スマートグラスを5機種まとめて触ってきた——LODGE XR Talk Vol.38 実機体験レポート
前回の記事では、LODGE XR Talk Vol.38のトークパートをまとめました。
▼前回記事 スマートグラスが一堂に会した夜——LODGE XR Talk Vol.38 スマートグラス特集回レポート
今回はその続きです。 体験会パートで実際に触れたスマートグラス5機種について、ひとつひとつ感想を書いていきます。
トークパートが終わると、会場にずらっと並んだスマートグラスの体験コーナーがスタートしました。
参加メーカーさんが用意してくれた機種の数がとにかく多くて。 時間的に全部は触れませんでしたが、順番待ちをしながら担当者の方といろいろお話できたのがよかったです。 スペックだけではわからない、現場の声を聞けるのもこういうイベントならではだと思います。 今回用意されていた機種の一覧はこちら。

このうち、実際に体験できた5機種のレビューをお届けします。

カテゴリも価格帯もバラバラで、それぞれ目指しているものがまったく違います。 その違いがまた面白かった。
3. XREAL One S

XREALの最新モデルです。
イベントでは3D表示とモニター表示のデモを体験できました。
3D映像の没入感はなかなかのもので、「コンテンツが揃えばかなり使い道があるな」と感じました。
モニター表示は、作業ディスプレイとしての使い方がすぐ頭に浮かぶ実用的な印象です。
ただ正直なところ、デバイスそのものより——担当者の方から聞けた攻殻機動隊展の裏話のほうが個人的には刺さりました。
XREALが攻殻機動隊のコラボイベントで実際に使われたという話で、あの世界観とARグラスの組み合わせ、最高すぎます。
次回は関西でも開催が決定しているので、もし行けそうなら行ってみたいなと思います。
「次に買うとしたら?」→ 今のところこれ一択です。
4. RayNeo X3 Pro

単体でAndroidが動く、スタンドアローン型のARグラスです。 スマホなしでWiFiさえあれば情報にアクセスできる、というのが最大の特徴。 一番インパクトがあったのは、内蔵カメラで撮影したものがそのままレンズ内にリアルタイム表示されるというデモでした。 「あ、これスマホの形が変わるやつだな」と直感しました。 将来的にスマートフォンという形態自体が、こういうウェアラブルデバイスに置き換わっていく未来が、少しリアルに見えた気がします。 課題はバッテリーです。 担当者に確認したところ、モバイルバッテリーを接続しながらの使用は一応可能とのことですが、発熱問題があるため推奨はしていないとのこと。 ここが解決すれば化けるデバイスだと思います。技術の進歩に期待。
5. GUIDE01

後付けでメガネフレームに装着できる、モノクルスタイルのスマートグラスです。 これ、かなりびっくりしました。 このサイズでカラー表示ができるというのが正直すごい。 「Google Glass(第2世代)の必要な機能だけを切り取って、最新技術で再現した」という印象で、業務用途での可能性もかなりありそうです。 そして価格が手を出しやすいラインなのも魅力。 スマートグラス系は高価格帯の製品が多い中で、これは現実的な選択肢として普通に入ってきます。 「気になってる」リストに追加確定です。
6. Google Glass(第2世代 XE-C)

個人的には、今回これが一番テンションが上がりました。
スマートグラスという概念を世に広めた先駆け的存在で、実物を見るのは今回が初めてでした。
しかも可動品。実際に動いているところを目の前で見られて、純粋に感動しました。
今となっては「何がダメだったのか」という評価もされがちな製品ではありますが、
実物を触ると「当時これを作ったのは本当にすごかった」という気持ちになります。
後継機種がまだ出ていないのが惜しい。Googleにはぜひまた本気を出してほしいところです。
7. Even G2 Smart Glasses
自分もグレーモデルを持っているので、デバイス自体はよく知っています。
今回のお目当ては、グリーンモデルの実物カラー確認とサングラスクリップの体験でした。
グリーンは実物で見ると印象が変わりますね。落ち着いたカラーで、意外と全然アリだと思いました。
そしてサングラスクリップ。
装着してみると、視認性がはっきり変わるのを実感できました。
屋外での使用を考えると、これはかなり使えそうです。
量販店でも購入できるようになったし、夏頃には買ってしまうかもしれません。
8. 5機種まとめ

スマートグラスはまだ「どれが正解か」が見えにくい黎明期だと思っています。
でも、1回のイベントでこれだけの機種を実際に触れる機会はなかなかありません。
LODGE XR Talkのような体験型イベントは、情報収集という意味でも本当に価値があります。
次のVol.39も行く予定なので、また報告します。
参考になれば嬉しいです。

