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【操縦席を、心に返そう】

「最近、ちゃんと息を吸えていますか?」



もし今、あなたが何だか分からない息苦しさや、原因のない疲れに押しつぶされそうになっているなら、少しだけその足を止めて、この言葉に耳を傾けてみてほしいのです。


私たちはいつからか、自分の体を「コントロールすべきロボット」のように扱いすぎてはいないでしょうか。

明日のために、これを食べなきゃいけない」
「健康のために、何時に寝て、何千歩歩かなきゃいけない」


毎日を規則正しく、完璧に管理しようと必死になる。


それはとても素晴らしい努力です。


けれど、皮肉なことに、そうやって食事や生活習慣に神経質になればなるほど、私たちの心はすり減り、体はかえって悲鳴を上げたりします。


どれだけ完璧な計画を立てて努力を重ねても、人は突然倒れてしまうこともあるし、老いという逆らえない流れは、誰のもとにも等しくやってきます。

ここで、少し不思議な話をさせてください。

哲学の世界では、古くから「心と体、どちらが主人か」という問いが繰り返されてきました。


あなたが今、何気なくスマホを持っているその手。それは、本当に「手が勝手に動いた」のでしょうか?


違いますよね。
あなたの心の中で「読もう」「動かそう」という静かな命令が、一瞬の火花のように走ったからこそ、肉体がそれに応えたはずです。


では、意思のない人を立たせようとしたらどうなるでしょう。


どれだけ周りが力尽くで引き上げようとしても、本人の「立ちたい」という心がそこになければ、人間を立たせることは驚くほど困難です。


相手の意思に反して何かをさせることは、この世界で一番難しいことです。


つまり、人間がするすべての行動は、まず「心」という名の指揮官がタクトを振ることから始まっているのです。


それなのに私たちは、指揮官である心を置き去りにしたまま、楽器である「体」の調律ばかりを気にして、イライラと神経を尖らせています。


これでは、良い音色が響くはずがありません。

『心を洗うと、体が生きてきます』


かつて誰かが言ったこの言葉は、真実です。


心が健やかになれば、私たちが抱える人生の問題のほとんどは、驚くほど自然に解決してしまいます。


「好きこそ物の上手なれ」という美しい言葉があります。


人は、心から好きなことをしているとき、どれだけ時間を忘れても疲れることがありません。


反対に、どんなに体に良いと言われることでも、心が「嫌いだ」と拒絶しているものは、決して長続きしないのです。


もし今、あなたが人生の迷路の中で、心と体のバランスを崩して泣きそうになっているなら、一度、自分の心から離れて、上空から自分をそっと見下ろしてみてください。


「ああ、私は今、こんなに一生懸命に生きようと、もがいているんだな」と、主観の泥沼から一歩引いて、客観的に自分を観察してあげるのです。


あなたのこれまでの「活動の積み重ね」こそが、今のあなたを作っています。


苦しかった日も、悲しかった夜も、あなたが心を痛めながらも歩みを止めなかったから、今のあなたがいる。


それだけで、あなたはもう、十分に合格点なんです。
完璧な体調管理なんてできなくていい。


体をコントロールしようとするのを、一度手放してみませんか。


食事の数字に怯えるのをやめて、「美味しいね」と笑って食べてみる。


義務感の運動をやめて、心がワクワクする場所へ足を向けてみる。


心を洗い、心を健やかにする努力をはじめるとき、あなたの体は内側からみずみずしく目覚め始めます。

どうか、朗らかに生きてください。

あなたが眉間のシワを伸ばし、ふっと微笑んだその瞬間、天からは「正しい人生」という名の光が、まっすぐにあなたを目がけて届きます。


あなたのこれからの人生が、義務や管理に縛られたものではなく、ただ生きているだけで心がワクワクするような、愛おしい日々で満たされますように。


あなたの心が、どうか自由になりますように。


【第二部】【クリエイターさまの記事】

ここからは、私が感動した記事の紹介にかります。
順不同にてのご紹介になります。

 Photo & philosophy donchan

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