好奇心から始まるWell-being|マジックと転校生の記憶から見えた、Vision-Led COMMUNITYの原点
最近、自分のルーツを振り返る中で、あらためて気づいたことがあります。
それは、私が大切にしている Vision-Led COMMUNITY の考え方は、ある日突然生まれたものではない、ということです。
MBAでソーシャルネットワークを学んだこと。
研究開発や品質保証の仕事を通じて、関係者と対話しながら物事を前に進めてきたこと。
組織の中で、正しいことを言うだけでは人は動かないと感じてきたこと。
それらは確かに、Vision-Led COMMUNITYを形にする大きなきっかけでした。
でも、もっと前から、自分の中には変わらない感覚があったのだと思います。
それは、
人が喜び、学び、気づき、成長する瞬間を見ることが嬉しい。
そして、
一人でいる人を、放っておけない。
という感覚です。
この記事では、私自身の原体験を振り返りながら、Vision-Led COMMUNITYで大切にしていること、そして私がこれから届けていきたい価値について書いてみます。
原体験①|マジックで、人が喜ぶ瞬間を見るのが嬉しかった
私は昔から、マジックを披露することが好きでした。
手品そのものが好きだったこともあります。
でも、振り返ってみると、私が本当に嬉しかったのは、マジックを見た相手の反応でした。
驚く。
笑う。
喜ぶ。
「どうなっているの?」と前のめりになる。
その場の空気が少し明るくなる。
その瞬間を見ることが、私にとって大きな喜びでした。
自分が練習したこと。
工夫したこと。
考えた見せ方。
それを相手に届けたときに、相手の中に小さな驚きや喜びが生まれる。
その反応を見ることが、自分の喜びになる。
この感覚は、今の活動にもつながっていると思います。
Vision-Led COMMUNITYで私が届けたいのは、単なる知識やノウハウではありません。
自分の考え方やメソッドを届ける。
それを受け取った人が、何かに気づく。
少し視点が変わる。
小さな行動を起こしてみる。
その行動が、誰かとの対話やつながりに変わっていく。
その変化を見ることが、私はとても嬉しいのだと思います。
マジックを見た人が笑顔になるように、
Vision-Led COMMUNITYの考え方に触れた人が、
「少しやってみようかな」
「誰かに話してみようかな」
「一人で抱え込まなくてもいいのかもしれない」
と思える。
そんな瞬間を増やしたい。
それが、私の中にある一つ目の原点です。
原体験②|一人でいる転校生を、放っておけなかった
もう一つ、思い出した原体験があります。
クラスになじめず、一人でいる転校生に話しかけたことです。
特別なことをしたつもりはありませんでした。
大きな使命感があったわけでもありません。
ただ、一人でいる姿を見ると、放っておけなかった。
その人が少しでも安心できるように。
クラスの中に居場所を感じられるように。
自然と声をかけていたのだと思います。
今の言葉で言えば、それは Belonging への関心だったのかもしれません。
Belongingとは、集団や社会の一員として受け入れられ、自分の居場所があると感じることです。
人は、自分の居場所があると感じられると、安心して話せます。
安心して話せると、自分の考えや違和感を出せます。
違和感を出せると、対話が生まれます。
対話が生まれると、共創が始まります。
Vision-Led COMMUNITYで大切にしている「つながり」や「共創」は、この感覚と深くつながっています。
一人でいる人を見たときに、放っておけない。
誰かが孤立している状態を、そのままにしたくない。
人が安心して関われる場をつくりたい。
それは、今の私が「働きがいのある職場をつくりたい人」を支援したいと思う理由にもつながっています。
私のマイビリーフ|好奇心から始まるWell-being
私の中にあるマイビリーフは、
好奇心から始まるWell-being
です。
すべては、好奇心から始まると思っています。
「なぜだろう?」
「もっと良くできないだろうか?」
「この人は、何を大切にしているのだろう?」
「自分には何ができるだろう?」
そんな小さな好奇心が、人を学びに向かわせます。
学び続ける人は、やがて人と出会います。
人と出会うと、つながりが生まれます。
つながりが深まると、一人ではできなかったことが共創に変わります。
共創が生まれると、その価値は個人を超えて、チーム、組織、コミュニティ、社会へ広がっていきます。
私がVision-Led COMMUNITYで実現したいのは、この循環です。
好奇心
↓
つながり
↓
共創
↓
Well-being
この流れを、個人の中だけで終わらせず、職場や組織の中に広げていきたい。
それが、私の活動の根っこにある想いです。
Vision-Led型の職場とは、働きがいのある職場
私が考える Vision-Led型の職場 とは、単に成果を出す職場ではありません。
もちろん、成果は大切です。
仕事である以上、目的を達成することも、結果を出すことも必要です。
でも、成果だけを追いかけると、人は疲弊してしまうことがあります。
