特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part18「個々人には確かなストレングスが必ずある」
Every individual possesses their own unique and undeniable strengths.
Recognizing these strengths is the first step toward true support and understanding.

こんばんは、おはようございます、こんにちは
縁パワメントおじさんの、天地成行(てんち・なりゆき)です
月がきれいな夜です
ユーチューブで俳句ごっこしてます。月に関する回をご紹介します
はい、
この連載では、40代のおじさん当事者が、自分の子どもほどの世代の
これからの福祉や心理、医療に携わる、有望な学生さんになにが伝わったか
ということについて、ご理解がある学者さんを通じて、ご縁があった方々の
意見をみなさんに披露させていただき、天地成行の精神疾患啓発活動の一環と
させていただきます。ご了解くださいませ。
2022年某大学で、天地成行が二回生向けに「精神保健福祉の原理」という授業でゲストスピーカーとして呼ばれた授業での学生さんの感想をご紹介することにする。参加者は二十六人であった。ここで天地は、「精神障害をポジティブにとらえる」というメーンテーマで六十分、質疑応答で三十分ほどを使い学生たちと交流を深めた。

(資料)
精神障がいをポジティブにとらえる
●長い人生で棚卸ができる→自分の性格や特性についてメモをとったり考えたりするよい時間が持てる。自分のトリセツなんかがまとめられる
●本当の人間関係ができる→偏見がある人、友達と思っていた人が断捨離できる!人間関係がきちんと整理され理解者だけが残ってくれるふるいにかける機能がある。
●つつましやかに生きる、たくましく生きることを学べる→収入が少ないことを前向きにとらえられる。
●人生底辺ゼロからの逆襲を自分で脚本する楽しさ→入院中に憤りがあった時に主治医からは、「納得いかないことを、立場が上の者に強く言いたいことをずばり言うことはありだ」と言われる。これまでおとなしくしていた自分に革命が起きる
●経済的にも制度は結構あるものだ→働いていたから、休業補償、傷病手当金、障害厚生年金など(失業手当は捨てた)
●居場所も実は地域に案外ある→当事者会、家族会、リワーク、デイケア、作業所、ナカポツ、図書館
●地域差はあるが復職支援なども充実の世の中に→地域障害者職業センター、就労移行支援事業所もIT系など含め多種多様に、ハローワークでは所得制限年齢など制限あれど、月10万円もらいながら訓練うけられたりできる
●メンテナンス活動(料理)を大切にできる→講演で一番ウケる話が料理。母の料理休みの日を設けて、作っているが、今ハマっているのはシイタケのツナマヨチーズ焼き。(シイタケのいしづきをとり、傘の部分をフライパンで焼く。ツナ一缶(油漬け)にマヨ大さじ1、しょうゆ小さじ1を混ぜたたねを傘の中に入れる。そしてとろけるチーズをたっぷりシイタケの上にかぶせて、のりきらないほどにのせてわざと焦がす。これが手軽でウマイ)。
●家族愛を再確認できる。
●何もなくなったところから、信用をゼロから作り直すよいきっかけになる。
●自分ができることがすごく制限されるので同じ年の健常者より、人に優しくなれて、受容できることも多々あると感じる
●個人的には、自分を掘り下げ研究し、発信を続けることで、組織にいるより本やテレビやラジオや講演など新たな自分が発見できた。母校にて話ができた!
◇ ◇
以下、学生さん感想である。見出しはわたしがつけました。第18回目です。(文章は原文に少し読みやすく、若干、天地が編集してます)
U 精神障害者だからと言って必ずしも会話がスムーズにできないわけでも、意思が伝わりにくいわけでもないのだ
わたしは今まで精神障害を持たれた方と深くかかわった経験がなく、今回の天地さんとの出会いが、初めての統合失調症患者さんとの出会いだった。
だからこそ、天地さんのお話を聴く前は、統合失調症だけでなく精神障害について誤った認識をたくさんしてしまっていたし、実際に日常生活で精神障害を持たれた方と出会った際にどのような対応を取ればよいのかもまったくわかっていない状態だった。
そんな私にとって今回の講演は、誤った認識を正し、その人の持つ「障害」ではなく「特性」と向き合うことの重要性を学ぶ良い契機となった。
まず、天地さんについて驚いたのは、客観的に見て彼が精神障害者であるとはとても思えなかったことだ。精神障害は目に見えない障がいであると言うのは理解していたが、天地さんご自身でのお話はもちろん、先生や生徒との受け答えも非常にスムーズに勝つ丁寧で聞きやすく、本当にこの方は精神障害を持たれているのだろうか、と不思議に感じる場面が多々あった。
しかし、この考え自体に私の中の精神障害者の方々に対する偏見が隠れていたことに講演が進んでいくにつれて気づき、反省した。勿論、ご本人や周囲の方々の努力によって症状が落ち着いているというのもあるだろうが、何より精神障害者だからと言って必ずしも会話がスムーズにできないわけでも、意思が伝わりにくいわけでもないのだという事を、天地さんを通して学ばせていただいた。

