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“推し活=消費”というのは、半分正解で半分誤解?

3人に1人は“推し”がいる時代。


株式会社博報堂と博報堂DYグループの株式会社 SIGNINGが発表した「オシノミクスレポート」の調査では、全国の10〜69歳男女 34.6%に“推し”がいるといいます。


それから、可処分時間の38.8%もの時間を「推し活」に費やしているという結果も出ています。


「推し活」がこれほどまでに日常に根づき、当たり前になった今だからこそあらためて考えてみたい問いがあります。


「推し活は消費なのか?」


応援と経済、感情と行動──

いくつもの側面が交差するこの問いに、私たちはどう向き合えばいいのでしょうか?




はじめに|“推し活=消費”という考え、どう思う?

あなたは「推し活は消費だ」という言葉を聞いて、どう感じますか?

まずは、自分自身の考えを思い浮かべてみてください。

そしてできれば、そう考えた理由も一緒に心の中で整理してみてください。


この記事では、“推し活”を“消費”と見る立場と“消費ではない”と考える立場、両方の意見に目を向けてみましょう。


01. 「推し活は消費だ」という考え方

“推し活=消費”と捉える人は、とても多いです。

それには、いくつかの理由があります。


たとえば、自分がどんな「推し活」をしているかを思い浮かべてみるとその理由が見えてくるはずです。


もちろん、推し活のスタイルは人それぞれ。

ただ、一般的によく見られるかたちとしては次のような行動が挙げられます。


  • YouTubeやSNSで動画・投稿をチェックする

  • CDやアルバムを購入する

  • グッズを集める

  • ライブに参加する

  • 推しのイベントに遠征する

  • ファンクラブに入会する


このように、推し活にはだいたいお金がかかります。

無料で楽しめることももちろんありますが、推し活の中心には“お金をかける行動”があるといえるでしょう。


だからこそ、「推し活は消費だ」と考える人が多くなるのも自然な流れです。


“推しを応援する”という行為の中に、CDやグッズを“買う”、ライブを“観に行く”など、経済的な動きをともなう場面が多くあります。


そうした点から考えても、「推し活はひとつの“消費行動”である」と考える人がいるのも無理はないのかもしれません。


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MBTIのT型的思考で見る「推し活=消費」

MBTIのT(Thinking / 思考)タイプは、物事を論理や構造で整理して理解する傾向があります。

「感情」よりも「仕組み」「事実」「因果関係」に注目するのが特徴です。


この視点で見ると──

  • 推し活ではCDやグッズを買う

  • ライブに行くにはチケット代がかかる

  • SNSでの注目度が購買に繋がる

  • 事務所は利益を生み出すために芸能人を“商品としてプロデュース”している

こういった「推し活」は、企業とファンの間にある一種の“取引関係”と捉えることもできます。


「お金を払う → 体験・満足を得る」という構図。

これはまさに、“経済活動=消費”の典型パターンです。


このようにT型の人は「感情的にどう思うか」よりも、「仕組みとしてどう成り立っているか」に重きを置いて、推し活を“消費”と判断しやすい傾向があります。


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02. 「推し活は消費じゃない」という考え方

「推し活は消費じゃない」と感じる人も少なくありません。

たとえお金を使っていたとしても、本質は「誰かを想う気持ち」にあると考えるからです。


実際にこんな推し活もあります。

  • YouTubeで推しの動画を見るたびに元気をもらう

  • SNSで推しについて語ったり、他のファンと共感し合ったりする

  • 推しの誕生日にメッセージを送る

  • 遠くから静かに応援し続ける

どれも立派な「推し活」ですが、そこにお金は関係ありません。


“推しの存在”が日々の支えになったり、前を向くきっかけをくれたりする。

そんな経験は、“消費”という言葉だけでは言い表せないものがあるのではないでしょうか。

だからこそ、「推し活は消費だ」と言い切ることに違和感を覚える人がいるのも自然なこと。


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MBTIのF型的思考で見る「推し活=消費じゃない」

MBTIのF(Feeling / 感情)タイプは、人の気持ちや感情的なつながりを大切にする傾向があります。

「どんな思いがあるのか」「それが誰にどう届くのか」といった“心の動き”に重きを置くのが特徴です。


この視点で見ると──

  • 推しの姿に励まされた日々

  • 一緒に歩んできたような感覚

  • 言葉やパフォーマンスを通して生まれた、心のつながり

こうした体験があるからこそ、「推し」は“商品”ではなく“かけがえのない存在”として感じられるのかもしれません。


F型の人にとっての「推し活」は、“誰かを思う時間”に近い感覚なのかもしれません。

だから「応援すること=消費すること」と言われると、その大切な気持ちごと切り離されてしまったような違和感が残る。


“推す”という行為は、必ずしもモノを買うことではありません。

「この人がいてくれてよかった」という気持ちを、そっと胸に抱きながら応援することでもあります。


そんなふうに推し活を受け止めている人もいるということは、忘れずにいたい視点です。


03. じゃあ、どちらが正しいの?

ここまで、“推し活=消費”という考え方と“推し活=消費じゃない”という考え方、それぞれの視点で見てきました。

どちらの立場にも、“推し”と向き合ってきたからこそ生まれる実感があります。


では、結局のところ「推し活は消費なのか?」という問いには、どう答えたらいいのでしょうか?


同じ「消費」という言葉でも、それをどう受け取るかは人によって異なります。

「経済行動」として捉えれば、たしかに“消費”は正しい言い方かもしれない。

でも、「気持ちまで“消費”と呼ばれるのは違う」と感じる人もいます。

だからこそ、“推し活=消費”という言葉に「正しい / 間違ってる」と線を引くよりも、「どうしてそう思ったのか」という背景に目を向けてみることが重要です。


おわりに|“推す”って、なんだろう?

ここまで読んで、あなたはどう感じましたか?


人によって捉え方が違うのは当然で、どちらが正解という話ではないのかもしれません。


大切なのは、「自分はなぜそう思うのか」という考えや、心の奥にある気持ちに自分自身で気づいてあげること。


“推す”という行為と経済活動は、切っても切り離せないものとなっています。

でも同時に、それは誰かを応援することでもあり、自分の感情と向き合うことでもあります。


だからこそ、最初に立ち返って考えてみてほしいと思います。

あなたにとって“推す”ということは、どんな意味を持っていますか?


その問いを心の中にそっと置いて、これからの「推し活」をまた見つめてみてもいいかもしれません。



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