中学生でもわかる「日本書紀」天皇編⑧ <第15代>応神天皇
※中学生でもわかる「日本書紀」天皇編⑦
神功皇后 からの続き
「日本書紀」は全部で30巻あるそうで。
最初の2巻は「神話編」。
こっちはワリと有名な話が多いのだが。
残りの28巻はすべて、歴代の「天皇」のハナシ。
さて、ここに何が書いてあるんだろう?
この手の初心者である吾輩は知るはずもなく。
知りたいではないか。
でも、原文なんて読めるわけねえし。
解説書なんかもいろいろ出てるけど、どれもなんだか難しい。
中学生程度な頭脳の吾輩にも、理解できるのないかね
ないなら、自分で書いてみよう!
ということで。
こんなのも参考にしました
この天皇は、神社巡りをしていると、ちょいちょいお名前が。
それもそのはず、「八幡様」なわけで。
「全国の八幡宮」に祀られている、超有名なお方だ。
さて、日本書紀には何が書いてある??
【日本書紀 第10巻:<第15代>応神天皇】
※歴代の天皇が実在していたかどうかは、様々な説があるようだが、この天皇から本当にいた、という文献が目立つ
■#誕生と即位
この「応神天皇」は、父親である「仲哀天皇」の第四子
「誉田別尊(ほんだわけのみこと)」とも呼ばれていた
母親である「神功皇后」のお腹の中にいる時に、朝鮮半島への遠征を行ったということで
皇后と一緒に戦った「胎中天皇」としてレジェンド的な誕生となる
九州で生まれ、母親と天才軍師・武内宿禰に守られながら、異母兄たちの反乱もクリアし、奈良で天皇即位
応神天皇の血統は、後に「武士・源氏」の守護神である「八幡様・八幡大菩薩」として祀られることになる
■#学者・技術者の渡来(弓月君・阿直岐・王仁)
ここは日本の文明が一気に進化した、重要なパートに
この応神天皇時代、朝鮮半島の混乱から逃れるため、数多くの“エリート”渡来人たちが日本にやってくる
(1)「弓月君(ゆづきのきみ)」
「百済」に住んでいて、「秦(しん)」の始皇帝の子孫だと名乗っていたそうで
彼は優れた職人たちを大勢引き連れ、「蚕養(こがい)=養蚕(ようさん)を意味する」や「高度な織物技術」を伝える
日本の衣服のレベルを大幅に上げた
(2)「阿直岐(あちき)」
「百済」の超インテリ学者
日本語は勿論、中国語の経典が読め、先生としてスカウト
(3)「王仁(わに)」
彼も百済にいた中国系の「伝説的学者」と言われる
彼は日本に「論語(儒教)」10冊と、「千字分(漢字の教科書)」を持参
彼のおかげで、日本人は本格的に「漢字」を用いての、文章スキルを得た
<補足>
この時代になぜ「朝鮮半島の混乱」が生じていたのか。
これは神功皇后の遠征によるもの、というよりは、
半島の三国(百済、高句麗、新羅)が生存をかけて争う「戦国時代」だったからだ。
「百済」が「高句麗」に攻め込まれてヤバいところで、百済の王が「日本と手を組もう」と、
日本の兵隊と百済の技術をGIVE&TAKEすることになったとか。
へー、そうなんだ。
中学生でもわかる「日本書紀」天皇編⑨
<第16代>仁徳天皇
に続く
