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自己紹介|ペットも飼えなかった私が、今ここにいる理由


「ありがとう」 を伝えたくて──
 今、私はここにいます。



◇ はじめに──


はじめまして。今こうして、デグーに関する
記事を書いている私ですが、もともとペットとは
まったく縁のない人生を送っていました。


そんな私が、今ではペットに関わる仕事で独立し、NOTEでデグーのことを発信し始めたのには、
ある特別な思いがあるからです。

いつかは書こうと思っていた自己紹介。

自分のことを、ここまでさらけ出す機会は初めて
で、そこには恐さと恥ずかしさがあり、なかなか
書けずにいました。

思いを届けるには正直に、赤裸々に、
そこに何かを感じ取ってくれる人がいると信じて。

「私がNOTEを始めた理由」 について、
素直につづりたいと思います。


◇ 病気と共に過ごした日々──


【小学生時代】
──

私は、物心がついた時から重度の喘息と重度の
アトピーを共に抱えて育ちました。

夜中に喘息の発作で病院に駆け込むことは日常
茶飯事。年に数回は入退院を繰り返し、先生や
看護師さんとは顔馴染み、名前で呼び合うくらい
病院という場所は私にとっての日常でした。

国語辞典のように分厚いカルテ、それを見ながら、子供ながらに「スゴいな…」と思っていたのを覚えています。

身に付いた特技は、大量の錠剤を一気に飲み込めること、どんな注射でも怖がらず余裕で受け入れること。

親はこの先、この子が普通に成長できるのかどうか、それすら心配していたということを、大人に
なってから聞きました。

小学6年の頃、薬を止める決断をし、身体にゴム
を巻いての骨盤矯正のような治療を始めました。
ずっと発作は止まらず数ヶ月経った頃、嵐が去った時のように発作は出なくなっていました。

「マラソンって、喘息じゃなくても苦しいんだ。」

ただ普通に走れる喜びから、
友達と一緒になって笑っていました。



【中学生時代】
──

中学時代はアトピーの治療と向き合い、脱ステロイドにも挑戦。親の心配によるものです。

中ニの後半から中三の半ばまで、約9ヶ月間に及んだ脱ステロイド治療。

膚は爛れ、常に全身包帯で覆った状態。普通に動くことさえ困難、そのため外にも出られない。

もちろん学校に通うことはできませんでした。
学校行事、学業、部活、修学旅行、皆が普通に暮
らしている中、精神と肉体をすり減らし出口の見えない暗闇が続くトンネルの中で、光さえ見えずに
私の時間だけが止まっている。 

あまりの苦しさに、

「もう、いっそのこと殺してほしい…」

そう両親に口にしてしまったことを、
私は今でも鮮明に覚えています。

その後、チャレンジを試みた脱ステロイド治療は断念することとなりました。しかし、あの時両親に口にしてしまったあの言葉だけが、私の中の後悔として、今でも心の奥に残っています。

あの時は、
「なんで自分だけ…」 
そんな思いがありました。

ですが、大人になるにつれ、
「苦しんでいる人はもっと他にも沢山いるんだ…」 

そう思えた時、
自分の小ささに気づくことができました。

こんな私を見放さず、支えてくれた両親、兄弟、
そして、周りにいて支えてくれた友人には、
感謝の言葉しかないんです。



◇ 胸にしまった"ペットと暮らす夢"


三人兄弟、全員アトピー持ちのアレルギー体質。
私に至ってはアトピーと小児喘息、共に重度だったこともあり、我が家では「ペットを飼う…」その選択肢はありませんでした。

小学生の頃、兄と一緒に段ボール箱に捨てられ
た子猫を見つけ、「うちで飼いたい」と必死にお願いしたことがあります。

返ってくる答えもその理由も、全て理解してい
ました。その事実を呑み込むしかないことも。

近所の従姉が犬を飼っていたこともあり、よく遊びに行っていました。そんなこともあり、ペットへの憧れが強かったんだと思います。

私はその後もずっと、「動物と暮らしたい──」
その思いを心のどこかに閉まって生きてきま
した。


◇ アトピー改善、そして叶った“想い”


30代に入り、医療の進歩と補助制度の活用により
アトピーが大幅に改善。

──そして、人生が変わりました。

夢だった「普通の人としての生活
それが現実に、そしてずっと長い間、心に眠らせ
ていた"あの想い"が顔を出したんです。

──「ペットと暮らしたい…」


そして出会ったのが、デグーの「ピコ 」でした。
デグーはエキゾチックアニマル、知らない方も多いのではないでしょうか。

出会いは2017年、手のひらサイズのその子は、
何気ない私の日常に、あたたかい光のような幸せ
を与えてくれました。

小さな体で元気いっぱいに走り回り、私に寄り添い心を開いてくれる──。

「おはよう」から「おやすみ」まで、
毎日顔を合わせては、挨拶し会話を交わす存在。

ピコは、小さくも“家族”そのものでした。


◇ 「あったらいいのに…」から始まった


デグーとの生活は、幸せと同時にそのグッズの
少なさという暮しの不便さも教えてくれました。

デグーは "エキゾチックアニマル"

小動物という大きなカテゴリーの中からデグーに合うモノを探します。ハムスターやウサギ、小鳥用に設計されたものは沢山ありますが、デグー用に設計された物はほとんどありません。

