私がペットにデグーを選んだ理由|君に出会えて…
懐く小動物がいい…
──なら、デグーが最強かも。
実際、まだよく知らないという人も多いでしょう。
でも、怒って甘えて、家に帰ればお出迎え、
そんな手の平サイズの小動物、
──その名は 「デグー」。
今回ご紹介するのは、家族の心を優しく包み、
しあわせを与えてくれる。私と7年間共に暮らした
小動物 「デグー」というペットのお話です。
その小さな体には、
驚く程たくさんの魅力が詰まっています。
◇ はじめに──
─はじめてのペット探しの旅 ─
当時、「癒しが欲しい…」
そんなありきたりな思いから始まった、
私の初めてのペット探し。
─ 私の中の条件は2つ ─
1、アパートでも飼いやすいペット
2、懐く小動物
ペットにも数多くの選択肢がある中、
私の条件に当てはまる動物を調べ、絞って絞って
ようやく辿り着いた動物、それが "デグー"でした。
調べれば調べる程その魅力に引き込まれていき、
気づいた時にはもう飼うことを決めていたんです。
この記事では、私が家族にデグーを選んだ理由と
その魅力について、7年間共に暮らした実体験を
交えながらたっぷり語っていこうと思います。


◇ 懐くペット、それが 『デグー』
─もしも、こんな小さな犬がいたなら─
サイズの大きいペットは難しい。
何せ私はアパート暮し、そこで最初に考えたのが
ハムスターやハリネズミでした。
ハムスターもハリネズミも可愛くて癒される、
「そう言えば、あの子達って懐くのかな?」
その点は少し曖昧なイメージ。
詳しく調べてみると、「懐く」という程のレベルではなく、「慣れる」 といった言葉の方がしっくりくる。そんなイメージだということがわかりました。
いわゆる可愛らしい姿を眺め、触れあいの中で癒される、どちらかと言えば「観賞用の癒し系ペット」といった立ち位置。
私がペットを選ぶ上で一番重要視していたのが、
──"飼ってる感" です。
ここで言うそれは、「ただ眺めていて癒される」
ではなく、犬や猫のようにある飼い主を理解し、
"意思の疎通もはかれる" そんなペット。
『そんな小動物、この世にいるのだろうか?』
そこで、目に止まったのが 「デグー」でした。
デグーはというと、手の平サイズの小さな身体で
人間に置き換えると "3歳児と同等の知能" があると言われています。
実際に飼ってみてわかったこと、
デグーは本当に賢い。
自分の名前を理解し、人の顔も識別する。
手を叩いて名前を呼べば駆け寄ってくる。
手や膝の上でマッサージを受けながら甘える。
──小動物でありながらも「懐く」。
その愛くるしさは、まるで手のひらサイズの
"小さな犬"のよう。それが私にはピッタリでした。

◇ 芸を覚える程に賢い
─自分で考え、見て覚えて実行する─
デグーはただ懐くだけではなないんです。
それは知能が高いからこそ。学習させれば、
「名前呼び」や「肩登り」、「おまわり」に「手くぐり」 など、覚える芸は数知れず。
もちろん個体により差はあります。
ですが、じっくりと信頼関係をつくっていけば、
努力とチャレンジ次第で、ビックリするくらい色んなことを吸収します。
『 コレやったらオヤツが貰えるんでしょ? 』
と、しっかりと理解しているんです 笑。
ですが、賢いからこそイタズラもハイレベル…。
一緒に暮らせば飼い主を困らせることも沢山します。でも、その表情と仕草が可愛くて憎めないん
ですよね。
たとえイタズラをしても、怒るのはほんの一瞬。
その愛くるしい表情に負けて、結局のところ
最後は私の方が笑顔に 笑。
▼ ぴっちゃんの芸をちょっとだけ披露──
◇ 昼行性で生活リズムが合う
─小動物界では珍しい─
夜行性の子が多い小動物界、
ですが、"デグーは昼行性”。
つまり、私たち人間と生活リズムが合うんです。
小動物界ではとても珍しいタイプ。
朝起きて、昼間に遊んで、夜は一緒に床につく。
ですので、
「昼間は寝ていて遊べない」
「夜中は賑やかで眠れない」
なんてこともほぼありません。
もっと言うと、デグーは構ってちゃんの寂しがりや。故に、飼い主の生活リズムに合わせてくれる
傾向があります。
例えば、
・飼い主が夜行性ならデグーも夜行性に
・飼い主が早起きならデグーも早起きに
──そんなイメージ。
実際は単頭飼いか、多頭飼いか、
飼育者の生活環境によるところも大きいです。
私の場合、デグーとの二人暮し (単頭飼い)。
私が起きればデグーも起きる。
私が寝ればデグーも一緒に床につく。
『あれ、もう寝るの?』
『じゃあ、つまらないからボクも寝るでち💤』
こんな具合です 笑
我が家のデグーの場合、寝ている姿を見かけることの方が少ないくらい。
「わっ、かわいい寝姿が撮れそう!」
と、急いでカメラを向けた瞬間にはもう起きている…(泣)。そんなことは日常茶飯事です 笑。
ツンデレなところもありますが、
根っこの部分は "寂しがり屋の構ってちゃん"。
『遊んで貰える!だから寝てたらもったいない!』
そう思っているんでしょう 笑。
家族複数人で暮らしている場合、それぞれの生活
リズムが混ざってしまうため、夜はケージに被せ物をするなどして、生活リズムをある程度一定に保ってあげるよう気配りも必要になります。

