第85号|「特定飛行」——“申請が前提の飛び方”を一言で言うと?【ドローン用語】
「特定飛行」は、初心者が一番つまずきやすい言葉の一つです。理由は簡単で、特定飛行は“ある一つの飛び方”ではなく、「リスクが上がる条件(空域/方法)」をまとめた“総称”だからです。ここを総称として理解すると、暗記が一気に楽になります。
教則では、特定飛行は「規制対象となる飛行の空域」と「規制対象となる飛行の方法」に分けて整理されています。
空域側は、空港等の周辺、緊急用務空域、高度150m以上、人口集中地区(DID)などです。
方法側は、夜間飛行、目視外飛行、人又は物件から30m未満、催し場所上空、危険物輸送、物件投下などが並びます。
ここで大事なのは、「特定飛行=原則として手続き(許可・承認)が絡む」と理解することです。どれか一つでも当てはまれば、原則として“そのまま飛ばす”ではなく、“手続きと安全措置を組み立てる”モードに入ります。
逆に、手続きの要否を考えるときは、まず「空域?方法?」と切り分けると迷いが減ります。
現場のコツは、飛行前に「場所(空域)」と「やり方(方法)」を別々にチェックすることです。たとえば同じ場所でも、昼間の目視内なら問題なくても、夜間や目視外にすると一気に特定飛行になります。
逆に、同じやり方でも、DIDや空港近くに入ると空域側で特定飛行になります。“二段チェック”が基本です。
次に読む:
第50号|「許可」と「承認」——“空域”と“飛ばし方”で申請が分かれます【ドローン用語】
さらに深掘り:
第63号|「特定飛行」——“空域”と“飛ばし方”でリスクが跳ね上がる飛行【ドローン用語】
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