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山と温泉の物語 #02 増補版|【ガス缶選び・行動食】ガス切れを防ぐ装備と食事の準備リスト

この記事は「山と温泉の物語 #02」のステップアップ編です。本編はこちら↓

第2話でガス切れをやらかしたサエ。
「ちゃぷ」のあの音、忘れません。😂

あの失敗から覚えた、火まわりと食事の準備のこと。
ほぼ全部、私の失敗談から来ています。
ここでまとめて整理してみます。

1)ガス缶の残量は「重さ」で確認する

振ると音がして、液体の感触もある。 「まだ残ってるな、大丈夫でしょ」——これ、何回もやらかしました。

点くには点くんです。でも、火力が弱い。 お湯は沸くんだけど、ものすごく時間がかかる。 「あれ、なんかおかしい」って気づいた頃には、もう遅い。

出発前に、手に持って重さを確認する。 それだけで変わります。 心配なら、もう1本持っていく。それだけで完璧。

あとは出発前にちょっと試し点火してみるのもおすすめ。 火力が弱かったら、そこで気づけます。

2)ガス缶は季節で選ぶ(ノーマル缶/パワー缶)

久住山の山頂、標高1786m。
これは実体験で、冬ちょうど零度前後。うっすら雪も積もってた。

景色は最高で、気分も上々。 「よし、お湯を沸かすぞ」
——ノーマル缶で火をつけたら、着いた。
でも、火が見えないくらい弱い。

動いてるのはわかるんだけど、炎が風でなびいてるのかも怪しいくらい。 お湯はほんのり温まる程度で、全然沸かない。

あの時わかりました。寒い場所でノーマル缶はダメ。

  • 夏場 → ノーマル缶でOK

  • 寒い時期・標高が高い場所 → パワー缶(冬用)が安心

缶のラベルに「春夏用」「冬用」「パワーガス」などの表記があるので、出発前に確認してみてください。メーカーによっては対応気温が書いてあるものもあります。

3)まず「置く場所」を決める

頭ではわかってるんですが、何回かやらかしてます。

ひっくり返したこと何回もある。 土の上に置いたらふわふわして、沸いてる途中でコトッと倒れる。 お湯をぶちまける瞬間、本当に焦ります。

  • ベンチやテーブルがあれば最高

  • なければ、水平で安定する場所を選ぶ

  • 草や燃えるものがない場所を確認する

スタビライザー(三脚タイプの安定台)があると、土の上でもしっかり固定できます。 値段も安いし、あると全然違う。私は必ず持っていきます。

4)風対策は「火を守る」くらいでちょうどいい

山の上は、思った以上に風が来ます。
特に稜線に出ると、平地とは全然違う。

風よけは、まず自分が風上に立つ。 それだけでもかなり違います。 ザックを立てて壁を作るのも有効。

ウィンドスクリーンがあると、さらに安定します。 軽くて折りたたみできるので、荷物の邪魔になりにくいです。いろんなサイズがあるので、持って行きやすいものを選ぶ。

5)レトルトは「湯せんできるか」を家で確認する

コンビニで買うレトルト、電子レンジ専用のものが意外と多い。

お昼にお肉を温めようとして、山で気づいたことがあります。 「湯せん不可」って書いてあった。 その日の晩御飯になりました。😂

  • 湯せんでOKか?

  • 何分くらい温めるのか?

これを家で見て準備しておくと、山でスムーズになります。

6)バーナーは信頼できるものを選ぶ

最初、安いバーナーを使ってました。
だけど、 点火まわりがすぐダメになった。

山で「火がつかない」は、ガス切れより精神的にきつい。 ガス切れなら原因がわかるけど、バーナーの故障は「なんで?」ってなる。

アウトドアショップで相談して選ぶのがおすすめです。 私が使っているのはSOTOのアミカス(SOD-320)。 小さくて軽量(81g)、火力も十分で長く使えています。便利なポーチも付いている。

7)片付けは「食べ終わってから」

お湯を使ったすぐあとにバーナーを触ったら—— 手袋が溶けました。

見た目で全然わからないんです。 でも、使ったばかりのバーナーは、本当に熱い。 手袋がじゅっとなって、その部分だけ溶けてた。 「これ、素手だったら……」ってゾッとしました。