◇ 感情が見える、聞こえる
─まるで、対話をしているかのよう─
たとえば、犬を思い浮かべてみてください。
──怒ったとき、淋しいとき、怖いとき、
そして嬉しいときや楽しいとき。
鳴き声と仕草で、"自分の感情" をある程度表現してくれますよね。
そんな風に "感情を伝えてくれる動物"
他にパッと思い浮かぶでしょうか…?
私には、それほど多くは思い浮かびません。
インコやイルカ、お猿さんなど、
どれも知能が高い動物ばかりです。
そして、デグーと暮らしてから私が 「一番スゴイ」
と感じたことは、頭の良さでも、芸ができることで
もありません。
デグーの本当の魅力は、
「感情を表現してくれる動物」
だということです。
この子たちは、
「嬉しい」「イヤだ」「甘えたい」「楽しい」
その時の気持ちや感情を、鳴き声と仕草でちゃんと伝えてくれます。
デグー飼育者さんならきっとわかる。
こんなに小さな動物が何か気持ちを伝えようとしてくれている。だから自然と話しかけてしまう。
まるで、言葉を覚え始めた2歳児の子供のように、ぎこちなく短い言葉のやりとりの中で会話を楽しむ。そんなイメージ。
──"何故それを可能にするのか?"
それは、知能や仕草だけではない、
"デグーの鳴き声" に秘密が隠されています。
◇ 七色の鳴き声
─まるで、小鳥のさえずり─
デグーは 「アンデスの歌うネズミ」
そんな風にも呼ばれているんです。
喜んでいるとき、甘えたいとき、警戒しているとき、怒ってるとき、ビックリしたとき、
その鳴き声のパターンは "10種類以上" 。
そのパターンはいまだに正確には把握できていない訳ですが、デグー発する声色は、その時々の気分によってそれぞれ全く異なります。
たとえば、嬉しい時はというと、
『ピルピル、ピルピル…』
それはまるで、小鳥のさえずり。
警戒している時は、
『キーッ、キーッ!』
など、全く別の声を出すんです。
デグー飼育歴が長い方であれば、きっとデグーが
今どんな気持ちなのか、鳴き声だけで判断できる
と思います。一緒に暮らしているうちに、段々と
“デグー語”がわかるようになってくる 笑。
そのバリエーション豊富な鳴き声にプラスして、
可愛い仕草も加わることで、デグーの感情を更に
知ることができます。
"まるで会話をしている気になれる"──
と表現したのも、この多彩な鳴き声による感情表現があってこそという訳です。
では、気になる "鳴き声の大きさは?" というと、
基本的には控えめで、お隣さんに迷惑を掛ける程の大きな声は殆ど聞いたことがありません。
これもアパート暮らしの方におすすめできる理由の一つにあげられます。

◇ デグーは完全草食
ハリネズミを飼おうと思って調べていた時、
エサに虫(ミルワーム)が必要だと知り、
虫が苦手な私は、「うーん…」ってなりました 笑。
そこで、良いと感じたのがデグーです。
──完全草食の安心感──
主食 → チモシー(牧草)
栄養補給 → ペレット
おやつ → 乾燥野菜でOK。
私みたいに虫が苦手な人でもデグーであれば
安心です。完全草食というのは、ハムスターのように穀物や果物でさえ与えない、草中心の生活。
ただ、一つ注意が必要なのが牧草アレルギー。
チモシー(牧草)は稲科の植物なので、アレルギー体質の人は注意が必要です。

◇ 完全草食=臭いが少ない
「小動物 = 臭う」と思ってる人も多いと思います。しかし、モルモットやハムスター等の雑食動物とは違い、デグーは"完全草食"。
そのため、体からの臭いはほぼ無臭です。
飼い主はデグーを抱っこしたら、こぞって鼻を背中にうずめます。通称『デグ吸い』笑。
そのくらい体臭も少ないということですね。
臭いの点において、一つだけ注意すべきは
「おしっこ」です。
おしっこだけは、乾くとそこそこ臭うので、
こまめに掃除してあげる必要があります。