また『こころてれび』の取材の中で、天地さんはご自身のことを「普通に話しができても行動に移せない」とおっしゃっていたが、MCのコメンテーターの大橋広宣さんが見出した、新聞記者としてのスキルを活かしミニコミ誌「みんつど」(コロナ禍に始めたネットミニコミ『みんつど:Mintsudo – Getting Together During Difficult Time』を振り返る~note版|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの編集者)という形で同じ苦しみを持つ多くの方々の力になったり、様々な不安や恐怖と戦いながら母校に講演をしに来てくださったりと、周囲とのかかわりの中で「自分だからできること」を見つけ出し、それを行動に移す力が非常にある方だと私は感じた。
そして今回の講演の中で最も印象的だったのは、天地さんの「障害者である自分ではなく、ただの「天地成行」という人間としてかかわってくださった周りの方々に助けられた」という言葉である。この言葉を聴いて、私は今まで障害者のつらさに寄り添ったつもりでいただけで、実際は当事者の方々に「障害者」というフィルターを書け、常に上から見下ろしていただけだったのだと気づかされた。
福祉を学ぶものとしてこの間違いに気づけたことは非常に幸運である。
どんな障害を抱えていようと大前提として相手は自分と同じ人間であり、個々人にストレングスがあること。よってできないことをフォローしようと夢中になるのではなく、本人が得意なことや好きなことを見つけ、それを生かせる環境を提供することが精神障害者支援においては特に重要であること。
これから先、精神障害を持たれた方と接する機会があった際は、今回学んだこれらの意識を忘れずに相手と同じ目線に立って関わっていきたい。
Uさんありがとうございました。
前の記事はこちら→特集 天地成行、某大学で講演・学生からの感想part17「話を聴いて精神疾患当事者にさらに寄り添いたくなった」|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの編集者
※ここで、お知らせが一件あります
(ぴろぴろりーん)
大橋広宣さん:てんちさーん。こんばんは

下松市のKビジョンと周南市のシティーケーブル周南で放送している『インクルしようよ!』(大橋さんMC)で来月、天地成行さんが登場の回を総集編でまた放送しますよー。出演時間は少しなんですが、もしご覧になれる方はよろしくお願いします(内容は、数年前の大橋さんとの対談本『精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。』(ロゼッタストーン、2023)発売の回のようです)
Kビジョンの番組→コミュニティチャンネル/番組案内 | Kビジョン株式会社
シティーケーブル周南→自社放送 12ch 番組一覧 | シティーケーブル周南
(ぴろぴろりーん)
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天地成行ユーチューブチャンネルよろしくお願いします
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※Mintsudo – Getting Together During Difficult Time
※(お知らせ)amazonに続いて、アジアにも!
誠品線上、YESASIA、Aladinで対談本『精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。』(ロゼッタストーン)の取り扱いがあるようです

→YESASIA: 精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。 - 天地成行/著 大橋広宣/著, ロゼッタストーン - 日本語の書籍 - 無料配送
→精神疾患の元新聞記者と發達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。 | 大橋廣宣 | 알라딘
→精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者がお互いを取材してみた。 │ 誠品線上
『わたしは山頭火!?』(くるとん出版)は、現代ビジネスプラスアルファオンラインの方に抜き書きがあります
天地成行 Nariyuki Tenchi | +αオンライン | 講談社

🔗 Creators who have contributed to Mintsudo
→みんつどのクリエイターたちをご紹介(⭐ “Here are the creators who have contributed to Mintsudo.”)|天地成行(てんち・なりゆき)|祝祭編集者。語りと祈りの磁場づくり、母と息子の「8050クッキング」
🔗 中国新聞による紹介記事(2022)
🔗 中国新聞「心の健康と向き合う本」(2024)
🔗 中国新聞による闘病・祈りの記事(2021)
🔗 函館新聞による対談本紹介(見出し掲載)
https://digital.hakoshin.jp/search?query=天地成行
🔗 国立国会図書館「みんつど」書誌情報
🔗 国立国会図書館「精神疾患の元新聞記者と発達障害の元新聞記者が…」書誌情報
こころとからだとご縁を大切に、てんちでした
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