食べている間に冷めます。 片付けは、食べ終わってから。

プラスα:火が使えない日の「お昼の保険」

火が使えなくなる場面は、2パターンあります。

ひとつは天気。 小雨が降りだしたり、急に荒れてきたり。 雨の中でバーナーを出すのは、現実的じゃないです。

もうひとつは、時間が押した時。 これ、よくあります。 途中でいい景色があって、ついのんびりしてしまった。 疲れが思ったより出て、ペースが上がらなかった。 気づいたら時間が全然ない。

そういう時は、もうお湯を沸かしてる余裕はない。 行動食みたいにさっと食べて、すぐ出発になります。

  • 菓子パン(あんぱん・クリームパン系)

  • おにぎり1個余分に

  • エネルギーゼリー(アミノ酸系)

エネルギーゼリーは、疲れにくさにも影響します。 ゆっくりできない日こそ、ちゃんと補給しておくと体が違う。 私は即効元気やアミノバイタルをよく持っていきます。

登山は、長時間筋肉に負担をかけ続けるため、エネルギーとともに”アミノ酸”の継続的な補給も大切になります。

出発前にしっかりたんぱく質の多い食事をしても、歩いているうちに不足すると、足が上がらない、歩幅が狭くなってスピードが落ちる、荷物が重く感じるなど、「疲れ」を感じるようになる。

のどが渇いた、お腹がすいたと感じる前に水や行動食を摂るように、アミノ酸も、筋肉疲労を感じる前にとる。

手軽に摂れるアミノ酸サプリは、吸収がスムーズで登山と相性がいい。私の実感でも、飲むのとそうでないとき、スタミナと疲れの残りにくさが違います。もちろん個人差はあると思います。


YAMAHACK「アミノ酸サプリメントを飲むと疲れない」はホント?
登山に必要な理由と飲み方のコツを、どこよりも簡単に説明します!より

今日の、お昼の準備リスト(参考)

食べもの

  • 霧島黒豚カレー(レトルトふんぱつ。和風テイスト、中辛ぐらい、スープ系でカレーうどんにも合いそうなマイルド感。がっつり系ではない)

  • ごはん(おにぎりか、家で詰めたごはん)

  • 福神漬け(小分けにしてくる)

火まわり

  • シングルバーナー

  • ガス缶(季節でノーマル/パワーを使い分け)

  • スタビライザー

  • ウィンドスクリーン(あれば便利)

  • クッカー

余裕をもつために

プラスαで書いた予備食セットですが、ザックに入れっぱなしにするならこれ。長持ちするもの。

  • 1本満足バー、チョコバーなど。

  • スポーツようかん。

  • エネルギーゼリー、アミノサプリ。

🎁 番外編:温泉を持ち帰る


赤川温泉は、大分県竹田市の久住高原にある温泉地。
久住山南側の直登コースの登山口になっている。
赤川温泉には、お土産が2つあります。

ひとつは濃縮温泉水。 赤川の源泉を約2000倍に濃縮したもので、 自宅のお風呂に入れると赤川温泉気分が味わえます。 Amazonでも買えるので、気になった方はどうぞ。

もうひとつは奇跡の石鹸。 源泉の濃縮液を配合した手作り石鹸で、 アトピーや肌荒れに効くと全国から買いに来る人がいるくらい。 香料・着色料・防腐剤なし。温泉成分がそのまま入ってる感じがします。 こちらも現地とAmazonでも買えます。

山帰りのお土産に、ちょうどいい2点です。

🎁 おまけ:温泉でくつろぐサエ

お湯で満足。お肌もいい感じ。

「今日は火がつかなくて“ひ〜”ってなったけど、
最後はお湯で“ふ〜”でした。」

……あ、いまの、湯上がりで気がゆるみました。
……言っちゃった。😂


※この記事にはAmazonアソシエイトリンクが含まれています。

→ 次の話 #03「バッテリー5%の稜線で・スマホの電池管理」
ここまで書けた。次、ちゃんと書けるかな。書きます。ちゃんと、、、😂 


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