◇ 手のひらサイズの可愛さ
体長は、15〜20cm前後、
成長後の体重は、約250g~300g前後。
ちょこんと丸まって座っている時は、
まさに“手乗りサイズ”。ゴールデンハムスターよりも一回り大きいくらいのイメージでしょうか。
大き過ぎず小さ過ぎず、
私の中での丁度良いサイズ感。
その小さな体で、膝の上でくつろぐ姿が
なんとも可愛らしい。そして、小さくても
「怒ったり」、「甘えたり」と感情をしっかり
見せてくれます。
◇ 小動物でも寿命が長い
🔸 ハムスター 2~3年
🔸 モルモット 5〜10年
🔸 「デグー」 6~9年
🔸 チンチラ 10年~15年
🔸 ウサギ 5~10年
このサイズの小動物で、これだけ長く生きられる。これって、結構スゴイことなんですよね。
「家族として長く一緒に過ごしたい…」
そう思っている人にはぴったりです。

◇ 注意するポイント
1、とにかく齧る
壁・床・家具・コード、なんでも齧ります。
むしろ齧ることがお仕事でもあり生き甲斐。
部屋んぽ(部屋の中で散歩)させるなら、
自己責任でお願いします 笑 。
私のアパートでは扉の角が少しずつ削れていき
ました(泣)。ガードを設置する等の工夫が必要
です。
2、トイレを覚えない
糞は可愛いもんです。
コロコロしていて米粒を黒くしたイメージ。
臭いは無く、出た瞬間からすでに乾いているため、片付けも簡単です。むしろすぐに手にとって
健康チェックをするのが毎日の日課。
───ただし、問題なのがオシッコです。
ケージ内では隅っこなど、ある程度決まった場所
にしているようにも見受けられますが、基本的に
デグーのオシッコはマーキングの要素もあるため
本能のままにあらゆる場所にします。
そこで、当時私が心配していたこととして、
一緒に遊んでいる時など、
『手の上や膝の上でオシッコされるのでは?』
そんな心配もしていました。
これまでの私の経験上、抱っこ中や膝の上など、
『一緒に遊んでいる時にオシッコをかけられる』
そんなことは今までに一度もありません。
ちゃんと空気を読んで場をわきまえている感じ、
不思議ですよね。
ちなみに飼い主のことが大好きすぎると、
逆に 「嬉ション」 をされることはあるようです。
これは愛情の裏返しということで 笑。

3、温度・湿度管理が重要
デグーは暑さにも寒さにもとても弱い動物です。
・ 最適温度:20〜25℃
・ 湿度:50%前後
夏も冬も基本的に "エアコンは必須" です。
結果的に、飼い主も24h快適な部屋で暮らせる
という点で考えると、"ある意味メリットでもある"
ということにしておきましょう 笑。
4、動物病院探しが難しい
犬猫ほどメジャーではないため、
「デグーが診れます」と明言している動物病院
を探す必要があります。
昔に比べれば増えてきているとは思いますが、
小動物が診れるといった病院でもデグーは診て
貰えない、といったケースも少なくないので、
飼う前に事前に電話で問い合わせしておくこと
が重要です。

◇ 最後に──
あらためて特徴を並べてみると、デグーって本当にバランスの良いペットだなと思わされました。
でも、それだけじゃなくて、
「家に帰ればお出迎え」
「名前呼べば駆け寄ってくる」
毎日交わす会話、その何気ないやりとりが、
じんわり心に染みるんです。
イギリスには、こんな有名な詩があります。
「子供が生まれたら犬を飼え──」
これは、日本でいう"ことわざ"のようなもの。
幼児期には、犬が赤ちゃんを守り、
幼少期には、犬が良き遊び相手に、
少年期には、犬が良き理解者に、
そして青年期、犬は自らの死をもって命の尊さを
教えると言われています。
「犬や猫は飼えない、でも、小動物なら…」
そう考えるご家庭や、
──「ペットを飼いたい…」
いま、そんな風に悩んでいるあなたに、
私ならデグーをおすすめします。

◇ 最後に…
私の大好きなぴっちゃん。
初めて飼ったペットぴっちゃん、
──この子はもうこの世に居ません…。
私は、この子に毎日癒され、
数えきれない程の笑顔と、かけがえのない沢山の
しあわせとい時間を貰いました。
──7年間、側にいてくれてありがとう。
君に出会えて…
──とっても幸せだったよ。

「これからデグーをお迎えしたい。」
そう思っているあなたへ、
私は7年間この子と暮らし、不安と悩みを抱えながらも学んできました。
このnoteでは、デグー飼育で悩んでいる人がつまずかないよう、私の経験のすべてを伝えていこうと思っています。
「どうすればいいんだろう…」
そう悩んだその時は、“でぐるく”を思い出してもらえたら嬉しいです。
もしこの記事に少しでも共感してもらえたなら、
同じように悩んでいる人に届くよう、
♥️で教えてもらえたら励みになります。
以上
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お立ち台ポコタ
— でぐるく デグーお役立ち情報発信 (@degu_ruku) March 27, 2026
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