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Ⅳ.資産運用をなぜ始めたのか?(大学での講義Part4)「増配」株投資 年1,075万円もらう資産3.7億円の投資家が教える!

大学での講義の前回の続きです。
今回も4.まだ道半ば、学習、学習、学習、、、です。

前回、「日経平均10万円時代が来る!」と「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」の2冊を取り上げました。

今回は、1冊を取り上げます。


「増配」株投資 年1,075万円もらう資産3.7億円の投資家が教える!

この本は2025年1月に出版された最近の本で、
高配当株に飛びつくのは甘い!」ということを教えてくれます。

著者は、京大卒業後に総合商社に入社して、30歳で脱サラをして企業をした「ヘム」です。

ペンネームで怪しいと思ったところ、中身は充実した内容でした。

ヘムの投資手法は「安全域が大きく再現性が高い」以下です。

①企業の価値をしっかり分析して、その価値より安く売られている株を買う
②長期にわたり増配期待が大きい株を買う
③下落相場や暴落というバーゲンセールで計画的に株を買い向かう

これなら、誰でもできそうです!!!

私にとって、この本を読んではじめて学んだことはです。

増配期待の株とは何か?

私は、配当利回りを見て、高いか低いかで配当を判断していました。

たとえば、以下のNTT(日本電信電話)と丸紅は、丸紅の方が3.59%と配当が高いです。この本を読む前の私は、そこまでで終わっていました。

しかし、「配当性向」が重要なのです。

NTTは配当性向が、43.5%になっています。
丸紅は配当性向が、31.4%になっています。

配当性向は、全体の利益からどのくらいを配当に回すかの割合です!!!

丸紅の配当性向は31.4%なので、これが40%、50%と今後、上がれば、配当が増える可能性があります。

しかし、下の図の右のケースで、配当性向が90%だと、もうこれ以上配当を増やすことができません。

たとえば、ソフトバンクは配当性向が78.3%とかなり高くなっています。
今後、ソフトバンクが成長しない限りは、配当利回りは増える余地がないということです。


小型株を狙え!

また、他に参考になったのは、小型株を狙え!ということです。
大型株は、東証プライム上場の名が知れた企業ばかりです。
三菱商事、トヨタ、ソニー、三井フィナンシャルグループなどの大型株は株式市場で11%の社数しかありません。

ちなみに日本企業で時価総額が1,000億ドルを超えるのは、トヨタ自動車、三菱UFJFG、ソニーグループ、リクルートHD、日立製作所、ファーストリテーリング、キーエンスの7社のみです。

そして、世界のファンドなどの機関投資家は、巨額の運用資金を扱っているため、これらの大型株しか手が出せません。

1日の売買数量が少ない小型株には、そもそも手が出せないのです。

小型株、中型株(東証スタンダード)→大型株(東証プライム)と成長していくと、株の売買数量が大きくなります。

そこで、初心者は、小型株にも手を出してみると面白いようです。
小型株は、倒産リスクが高いイメージもありますが、著者のヘムは「地味・業績安定・財務健全・割安」の小型株のみを投資対象にしているようです。



暴落への買い向かい戦略

4月2日にトランプ関税が発表されてから、一気にアメリカのS&Pも日経平均も暴落しました。その後、徐々に回復し、5月12日に米中の貿易取引が宣言され株価が上昇しています。

この本の暴落への買い向かい戦略は、説得力があります。

暴落を乗り切るのに必要なのは準備60%、胆力40%」と書かれています。

ヘムの暴落対策は、以下です。

1.日経平均が直近高値から10%下落した段階で暴落時待機資金の投入開始。

2.日経平均PBR0.8を底にして10分割で投入(李マンショックやコロナショック時の経験則から0.8)

これだけです♪

やはり、暴落時に立ち向かうにはある程度キャッシュ(現金)を銀行口座に置いておくことが必要です。

実は、私は5月13日、14日に割安になった株式を購入しています。

しかし、キャッシュが無かったため、ほんのわずかしか購入できませんでした( ゚Д゚) 

この本を早く読んで、実践しておけば良かったと後悔しています。

私は、次回の暴落がきた時に、ヘムの暴落対策を真似できるように、いまからキャッシュをある程度、準備しておきます!!!

備えあれば憂いなし」です。


次回の暴落はいつなのか?

次回の暴落予想は様々です。現時点では、2025年中にもう1度起きると予想している人が多いです。

予想は、多くの人が実現すると実現してしまうという、自己実現効果があるので、怖いですね。

2025年の暴落に備えていた1人に澤上氏がいます。


澤上氏は、2024年9月7日に「大波乱相場、お金はこうして守れ」を出版していて、今回の大暴落前に、キャッシュポジションを12%→15%に増やしていました。いまでは、20%に増やしています。

私は、澤上氏の著書には以前から目を通していましたが、1年前は、

「こんな登り調子のなかで、警告するなんて、オオカミ少年か!」

と思っていました。以下のグラフの通り、去年から今年の2月まではアメリカの株も日本の株も上昇していました!

澤上氏は、この登り調子の時に、株を売って現金比率を増やしていました。
市場が躍っている最中に次の対策をしている人は、次も勝てるのです♪


長くなりましたので、

次回、澤上氏の書籍と予想を紹介します。

私は、今のところ損をしていますが、損すると真剣に学ぶので、楽しくて楽しくて仕方がないです。

私が、就職活動をしているとき、とある商社が、

「もがき楽しめ!」

という標語を掲げていました。

いまだに、好きな標語の1つです。素敵な言葉です。

お読みいただきありがとうございます。

それでは、次回は、5.今後のたのしみ、です。


また、次回にお楽しみください。


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