応答設定が完了しました。
この2つを設定しておくだけで、 「友だち追加したけど何も届かない」「返信がいつ来るか分からない」 といった患者さんの不安を大幅に減らせます。
次の記事では、リッチメニューの作り方を解説します。
トーク画面の下部に表示されるメニューを設定することで、 患者さんが「次にどう動けばいいか」を一目で分かるようになります。
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