『未熟者』 ~3輪バイクで行く琵琶湖一周の旅 part3 ~
引き続き、3輪バイク(レンタル)で行く琵琶湖一周(ビワイチ)の旅についてです。

13時少し前に、道の駅「湖北みずどりステーション」へやってきた。


昔話を少しだけ。
関西に住んでいるときは嫌なことばかりで、そんな時は野鳥が見たくなった。
たまに湖北まで来ていた。
湖北まで来たら、たくさん野鳥が見えるからだ。
「湖北みずどりステーション」と「湖北野鳥センター」は私にとってセットだった。

本日も「さばそうめん」を買ってみる。
昔のように屋外のテーブルと椅子で食べてみた。
美味しかった。そして私にとっては、この味は卑屈と挫折を象徴する味だ。
どこまでも広がる青空と水平線を見ながら「どうして野鳥の生き方はあんなにも美しいのに、今野鳥を見ている私の日々はゴミみたいで、みっともなくて、醜いんだろう」
昔は、そんなことばかり考えていたからだ。

その後、さらに卑屈と挫折は酷くなって行くのだけれども「どうして」とは感じなくなった。
みっともないのが私なんだ。未熟者なんだ。
遠い方を見るような目をしながら、悟ったような顔で「昔は自分のことが嫌いだったが、今私は自分のことが割りと好きだ。」と爽やかに言う・・・そんなことが言える日は私には来ないだろう。
でも、それでもいいから、なるべく楽しく生きようと今は思っている。
楽しくないなら生きている意味がないからだ。
【参考】
(Part4へ続く)
