デグー|"ベタなれ"はお迎え時で決まる?懐きやすい個体の特徴と選び方
性格はなかなか変えられない
──だから、まずは観察から
これからデグーをお迎えしようと準備をしている、そんなデグー初心者さんへ。SNSで可愛い
デグーの動画を観て、
「ベタなれデグーになって欲しい。」
そんな風に憧れるのも当然ですよね。
ですが、実際のデグーはというと、
性別・性格・飼育環境などなど、どの程度懐いてくれるかはその子によりマチマチ。
お迎え前、お店でしっかり様子を観察することで、その子がどんな性格なのか、ある程度予測することは可能です。
今回は、お迎え前に知っておきたい
"個体選びのポイント"を、デグー歴7年の経験とその後に得た知識をもとに詳しく解説します。

◇ はじめに──
『ベタなれデグーになって欲しい…』
初めてデグーをペットに迎えなら、自然と涌き出てくる感情ですよね。
──私もそのひとりでした。
でも、『超ベタなれ』に育って欲しいなら
実はお迎え前にもう勝負は決まっているかも
しれないんです。
「え?育て方や環境じゃなくて?」
「個体によって、懐かないってこと?」
と思った方は、
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
◇ そもそも「ベタなれ」とは?
まずは、「ベタなれって実際どういうこと?」
という疑問にお答えします。
懐き方には段階があると考えています。
ここでは、わかりやすいよう私なりに
デグーベタなれ度 Lv1~ Lv6 と段階別に分けてみましたので、こちらをご覧ください。
【Lv.1】お迎え警戒MAX期:
・ケージの隅で固まる
・近づくと逃げる「キッキッ」と警戒鳴き
・動きがカクついている
【Lv.2】お迎えちょい慣れ警戒期:
・まだ少し警戒している
・近づくとケージ越しには寄ってくる
・ケージ手渡しでオヤツなど食べてくれる
・手渡しオヤツは基本的にお持ち帰り
【Lv.3】ちょい慣れ期:
・手には乗らない(手に掛けるのは前足のみ)
・ケージに寄れば構ってアピールはする
・顎下や腕まわりのマッサージはさせてくれる
・背中や首後ろを触ろうとすると逃げる
・オヤツは持ち帰って食べる
【Lv.4】普通なれ期:
・オヤツで誘導すれば手に乗る
・手の上でオヤツを食べ続ける(持ち帰らない)
・オヤツ+呼び掛けで駆け寄ってくる
・首周り、背中、お腹のマッサージも受け入れる
※ そろそろ芸の教え込みもスタートできる時期
【Lv.5】ベタなれ期:
・呼び掛けだけで駆け寄ってくる (オヤツなし)
・オヤツが無くても手に乗ってくる
・抱っこ中も手の上で落ち着いている
・手の上でマッサージも受け入れる
・背面抱っこ(保定)しても暴れない
※ もう教え込めば色んな芸を覚える──
【Lv.6】超ベタなれMAX期:
・手の中や膝の上で寝てしまう
・完全に安心、飼い主を信頼しきっている
・目の前でお腹を出して仰向けで寝る
※ 野生では考えられない仕草を披露──
──いかがですか?
個体の性格によって多少のバラつきもあると思いますが、私としては "Lv4~Lv5" でも十分ベタなれの状態だと思っています。
これは私の肌感ですが、慣れのスピードは違えど
時間を掛けてコミュニケーションを間違えなければ、大体の個体はこのレベルまではいくのでは?
と思っています。
そして一つ言えることとして、
例えその子が "超ベタなれ個体" でなくとも、この頃にはきっとデグー愛にどっぷり包まれていることでしょう 笑。
デグー慣れしている飼い主さんならわかると思うのですが、実際問題【Lv.6 超ベタなれMAX】になる子なんてほとんど居ないのが現実です。
ですが、今回はあくまで【Lv.6超ベタなれMAX】
の可能性を視野に入れるなら、といったテーマ。
超ベタなれの可能性を残すのであれば、
それは “個体選びと飼育環境で決まってしまう”
と、私は考えています。
これはあくまで可能性の話ですが、これまで色んな飼い主さんのエピソードを見てきた中で私が感じたことでもあります。
◇ ゴールを知ってスタートを切る
まずは、あなたがどんなデグーライフを送りたいか、それを具体的に思い描いてみてください。
現実的に考えて、毎日のスキンシップをどれだけ
取れるのか。例えば、構ってちゃんな性格だけど
なかなか構ってあげられない。
結果、デグーに淋しい思いをさせてしまう…
といったケースもよくあます。
"あなたの目指す未来と現実" にギャップはないか?
