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【4コマ漫画】マーケターの処世術:顧客の声より役員の声が強い

マーケティングの仕事をしていると、けっこうあるんですよね。

お客様の声を集めた。
インタビューもした。
アンケートも見た。
数字も確認した。

ここまでやって、「よし、これで方向性が見えた」と思ったのに、会議で役員のひと言が入る。

「いや、私はこっちのほうがいいと思う」
「その見せ方は弱い気がする」
「もっと高級感が必要じゃないか」

その瞬間、顧客の声より、役員の声のほうが強くなる
マーケターとしては、なかなかしんどい場面です。

なぜしんどいかというと、間違っているとは言い切れないからです。
役員には役員の経験がありますし、事業全体を見ている視点もあります。
だから正面から「それは違います」と返すと、ただの対立になりがちです。

でも一方で、せっかく集めた顧客の声が、その場の感覚だけでひっくり返るのも危ないです。
ここで大事なのは、どちらが偉いかではなく、どうやって意思決定を前に進めるかだと思っています。

私が大事だと感じるのは、強い意見をそのまま否定しないことです。
いったん受け止めた上で、顧客検証の形に翻訳して返すんです。

たとえば、
「ではその案も含めて、お客様の反応で比べてみましょう」
「役員案を入口にしつつ、どちらが価値を感じてもらえるか見ませんか」
こんな返し方です。

これなら、役員の顔も立てつつ、判断を感覚だけで終わらせずに済みます。
しかも、マーケターとしても「顧客に向き合っている人」という立ち位置を守れます。

マーケターの仕事は、正しいことを言うだけでは進みません。
正しさを、通る形で返すことも仕事のうちです。

顧客の声より役員の声が強い。
これはたぶん、いろんな会社で起きています。

だからこそ、感情でぶつからず、検証に持ち込む。
この処世術を持っていると、かなり仕事が進めやすくなります。

同じような場面に心当たりがある方は、次の会議でぜひ使ってみてください。
「否定する」ではなく、「比べて確かめましょう」と返す
それだけで、空気はかなり変わります。

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