ごみの分別、あなたの街はどっち?簡単な地域とこだわり派の地域を比べてみました!
こんにちは!えひめITラボのせいけです。
みなさんは、普段のごみ出しで「分けるのが面倒だな」と感じたことはありませんか?実は、ごみの分別ルールって、日本全国の自治体によって驚くほど違っているんです。
引っ越しをしたときに「前の街と全然違う!」と戸惑った経験がある方もいるかもしれません。
今回は、ごみ出しが比較的シンプルな地域と、環境のためにものすごく細かく分けている地域をいくつかご紹介します。それぞれのやり方にどんな理由があるのか、一緒にのぞいてみましょう!
(今日の一言: 分別ほんとめんどくさい!!)
分別がとってもシンプルな「楽ちん」な地域
まずは、住民の手間が少なくて済む、分別がシンプルな地域から見ていきます。主に人口が多い都市部では、たくさんのごみを効率よく処理するために、分かりやすいルールになっていることが多いようです。
神奈川県川崎市:混ぜて出せる「ざっくり分別」
川崎市は、ごみの分別がとても大まかなことで知られています。分ける種類は全部で8種類と少なめです。
なんと、缶とペットボトルを同じ袋にまとめて出していいルールになっています。新聞や段ボールなどの古紙も、まとめて出すことができます。
これだけ大まかだとごみが増えてしまいそうですが、実は川崎市は、大きな都市の中でも一人あたりのごみ排出量が少ないという実績を持っています。高性能な焼却施設があることや、市民みんなでごみを減らす意識を持っているからこそ、このシンプルなルールが成り立っているそうです。
大阪市:指定のごみ袋がなくてOK
大阪市では、ごみを出すときの「指定ごみ袋」がありません。中身が見える透明や半透明の袋であれば、色が付いていても使うことができます。
また、資源ごみ(缶、ビン、ペットボトル、金属製の製品)をひとつの袋にまとめて出せるのも、忙しい日常では助かりますね。
ただし、ルールを守らずに間違った出し方をすると、オレンジ色の警告シールが貼られて回収してもらえないという独自の仕組みもあります。シンプルだからこそ、ルールはしっかり守る必要があります。
東京23区の一部:基本は3つのシンプルライフ
東京の港区、台東区、品川区、杉並区などでは、ごみの種類が主に「可燃ごみ」「不燃ごみ」「資源ごみ」の3つに大きく分かれているだけです。資源ごみも、新聞やビン、缶、ペットボトルなどを大まかに分ければ大丈夫なシステムになっています。
環境への想いが熱い「こだわり」の地域
一方で、ごみの削減やリサイクルに全力を注いでいるため、ものすごく細かく分別を行っている地域もあります。
徳島県上勝町:ごみ収集車が走らない街
徳島県の上勝町は、ごみをゼロにすることを目指す「ゼロ・ウェイスト宣言」を掲げていることで有名です。その分別の数は、なんと「13種類43分別」にもなります。
上勝町にはごみ収集車が走っていません。住民のみなさんは、自分で町にひとつだけあるゴミステーションまでごみを持っていきます。さらに、生ごみは基本的にそれぞれの家庭で堆肥(土の栄養)にすることが勧められています。
この徹底した取り組みのおかげで、リサイクル率は80パーセントを超える高い水準を保ち続けています。
鹿児島県大崎町:燃やすのではなく「資源」にする
鹿児島県の大崎町では、27品目(2025年度からは28品目)の分別を行っています。
この町の特徴は、「燃えるごみ」「燃えないごみ」という分け方をしない点です。ごみを燃やすのではなく、「再び資源として使えるかどうか」を基準にして細かく分けています。住民の手間はかかりますが、高いリサイクル率を誇る環境に優しい街です。
↑ちなみに大崎役場のYouTubeめっちゃおもろいです
熊本県水俣市:細かなルールで資源を守る
熊本県の水俣市も、23から24種類のごみ分別を行っています。
特に資源ごみの分け方が細かく決められており、生ごみはしっかり水気を切ってから出すことや、汚れた布は燃えるごみにすることなど、丁寧なルールが定められています。市民の協力によって、高いリサイクル率が維持されています。
まとめ:それぞれの地域に合わせたベストな選択
ごみの分別がシンプルな地域と、細かく分ける地域。こうして比べてみると、まったくやり方が違いますよね。
分別の手軽さは、暮らす人にとって確かに魅力です。一方で、細かく分ける地域には、限りある資源を守り、地球に優しい暮らしを作ろうという強い想いと素晴らしい工夫があります。
どちらが良い・悪いということではなく、それぞれの地域が持っている焼却施設の性能や、その街が目指したい未来の姿に合わせて、一生懸命に選んだルールなのです。
みなさんの住んでいる街のルールも、少し違った目線で見つめ直してみると、新しい発見があるかもしれませんね!