ただやみくもに 「この子かわいい!」 「絶対にオスがいい!」 など、単純な判断基準で選んでしまうのは、あまりオススメはできません。
◇ デグーの♂と♀、どちらを選ぶ?
♂♀どちらの性別にもメリットとデメリットがあります。これはあくまで傾向ですが、私の経験や他の飼い主さんの話を踏まえて考察すると、
【オスの特徴】
🔸警戒心はやや薄め
🔸何事にも興味津々
🔸度胸が座っていてヤンチャ
🔸ベタなれまでが早いことも
🔸超ベタなれの可能性も秘めている
その分、構ってちゃんで手が掛かることも…。
夜鳴きや呼び鳴きなどなど。また、多頭飼いがしづらい (縄張り意識で相性が合わないことも多い)
【メスの特徴】
🔸本能的に最低限の警戒心は持っている
🔸落ち着いていて手が掛かりづらい
🔸時間を掛けてじっくり信頼関係を築いていく
🔸程よく懐き、手も掛からないバランス型
🔸多頭飼い「メス同士の同居」は比較的させやすい
その分、L.6超ベタなれにはならない可能性も。
ちなみに、我が家の先代ぴっちゃん♀はというと、この中でいうなら 「Lv5 ベタなれ」 です 。
手や膝の上で寝ることはもちろん、そもそも仰向けになって寝ている姿も見たことはありません 笑。ご機嫌時の 「ピルピル鳴き」 もほとんど聞くことはありませんでした。
それでも、ケージにいる時は大人しく、抱っこの
時も落ち着いていてとても穏やか、構って鳴きを
することもなく、芸だって出来ちゃうお利口さん。
イメージで言うなら、手の掛からないしっかり者のお姉さんといった感じでした。
◇ 「超ベタなれ」をゴールにしたいなら
今回は、『超ベタなれ』にスポットを当てているので、それに伴いデグーのお迎え時に行うべき
"8つ" のポイントを紹介します。
◾個体と飼育環境──
1. 単頭飼いにする
2. 性別はオスを選ぶ
3. 生後2~4ヶ月の幼児個体を選ぶ
◾お店で観察するポイント──
4. ケージに近寄ると駆け寄ってくる
5. 元気で活発、ヤンチャそうな子を選ぶ
6. 店員さんに懐いている様子がある
7. 実際に触れあってみてリアクションをみる
◾お迎え後──
8. お迎え後、正しいスキンシップをとる
◇ なぜ、単頭飼い??
◾単頭飼い:
⇒ 飼い主との関係が深まりやすい。
飼い主が唯一の仲間であり家族という存在。
◾多頭飼い:
⇒ デグー同士のコミュニケーションで満足。
その分人間への興味が薄くなることも。
もちろん、多頭飼いだと"ベタなれにならない" というわけではないのですが、「L.6超ベタなれ」を目指すなら、最初からオスの単頭飼いにするのが近道かもしれません。
◇ 年齢とお迎えタイミングも大事
"生後2か月くらい" の幼児の子は、そもそも人間に対する恐怖心や警戒心が薄いため、早めに信頼関係を築きやすい傾向があります。
また、お迎え当日、そして、お迎え直後の1週間が私の考える"超重要期間"です。
たとえ少し嫌われてしまったとしても長い目でみれば挽回は可能ですが、この期間中になるべく早く安心させ恐怖心を取り除いてあげることで、より最短で信頼関係を築くことができると考えています。
◇ お迎え前後にやるべき大切なこと
お迎え初日からの1週間はとても重要な期間です。ショップでは元気だっ子も、環境が変わることでシュンとケージの中で固まって警戒してしまうケースも多いんですよね。
ここで考えることはただ一つ、安心させること。
もし、ここで接し方を間違えてしまうと
『ベタなれへの道』は遠回りになってしまうおそれもあるので、失敗例が気になる方は
▼ こちらの記事に目を通してみてください
─お迎え時、やってしまいがちな失敗談─

◇ まとめ──
1. 「目指すゴール」 にって選ぶ子は変わる
2 自身の生活環境を考え、目指すべきゴールを
明確にする
3. 「超ベタなれ」 を目指すならオスの単頭飼い、元気で活発な子を
4. お店での事前チェック、
しっかり個体を観察&ふれあいの体験を
5. お迎え前、お迎え当日、お迎え直後の1週間。
正しく接することがベタなれへの近道
可愛いデグーのベタなれを目指す旅は、お迎え前の準備の段階からもう始まっています。あなたと愛デグーが共に暮らす未来が、最高のしあわせになりますように。
「notoでぐるく」では、デグー飼育に悩める初心者さんに向けたお役立ち情報を発信しています。
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