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『天音町 グルメ突撃レポート』~天音町の奇妙な名所

<ジョジョ企画 第2弾 #天音町の奇妙な名所

面白い名所を考えてね!



のどかな町 天音町

<町の広場にヘリコプターが現れた>

手を振る町の子供達。そこから颯爽と現れたのは、
女性アナウンサーと、しゃもじを持った食レポ芸能人。

【秘密の町ミンSHOW極】

「ラーマ奥様インタビューのお時間です!」

「本日は『天音町』に来ております!」

「この町のグルメ、名物を食リポーター・ヒコ摩呂さんとご一緒にレポートしてまいります!」

★大衆食堂 マッハ・GOGO文朱

さぁ。今日は料理が出てくるのが異常に速い、大衆食堂 マッハ・GOGO文朱店にお邪魔します。

既に行列が出来ております。安い・美味い・速いがモットーとのことです。

ガラガラ 

店内はカウンター席、赤テーブル席6台、

「食品サンプルは何故か本物。湯気が出ております!」

「食品サンプルに騙されたという経験のある人も多い中、これは親切設計。注意書きに「この後、まかないで美味しくいただきました」の文字。さすが店長わかってます」

メニューは和洋折衷なんでもありますね。食券で名物A定食を頼んでみましょう。席に着くと‥‥なんと、目の前にA定食が出てきました!

<<その間5秒です!ギネス記録にも認定されております!

「それでは、店長のマッハさんに聞いてみましょう」

「こんなに早く料理が来る秘訣はなんでしょうか?」

「店に入った人の口を見ます」

「口?」

「口を見ればすぐわかります。ハンバーグの口なのか、かつ丼の口なのかは口角の角度でなんとなく。後は…お客の靴と靴下の色ですかね。実はここが一番大事です」

「ヒントでピントですね!食レポのヒコ摩呂さんはどうでしょうか?」

「私は‥まだ料理を頼んでいないのですが‥」

店長「あなたは食レポの口”なので、料理ではなく、コメントを先にお出ししました」

目の前には紙が置かれていた。

『宝石箱や〜』

💡私はXで「筋トレして、マッハ文朱さんの様になりたい」とポストしたところ、な、な、なんとご本人様より「マッハ GO GO」の応援のコメントを頂きました。

ベテラン俳優でありながら、ファンを大切にする気さくなコメントに感激。マッハ文朱さん応援しております!ガメラ映画復活の時にご出演を期待しております!


★★カフェ・メメント・モリ

それでは、ヒコ摩呂さんと別れて、

私はオシャレな天音町にあるカフェをご紹介いたします~~

「内装は19世紀ヨーロッパ風。重厚な木製家具と、壁一面の古時計。BGMは蓄音機から流れるクラシックと雰囲気がオシャレです!」

「さて・・・メニューですが、これまた奇妙ですね」

「記憶は、味に宿るんです。 このカフェでは、誰かの人生を、ひと口だけ味わえる。 懐かしさ、怒り、恋の終わり…」

「それが自分のものかどうかは、飲んでみないとわかりません。 でもね、不思議と、心が少しだけ軽くなるんですよ」

「それでは『トワイライト・ティー』をお願いします」

彼女が、ひと口飲んだ瞬間、胸の奥がじんわり温かくなった。

__学生時代に好きだった人の横顔が浮かんできた

夕暮れの帰り道、何も言えずに並んで歩いたあの時間。
それが幸せだったあの日。
純粋だったあの頃。

店主は「誰かの恋の記憶が混ざったのかもしれませんね」と優しく笑う。

帰り際、壁の古時計が“カチッ”と鳴り、まるで背中を押してくれた気がした。

「実業家と合コンしないと!」

__不思議だけど、ちょっと前向きになれるカフェでした。


★★昭和 中華料理店 王さん

次のお店は ヒコ摩呂がレポートします!

中華料理のお店「王さん」です!

では!レポート開始!

