愛媛の金融が大きく動く!伊予銀行と愛媛銀行が仲間になるかもしれないというお話
こんにちは!えひめITラボのせいけです。
地元の愛媛で、ものすごく大きなお知らせがありました。
伊予銀行を傘下に持つ「いよぎんホールディングス」と「愛媛銀行」が、経営をひとつにまとめる方向で最終調整に入ったそうです。
「え、銀行が合体するの?」「私たちの預金や通帳はどうなるの?」と気になっている方もいるかもしれないので、今回はこのニュースを専門用語をできるだけ使わずに、分かりやすく解説してみたいと思います。
(今日の一言: ちなみに僕はひめぎんメインです)
そもそも何が起きるの?
2026年7月、伊予銀行のグループと愛媛銀行が、経営を統合するための話し合いを進めていることが報道されました。その翌日には、両行からも話し合いの事実を認める公式発表が出ています。
今は2027年4月を目標に準備が進められているところです。
ここで気になるのが、「銀行の名前はどうなるの?」ということですよね。
結論から言うと、伊予銀行も愛媛銀行も、今の名前のまま残る予定です。
「いよぎんホールディングス」という大きなお家(持ち株会社)の傘下に、伊予銀行と愛媛銀行が並んで入るイメージですね。
お互いの看板や店舗はそのままに、裏側でがっちり協力し合おうという作戦です。
これが実現すると、二つの銀行を合わせた財産(連結総資産)は約12.6兆円、預かっているお金は約10兆円という、四国でも最大級の巨大な銀行グループが誕生することになります。愛媛県内の貸し出しシェアを合わせると、約7割にもなるそうです。
なんで一緒にやるの?理由は大きく二つ
なぜこの二つの銀行が手を組むのでしょうか。そこには大きな理由があります。
1. 人口減少に立ち向かい、無駄なコストを抑えるため
愛媛県でも、少子高齢化で人口が減ったり、後継者がいなくて廃業する地元企業が増えたりしています。
市場が小さくなっていく中で、銀行がそれぞれバラバラに、膨大な投資をしてITシステムを作ったり、裏方の事務仕事をしたりするのは、今の時代とても大変です。
そこで、裏側のシステムや事務手続きを共通にして、重なっているコストを大きく減らし、経営を効率化させようという狙いがあります。
2. 得意分野である「船の融資」を世界レベルに育てるため
愛媛県の今治市といえば、世界的に有名な船の街(海事都市)ですよね。
実は、伊予銀行も愛媛銀行も、船を買ったり造ったりするための資金を貸し出す「船舶融資(シップファイナンス)」がものすごく得意で、全国でもトップクラスの実績を持っています。
ライバル同士だった二つが力を合わせれば、日本国内だけでなく、世界中の海運会社や造船会社と戦える、ものすごい強みになります。
乗り越えなきゃいけないハードルもある
もちろん、良いことばかりではなく、クリアしなければいけない課題もあります。
独占禁止法というルールの壁
愛媛県内でのシェアが約7割になるということは、ほとんどのシェアを独占することになります。
普通ならルール違反になりかねないのですが、国が作った「人口が減っている地域などでサービスを維持するためなら、一時的に統合を認めてもいいよ」という特別なルール(特例法)があり、これを使ってクリアする見込みです。
システムや企業文化をひとつにすること
これまで別々のルールや歴史でやってきた銀行ですから、裏側のシステムを合体させたり、一緒に働く人たちの気持ちをひとつにしたりするのは簡単ではありません。
ここはこれからの地道な頑張りどころになりそうです。
これからどうなる?
この統合は、これからさらに細かい話し合いを進めて、2027年4月を目指して進んでいきます。
ITやAIで地域を盛り上げたい私(せいけ)としては、この統合によって生まれる「新しい余力」にとても注目しています。
事務手続きやシステムが効率化されて、銀行の皆さんに時間やお金の余裕ができれば、「地域をどう盛り上げるか」「新しいデジタル技術を使ってどう地元企業を助けるか」といった、もっとクリエイティブな活動に力を注げるようになるはずです。
ただお金を貸してくれる場所から、地域の困りごとを一緒に解決してくれる頼もしいパートナーへ。
これからの愛媛の未来が、少しずつ、でも確実に変わっていきそうで楽しみですね。
みなさんも、これからの動きにぜひ注目してみてください。
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