GPSRショックから考える、EU販売停止の意味|Etsyショップ運営
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どうも、244です。今回は、GPSRにともないEUへの販売を除外した件について書いてみます。
今後の売上の一部を失うことになるので、けっこうショックな出来事だったのですが、これをむしろポジティブに"よいきっかけ"ととらえるまでの思考の形跡のようなものだとお考えください。
GPSRの件
すでに以前書いた通りですが、GPSR(一般製品安全規則)という規則の執行に関連して、Etsyショップのセラーには、EUへの販売を継続するか、除外するか、の選択が迫られています。
おさらいすると、下記です。
GPSRについて
2024年12月13日施行のGPSRにより、Etsyでは有形・デジタル商品問わず、EU域内に向けて販売する場合は、出品ごとにEU域内に所在する責任者情報(名前・住所・メール)と製品安全情報の入力が必須に。対応が難しい場合は、設定で販売を除外することも可能。
ぼくの場合は、対応がむずかしいので"除外"を選択しています。要するに、今後EU域内からの売上は見込めないということになります。
この件について調べていた1〜2週間ほど前は、この事実にかなりショックを受けていました。実際、ベルギーのお客さんから「購入できません」とメッセが届き、泣く泣く説明をして、その分の5ドルの売上を失っています。
どう考えてもネガティブでしかない。EU域内の売上が減るのだから。
ネガティブスパイラルに陥りそうになっていたとき、ChatGPTなどになんとなく相談してみたり、時間をやり過ごしたりして、ここ数日でやっと現実を見れるようになってきています。
とはいっても、前に進まなくてはいけない。EU域内での売上を補填するほど、もっと言えばそれ以上の売上をつくらなくては。
そこで、ふと、思い出したのです。
Etsyのユーザーの半分はアメリカ
1年半ほど前に、Etsyのユーザー層について書いています。ここでは「Etsyの売上の55%はアメリカから生まれている」と書いていました。
さらに、ChatGPTにもEtsyのユーザー層について聞いてみましょう。
🌍 Etsyの国別バイヤー比率(2025年)
Etsyへのウェブトラフィック(訪問者数)を国別に見ると、以下のような分布となっています:
🇺🇸 アメリカ合衆国:約57.77%
🇬🇧 イギリス:約9.15%
🇨🇦 カナダ:約4.87%
🇩🇪 ドイツ:約4.09%
🇦🇺 オーストラリア:約2.88%
これらの国々がEtsyの主要な顧客層を形成しており、特にアメリカが圧倒的なシェアを占めています。
さらに、「Etsyのバイヤーのユーザー層でGPSR対象国に住んでいる人ってどれくらいいる?」とも聞いてみました。
2025年時点で、EtsyのバイヤーのうちGPSR(一般製品安全規則)の対象となるEU/EEA加盟国のユーザーは、全体の約7〜10%と推定されます。
そうなんですよ。そもそも、Etsyユーザーのボリュームゾーンはアメリカであり、続いてイギリスです。さらにカナダが続いています。この3つの国はGPSRの対象国ではありません。
売上は一部失うが、それほど大きくはない
EU域内への販売を除外することで、確実に売上の一部は失うわけですが、とはいっても、多くて1割程度ということです。
具体的にイメージしていくならば、仮に月の売上が30ドルあったら、それが27ドルに減ります。100ドルあったら、90ドルに。下がることは間違いないですが、深刻なダメージではありません。
もちろん、ショップによって注文がくる国の比率は違います。それによって失う売上の大きさも変わってくるかとは思います。
実際、ぼくのショップではけっこうドイツのお客さんもいるので、ここを失うとなると、10〜15%くらいの売上ダウンになるかもしれません。
現実を受け止め、できることをやる
この表現はあまり使いたくないですが、これはもう「仕方がない」ことなんですよね。売上が減る、どうしよう、どうしよう、と悩んでいても現実は変わりません。
確かに売上が減ることは事実だけど、半分になるわけじゃない。Etsyの主要ユーザーには引き続きしっかり届く。むしろこれを機会に、ターゲットをより意識して、より深くささる商品を制作してはどうか。
そんなふうに最近は現実を受けとめ、この出来事を「新商品を考えるきっかけになった」とポジティブにとらえつつある自分がいます。
「世界に向けて」から「アメリカに向けて」へ
届けられるお客さんが少し狭まったことで、むしろ商品制作がしやすくなっていくかもしれません。
いままでは「世界」という漠然とした広大なスペースに商品を公開している感覚がありましたが、これからは「アメリカ」という特定の国をイメージして商品をつくっていく。
なにかの課題を解決するのが商品だとするなら、その課題をより深く解決できる商品をつくれるかもしれない。EUでの販売分を補填する以上の売上をつくる商品を生み出せるかもしれない。
最後に
GPSRについて「どうしよう」と対応を考え中のセラーも多いかもしれません。ぼくの場合は「除外」を選んだわけですが、これにショックを受けつつも、むしろよいきっかけとして利用する精神面を今回書いてみました。
新商品の制作は、5月いっぱい取り組む予定です。日々、ChatGPTに相談しながら構想を深めています。詳細については、ある程度形になってきたところでメンバーシップにて報告したいと思っています。
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