ガラガラ

ビールケースの隙間を通って扉を開けるとガランカランと音が鳴った。店はカウンターが10席、テーブル席が3つある小さい店だ。

__お客はいなかった

店主は奥の居間で背中を向けて競馬新聞を読んでくつろいでいた。

「あっ、い、いらっしゃい」

レポーターが入ってくると、びっくりしたように振り向き、中華料理屋独特の白い帽子を取り出し、太ももとでバシッと叩いてから、髪の薄い頭に被って飛び出してきた。

大将は中年で小太り、油でテカテカした顔をして、グンゼのランニングシャツの上に白衣を着ている

休憩中だったのかな?ヒコ摩呂は少し申し訳ない気がした。

そんな私を察したのか、店主は満面の笑みで話し掛けてきた

「注文は何にしましょう?」

「五目チャーハンをお願いします」

「五目?アイヤー ナイナイ アルヨ」

あるのかないのかどっちだろう? 王さんは本場の人のようだ。

「なら、普通のチャーハンでいいですよ」

「アイヨー」

ヒコ摩呂はカウンターに座り、店内を観察した。

カウンターは赤いテーブルでビニールのシートが張られ、卓上にはコショウ、ラー油、割り箸、ラッキョウ、薄切りレモンの入った水がピッチャーで置かれており、水はワンカップ大関の空き瓶に入っている。

棚には「ゴルゴ13」「鬼平犯科帳」「ドカベン」「週刊チャンピオン」の漫画と、スポーツ報知がある。

レジ近くのカウンター席で、店主の息子が学校の宿題をしており、私にちらっと顔を向けたが、特に気にする様子も無くまた宿題を始めだした。

店内の壁には子供の習字が張られていた

「希望の光 〇年〇組 佐藤我次郎」

生粋の日本人じゃないか。何で小芝居をやる必要があったんだ?

・・・しまった!正直悔しい

このネタはお約束で、常連になればツッコミできるくだりだったのか。私が店に入った瞬間に試されていた。

もう一度チャンスが欲しいから、また来ようと思わせる。このマーケティング手法は秀逸だ。

店長は私の葛藤を気にするわけでもなく、大きな中華鍋をリズムよく振っている。

「チャーハン お待ち」

これだ・・私の求めているチャーハンは。米粒はパサパサなのだが、表面はしっとりと油で濡れている。

ネギやチャーシューも程よい大きさで、咬むと肉汁と共に甘い香りがする。具材の味が米粒にしっかり染み込んでおり、口の中で心地よくほどけていく。中華鍋で大火力を操る技術があってこその味だ。

これはラーメンも期待できそうだ

「大将 中華そばもお願いできるかな」

「中華そばね アイヨー」

中華料理店のラーメンは醤油味しかない。竜の模様の描かれたラーメン鉢に定番の具材、黄金色の澄み切ったスープ。あっさりで毎日食べれる味だ。

トッピングや麺の硬さなどは指示しなくても、店主が一番うまい方法で作ってくれる。味のベースがぶれていないのでチャーハンとの相性は抜群だ。

店のブラウン管TVでは野球のナイター中継が流れていた。

誰に気を使うことも、何かに気を取られることも無い。心地よい空間と味が提供されている。仕事の鬱憤も忘れて夢中で食べ続けた。

途中で店主の奥さんらしい人が買い物袋をぶら下げて帰って来た

「あら、お客さん いらっしゃい」

店主と奥さん子供の顔がクローンの様に同じだ。この細部に至る統一感へのこだわりは素晴らしい。

「ごちそうさん」

「またおこしください」店主と奥さんが笑顔で答えてくれた。子供は店のラッキョウをかじっていた。

「この店は昭和の置き土産や~~」


★★★レストラン・エクリチュール

ヒコ摩呂と女性レポーターが合流した。

「天音町の最後のとっておきグルメをご紹介します!」

「レストラン・エクリチュール:店長ミシェル・カミュさん」

「完全予約制。完全個室、メニューは存在しません。値段は未定という、実に奇妙なレストランです!」

「席に着いた瞬間、あなたの“心が本当に欲している料理”が、静かに現れると評判です!」

「さぁ・・早速入ってみましょう。というところですが、残念ながら取材NGということで、店から出てきたお客さんにインタビューしたいと思います」

◆母が作ってくれた“梅干し入りおにぎり”を食べて涙を浮かべた女性

◆失恋直後に食べた“コンビニの冷やし中華”を再現されて苦笑いの男性

◆まだ食べたことのない“未来の誕生日ケーキ”を口にして笑顔になる子供


⇒あなたにはどんな料理が出てくるのでしょうか?

「天音町には、まだまだ美味しいグルメスポットが数多くあります!」


次回もお楽しみに!

2人は手を振りながら、ヘリコプターに戻っていた


お知らせ

★全作品 収容マガジン

天音町――スタンド使いたちが集う架空の町。『ジョジョの奇妙な冒険』の精神性に敬意を込めた非公式ファン共創企画です。

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