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第7話|パピコの言葉使いと切り返し|娘の言葉使いが変化してきた

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第1話|抱っこと決意|シングルファザーとなった最初の日
https://note.com/fast_deer7937/n/n74aef03be245 

妻が生きとった頃、
パピコは「アイドルになりたい」とよく言いよった。

けど、いまは——
とっちゃに育てられとるせいか、
言葉遣いがだいぶ男の子っぽくなってきた。

「お腹すいた〜」が
「腹減ったわあ」になり、

「いってきまーす」が
「行ってくるわあ」になり、

ピノがパピコのプリキュア鑑賞を邪魔したときなんて、
少し前なら
「止めてって言ってるでしょ」
だったのが、

「止めてって言いよろうが」
と、しっかり広島弁が飛び出す。

……完全に父ちゃんの影響である。

多様性の時代とはいえ、
あまりに酷いときには、冗談ぽく言ってしまう。

「そんな言葉使いよったら、
 男の子になるで?」

パピコは妹(ピノ)の前では
いつも"お姉ちゃんの顔"をしとるけど、
気が抜けた瞬間や興奮したときは、
父ちゃんそっくりの口調が出る。

学校では言ってないと思うけど、
妻が生きとったらこうはならんかったんかな……
そんな思いがふっとよぎることもある。

■ そんなある日のこと

夕飯の準備をしよったとき、
どう探してもお玉が見つからん。

「も〜、どこ行ったんかしら?」
と、冗談で"お母さん風"に言うてみた。

ほしたらパピコ、
間髪入れずにこう返してきた。

「お父さん、そんな言葉使いよったら……
 おばさんになるよ!」

いや、そこは
"女の子になるよ" じゃろ。
なんで "おばさん" なんよ。笑

(遠回しにおじさん扱いされた気がする。)

でも、この切り返しが秀逸すぎて、
思わず笑ってしもうた。

このセンス、完全にとっちゃ似じゃな。
ちょっと誇らしい。

----- とっちゃRECO -----

ちなみに現在高2のパピコは、
しっかり "男前女子" に育った。笑

男の子みたいな喋りは
板について違和感ないし、
性格はサバサバしとる。

パピコの言葉遣いを見とると、
子どもってほんま “家庭のしゃべり方” をよう吸うなと思う。

調べてみると、心理学でも

「言語環境はもっとも影響力の強い家庭文化」

「子どもは、一番身近な人の語彙・口調・感情表現を模倣する」
(模倣学習・ミラーニューロンの研究)

と言われとるらしい。

つまり——
うちみたいに父ちゃん1人の家庭なら、
そりゃ父ちゃん語がそのまま移るのは当然なんよな。

前はちょっと
「妻が生きとったら違ったんかな…」
と思う時期もあったけど、今はこう思う。

言葉って“その家で生きた証”みたいなもんじゃな、と。

パピコが強くて、明るくて、
切り返しがよう効くようになったのも、
広島弁と父ちゃんの空気の中で育ったからなんじゃと思う。

完璧じゃなくてええ。
でも “この家の空気” で育ったことを
いつか良かったと思ってくれたら嬉しい。

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第26話|完封勝ち|ゲームに勝って試合に負けたhttps://note.com/fast_deer7937/n/n1366d45e7203 


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