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うつを経験した看護師が語る、同僚への対応3選

うつ状態の同僚に、どう声をかけていいかわからないと戸惑っていませんか?

先日、師長さんからこんな相談を受けました。

「Aさん、最近なんだか元気がないみたいで心配なの。どうしたらいいかな。」
主任さんは、良かれと思って食事に誘おうとしているそうです。
そのとき、ふと過去の自分が重なりました。
私自身、うつ病で仕事を休みがちだった時期があります。



あの頃の私の心の中

その頃の私は、周りの些細な空気の変化にも敏感で、まるで被害妄想のように「みんなが私のことを噂している…」と感じていました。

心配してくれているのはわかります。
でも、その心配が詮索に感じられ、「そっとしておいてほしい」と思う日もありました。

だけど一方で、
「ごめん…寂しい…助けて…」と心の中で叫んでもいました。

近づいてほしくない、でも離れていかないでほしい
あの複雑な気持ちは、経験した人ならわかるはずです。



うつを経験したから分かる、”あの時こうして欲しかった”を3つにまとめてみました。

1. 頑張れはNG?「良かれ」が、かえって相手を追い詰める3つの行動

良かれと思った行動が、かえって相手を追い詰めてしまうことがあります。

• 「気分転換しよう!」は今じゃない


心も体もエネルギーが枯渇していると、外に出ることすら負担です。そして、断ることはさらに至難。

気分転換は、相手が「やってみたい」と思った時にそっと寄り添うだけで十分です。

• 「頑張れ」は封印する


一番頑張っているのは本人です。
「頑張れ」という言葉は、「まだ頑張りが足りない」と受け取られ、自分を責める気持ちをさらに強めてしまうのです。

もっと頑張らなければならないと、分かっているのに心と身体がついてこない苦痛は計り知れません。

• 安易なアドバイスはしない


「早く寝たら?」「考えすぎだよ」などは逆効果。
うつは気合や気の持ちようで治る病気ではありません。
「この人は自分のことをわかってくれない。」
そう思わせるきっかけとなるも知れません。


2. うつを経験した私が本当に嬉しかった「言葉」と「距離感」

・いつもの日常が支えになる


特別なことをしなくても、いつもと同じように話しかけてくれる。いつもと同じように笑顔でいてくれる。そんな「いつもの日常」が、私にとって何よりも安心できる場所だったのです。

• 「大丈夫だよ」という魔法の言葉


「無理しないで休んでね」
「必要なときは私がサポートするから」
そう言われると、存在をそのまま受け入れられていると感じ、心が緩みました。

• 近づきすぎず、でも離れない


主任が良かれと思って食事に誘おうとしていた話ですが、もしあの時、私が誘われていたら、回復途上では断る勇気すら持てず、無理をしてでも応じてしまっていたかもしれません。

だからこそ、相手のペースを尊重する距離感が何よりも大切なのです。


3. 職場のざわつきにどう向き合うか

• 安心できる環境をつくる


同僚が休むと、職場は自然とざわつきます。
でも、解決できるのは本人なのです。
私たちができるのは、安心して休める空気を守ることです。

• 無責任な詮索はしない


「〇〇らしいよ」という噂話は深く傷つけます。
事実かどうか確かめる前に、一度立ち止まる習慣をが必要です。

• 「何かしてあげなきゃ」を手放す


頑張りすぎると、支える側も疲れます。
何もしない勇気、そして「いつも通りの日常」こそが安心材料です。



さいごに


うつは、本人だけの問題ではありません。周りの人々がその苦しみを理解し、そっと寄り添うことで、回復への道のりはきっと拓けます。この記事が、あなたの大切な人を思い、そしてあなた自身を労わるきっかけになれば幸いです。

戸惑いや不安でいっぱいの夜が少しでも穏やかな夜になれますように。

この記事を読んでくださったあなたへ。
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