規格が合わない⇒ DIYが当たり前

デグーを飼っている人は、必要なモノを自作するなど、自身の工夫と努力によってペットとの暮らしが成り立っています。

デグーのことを理解し、
デグーの為につくられたアイテム。

──それが無いんです。
ネットの海をいくら探しても、私が理想とする
物に辿り着くことはありませんでした。


エキゾチックアニマル、だから仕方ない…

  「もっとココがこうなっていればな…」
「自分だったら、こう作るのに…」

当時の私は、ため息混じりに漠然と不満と諦めの
気持ちを抱えているだけ。

今振り返ると、その時に感じたその思いこそが、
新たなスタートを切るキッカケだったんです。


◇ 独立したい思い──


【社会に出て】

大学を卒業後、営業や接客サービス、運送業などいくつかの仕事を経験しました。

ですが、どれも「一生続けたい…」
そんな風に思える仕事ではありませんでした。

「人生このまま終わっていくのか…」という
思いから、初めて独立を意識、働きながら
独学でビジネスの勉強をする日々を送りました。



◇ つくりたいもの "その原点" 


当時、私はデグーとの暮らしの中で不便を感じた
ことに対し、「──仕方のないこと」 と、
その時は何も考えずに、ただ諦めていました。

「必要とする人がいる」
だからこそ、「それを作る人がいる」 

──そこに価値が生まれる。

独立を考えた時、
「こんなにも近くに不便があったんだな」
と、改めて気づかされました。

ペットにはペットそれぞれの悩みがあります。

デグーのことを理解し、
デグーの為だけにつくられたもの。

──それをいつか世に届ける。


独立を考えた時、私の中に最初にあった想いです。「いつかはやれたらいいな…」 でも、それは今じゃない、そう心の隅に仕舞っていました。

デグーの為のグッズづくり、
この時からすでに、そんな思いがあったんです。


◇ 独立と不安…。 そして今──


会社員時代、私は一人の起業家と出逢いました。働きながらビジネスを学び、アイデアを練る毎日。「始めたい…」 「でも、自分にできるのか…?」
そんな不安がありました。それは今でも変わりません。


そんなある日、
その人から言われた言葉があります。


 「 準備が整う日、それは一生やってこない」
 「 考えているだけでは、何も変わらない
──


その言葉が私の背中を押してくれました。

私はビジネスを基礎から深く学び、その後ドッグウェア関連の事業を立ち上げました。

事業はほんの少しではありますが形にはなってきました。ですが、目標にはまだ程遠い。


私は、まだまだ挑戦の途中です。



◇ noteを始めた理由


思いをカタチに──

──2024年12月14日。

デグーのピコは7年間生きたのち、
静かに旅立ちました。

私の記事を初期から読んでくださっている方には驚かせてしまう事実かもしれません。

そう、ぴっちゃんは、
もうこの世にはいないんです……。


7年間、私の側に居てくれました。
──毎日ふれあい、挨拶を交わす存在。

最後の日、手の中で抱きしめながら、
涙が止まらずに 「大人になっても、こんなに泣くことあるんだな…」 って

心の底からそう思いました。

──そのままずっと置かれた空っぽのケージ。

いつも私を出迎えてくれる、所定の位置。
そこに、いつものようにちょこんと座っては、
こちらを見つめているような、

そんな幻をしばらく見続けていました。

──でも、そこにはもう居ないんです。

こんなダメな私を、
隣でずっと見続けてくれた存在──。

ぴっちゃんを失ったあの日から、
しばらく、心が追い付きませんでした。

その後数ヶ月が経過し、心が落ち着いた時、
あの子に対し、何かの形で “ありがとう” を伝えたくなったんです。

これまで、後回しにしていた、
そわな心の奥底にあった "もう一つの思い"。

私の中にあった “原点”


──ぴっちん、君がくれたんだよ。

君がこの世に生きた証を、私が形にする──。」

それが、私がこのNOTEを始めた理由です。

これまで、少しずつではありますが記事を書き、
私の記事を読んでくださっている皆さんへ、

ピコに代わって、私から
『ありがとう』の言葉を贈らせてください。


◇ NOTEで伝えたいこと──


──誰のために書くのか

その答えはただ一つ。

それは、"7年前の私に向けて"──。
デグーのことを知りたくて、でも何もわからな
くて、一つ一つ調べて勉強しました。

そんな私と同じように、
いま、デグーのことで悩んでいる人に向けて、
──ピコと過ごした経験を記事を届けたい

私が書く記事テーマは 「3つ 」 

1. デグーの魅力を知ることで、これまでにない
幸せを感じて貰う、そんなキッカケとなる記事

2. デグー初心者さんに寄り添った、
暮らしの悩み解決 &おすすめのグッズ紹介

3. デグーと過ごした経験による、
デグーの為の商品開発 &その舞台裏ストーリー

・「これからデグーを飼いたい」
・「デグーを飼って悩んでいる」
・「理想のデグー用品が見つからない」


──そんな人に向けて、

私とぴっちゃんで積み重ねた7年間の経験を、
これから必要とする誰かのために残したい。

これが私の選んだ 「ありがとう」 のカタチです。


◇ 最後に──


デグーとの出逢い、独立へ。

幸せだけでなく、私にチャンスと勇気を与えてくれた存在。そして近い将来、もう一度デグーと暮らしたい、そんな気持ちにもなれました。

その時は、またご報告させていただきます。

デグー飼育で悩んでいる人にとって、
私の記事がほんの少しでも心の拠りどころになれたなら、それだけで嬉しいです。

夢への挑戦はまだ途中。
毎日が手探りで不安なことばかり、
これから失敗することもあるでしょう。

──それでも、やらずにはいられない。

ぴっちゃん、
あの子への「ありがとう」 を終わらせないために、
これからも続けます。



そして最後に、

「デグー界を変える」その第一歩として、
私が最初にどうしても作りたかったもの。

それが 「しあわせの床板」です。

開発に至るまでの想いを一つの記事に綴りました。 こちらも読んでいただけたら嬉しいです。

以上

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