本当は違和感があるのに、言えない。
困っているのに、相談できない。
新しい提案があっても、周囲を巻き込めない。
経験や学びが、個人の中に閉じてしまう。
一人で頑張る人ほど、抱え込んでしまう。
そういう職場では、たとえ短期的に成果が出ても、働きがいやWell-beingは広がりにくいと感じています。
私が目指したいのは、一人ひとりが自分の違和感や願いを言葉にできる職場です。
安心して相談できる。
互いの強みを知っている。
未完成な段階でも、プロセスを共有できる。
小さな行動が応援される。
最初の協力者が生まれる。
その積み重ねが、チームの共創につながっていく。
そんな職場です。
つまり、私にとってVision-Led型の職場とは、
働きがいのある職場
です。
私が届けたい人
Vision-Led COMMUNITYを届けたいのは、
働きがいのある職場をつくりたい人
です。
マネージャー。
若手リーダー。
チームの中で違和感を持っている人。
一人で頑張ってしまう人。
周囲を巻き込みたいけれど、どう始めればよいか分からない人。
心理的安全性や助け合いを、実際の行動に変えたい人。
自分の想いや経験を、仕事や組織の中で価値に変えていきたい人。
そういう人に、Vision-Led COMMUNITYの考え方を届けたいと思っています。
自分のビジョンを言葉にする。
自分の強みや課題意識に気づく。
最初のフォロワーを見つける。
プロセスを共有する。
多様な人の強みをつなぐ。
自分自身が、つながりのハブになる。
そうすることで、一人で頑張る状態から、周囲とともに前に進む状態へ変わっていく。
その支援をしていきたいと思っています。
Vision-Led COMMUNITYが提供したい価値
Vision-Led COMMUNITYが提供したい価値は、大きく二つあります。
一つ目は、環境構築です。
コミュニケーションが取りやすい環境をつくる。
相談しやすい場をつくる。
小さな違和感や工夫が共有される状態をつくる。
プロセスを開き、応援や共感が生まれる文化をつくる。
人は、環境によって行動が変わります。
どれだけ意欲があっても、話しにくい空気の中では相談できません。
どれだけよい提案があっても、関係性がなければ協力は生まれません。
どれだけ一人で頑張っても、つながりがなければ価値は広がりにくい。
だからこそ、行動が生まれる環境をつくることが大切だと考えています。
二つ目は、自分変容です。
ここでいう自分変容とは、無理に別人になることではありません。
自分の中にある違和感や願いを言葉にする。
自分の強みに気づく。
自分の関係性を見直す。
相手に合わせて伝え方を変える。
一人で抱え込まず、誰かに話してみる。
小さく行動し、そのプロセスを共有する。
こうした積み重ねによって、少しずつ自分の関わり方が変わっていくことです。
その結果として、巻き込み力が高まります。
私が考える巻き込み力とは、相手を説得して動かす力ではありません。
多様な人の強みをつなぎ、ビジョンを信頼へ変える力。
一人で完結せず、周囲とともに活動を前へ進める力。
自分自身が、つながりのハブになる力。
この力を育てることで、働きがいのある職場づくりに貢献できると考えています。
Vision-Led COMMUNITYで大切にしているValues
Vision-Led COMMUNITYで大切にしているValuesは、これまでと変わりません。
Vision First
ビジョンを起点に、意思決定する。
Yes, and
相手の言葉を否定せず、可能性を広げる。
Process is Value
成果だけでなく、過程を共有し、共感と信頼を育てる。
Start Small, Grow Network
小さく始め、つながりの中で広げていく。
Be a Hub
自らが起点となり、人と人をつなぐ。
このValuesは、後からきれいに作った言葉というよりも、振り返ってみると、自分が昔から大切にしてきた感覚を言語化したものなのだと思います。
マジックで相手が喜ぶ瞬間を見たかったこと。
一人でいる転校生に声をかけたこと。
職場で、誰かが一人で抱え込んでいる状態に違和感を持ってきたこと。
周囲と対話しながら、少しずつ物事を前に進めてきたこと。
それらが、今のValuesにつながっています。
最後に
マジックで人が喜ぶ瞬間を見ること。
一人でいる人に声をかけること。
一見すると、今の活動とは関係がないように見えるかもしれません。
でも、自分のルーツを振り返ってみると、どちらもVision-Led COMMUNITYにつながっていました。
人の好奇心に火がつく。
安心してつながれる。
小さな対話から共創が生まれる。
共創を通じて、働きがいやWell-beingが広がっていく。
私は、そんな循環をつくる人でありたいと思っています。
そして、Vision-Led COMMUNITYの考え方を通して、働きがいのある職場をつくりたい人にWell-beingを届けていきたい。
それが、今の私の想いです。
Ryo
Vision-Led COMMUNITY Facilitator
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