別れた後、検索が止まらなくなるのは未練なの?
この記事について
まず、この記事は、「復縁する方法」や「別れを回避するテクニック」
をまとめたものではありません。
「別れたい」と言われた時、人はなぜ突然SNSを監視し始めるのか。
なぜ答え探しが止まらなくなるのか。
なぜ、あんなにも苦しくなるのか。
この記事では、<相手をどうするか>より、
<その時、自分の中で何が起きているのか>について整理しています。
理由がわからないまま苦しんでいる時、「答え」を探し続けてしまいます。
でも、自分の状態を少し理解できるだけでも、
脳の混乱が少し落ち着くことがあります。
もし今、頭の中がずっと相手のことでいっぱいなら、
この記事が、自分の状態を少し客観視するきっかけになれば嬉しいです。
1.「なんで?」が止まらなくなる
別れ話の後、「なんで?」の一言だけが、頭の中で止まらなくなることがあります。
「別の人がいるの?」
「何がいけなかった?」
「まだやり直せる可能性はある?」
こうなってくると、もう止まりません。
彼の最近の言動を振り返り、
彼のSNSアカウントを掘り、
心理学を調べ、
占いを巡り、
神社に行き、
無料カウンセリングに長文相談の怪文書を送り、
交渉術の本まで読み始める始末・・・・・
別れずに済むならなんでもします、とでも言ってしまいそうな危うさ。
気づけば、自分でも怖くなるくらい、「答え探し」が止まらなくなっている。でも、それは単なる未練だけではないのだと思います。
ネトスト予備軍という言葉で終わらせるにはあまりに軽い。
今思えば、あの頃の私は「彼を理解したい」というよりも、
この「名前もない不安」を止めたかったのだと思います。
2.人はなぜ「情報」を集め始めるのか
人間の脳は、「わからない状態」に強いストレスを感じます。
特に恋愛関係は、安心できる居場所として脳に組み込まれやすい。
だから関係が壊れそうになると、脳は「危険」と判断して混乱します。
すると、人は情報収集を始める。
なぜなら、「わからない」が一番怖いからです。
「別の人がいるの?」
「自分の何がいけなかった?」
「本当はどう思っていたの?」
・・・・そんな理由を探し続けてしまう。
でも実際には、真実を知りたいのではなく、「自分は捨てられたのか?」を確認したくなっている場合も多いのだと思います。
3.理性型の人ほど、「分析」が止まらなくなる
普段から、「問題が起きたら原因を分析して解決する」という思考パターンを持っている人ほど、恋愛でも答えを探しがちです。
MBTIでいうと、NT型やTJ型傾向のある人は、不安を「理解」で処理しようとすることがあります。
・相手の言動を分析する
・心理学を調べる
・復縁記事を読む
・矛盾を検証する
・パターンを探す
つまり、恋愛を「解決可能な問題」として扱い始めるんですね。
でも、恋愛は答えが出るものではありません。
だからこそ、分析力が高い人ほど、出口のない迷路に入り込んでしまうことがあるのだと思います。
ここで気づきたいのが、なぜ自分は解決したがるのか?です。
矢印が外の世界に向いていると、終わりのない答えを求め続けることになります。
ここで大事なのが、自分に矢印を向けることです。
つまり、「どうすればいいのか」を考え続けてしまう時って、その奥に、「解決しないと怖い何か」があるんですよね。
置いていかれるのが怖いのか。
不要になるのが怖いのか。
一人になる未来が怖いのか。
そういったことを考えてみると、「彼の問題」だけではなく、「自分が何を恐れているのか」の話になってくる。
4.「復縁したい」の正体
別れ話の後、「復縁したい」と強く思うことがあります。
もちろん、まだ相手のことが好き、という気持ちもあると思います。
でも、それだけではないことも多い。
・突然終わること
・不要になること
・置いていかれること
・否定されること
そういう感覚が、一気に押し寄せてくる。
だから人は、「相手を失う恐怖」だけではなく、「自分の価値が消える恐怖」にも混乱してしまうのだと思います。
「彼が好きだから」だけではなく、
「このまま一人になるのが怖い」
「自分だけ取り残される気がする」
という不安も、そこには混ざっている。
私自身、かなり後になって気づきました。
あの頃の私は、恋愛だけに苦しんでいたわけではなかった。
周囲が結婚し始める年齢、人生への焦り、比較、孤独感・・・・
いろんなものが恋愛という一つの出来事に集中していたんです。
だから失恋は、単なる「恋愛問題」では片付けられない。
自分でも気づいていなかった「人生全体の不安」が、一気に噴き出すことがあるんです。
正体不明の恐怖はずっと怖いままですが
「何に怖がっているのか」
それがわかると、意外と冷静に考えられるようになってきます。
5.やめられない「意味探し」を終わらせるには
別れた理由を考え続けてしまう。 相手の言葉を何度も思い返してしまう。 「本当の理由」を探し続けてしまう。
でも、人間って、本当に苦しい時ほど意味を探し始める生き物なのだと思います。
意味が見つからないと、不安が止まらないから。
だから、
・検索する
・分析する
・相談する
・占いを見る
・心理学を読む
・恋愛系に強い神社に行く
そうやって、「納得できる理由」を探し続ける。
決して「重い女」という言葉だけでは片付かない何かが隠れています。
そして、多くの場合、完全な答えが出ないことも多いです。
相手自身も、自分の気持ちを完全に説明できていないこともあるし、優しさや罪悪感で、本音を濁していることもある。
だから、「答え探し」だけを続けていると、脳はずっと緊張状態のままになってしまう。
今必要なのは、「正しい答え」を探すことより、「今、自分がどれだけ不安なのか」を理解することなのかもしれません。
だから、もし今、あなたが検索をやめられないなら。
誰かのSNSを見続けてしまうなら。
「本当の理由」を探し続けているなら。
それは、あなたが異常だからではない。
不安で、怖くて、安心したいだけなのだと思います。
6.最後に
ずっと理由を探して、相手の言葉を思い返して、
「どうすればよかったんだろう」と考え続けてしまう。
でも、それだけ真剣に向き合ってきたということなのだと思います。
答えを探し続けることが、悪いことなわけではありません。
ただ、仮に答えを見つけたとしても、
不安は完全には止まらないことがあります。
なぜなら、本当に怖いのは、「別れ」そのものだけではなく、
「自分が不要になったかもしれない」という感覚だからです。
だからまずは、「相手が何を考えているか」より、
「自分が今どれだけ怖いのか」を見てあげてほしい。
ずっと相手に向いていた思考の矢印を、少しだけ自分に向けてみる。
今はまだ難しくても、「私はこんなに不安だったんだな」
と少しずつ理解できるようになると、
人は少しずつ、自分を取り戻していくのだと思います。
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