「仕事に行きたくない...」その負の感情こそ、AIで自分だけの「武器」を作る最高のトリガーである
朝、ベッドから起き上がるときに、「今日のあのルーティン作業、本当に嫌だな…」「やりたくないな」と暗い気持ちになることはありませんか?
私も以前はそうでした。パソコンに向かい、毎日繰り返される面倒なコピペ作業や手作業でのデータ整理を思い出すだけで、仕事へのモチベーションは一気に下がってしまっていました。「みんな普通にやっているのに、なぜ自分はこんなにやる気が出ないんだろう」と、自分の怠惰さに自己嫌悪を覚えたことも一度や二度ではありません。

しかし、ある日、いつものように自分のデイリーノート(日記)に「この作業、本当にやりたくないな。AのフォルダからBのツールに毎日手動で転記するのが面倒すぎる」と、ただの愚痴を書き殴っていたときに、驚くようなことが起きました。
私の手元で動いているAIエージェントが、その日記の記述を自律的に読み取って、こう提案してくれたのです。
「松本さん、その転記作業なら数分で自動化できますよ。試しに自動化するスクリプトを書いてみたので、使ってみませんか?」
そのとき、ふと気づいたのです。
この「やりたくない」という負の感情は、単に私のモチベーションが低いせいではない。むしろ、実務のどこに無駄な非効率が潜んでいるかを教えてくれる、極めて正確な「課題発見センサー」なのだと。そして、その感情を日記に書き残しておくだけで、AIが課題を検知し、解決に向けた手を差し伸べてくれる時代が来ているのだと。

元々私はパソコン操作が苦手で、ITツールに強いアレルギーを持っていました。しかし、AIは「何回同じ初歩的な質問を繰り返しても、絶対に嫌な顔をしない相棒」です。提案されたスクリプトをどうやって動かせばいいのか、どう設定すれば自分のPCで動くのか、専門知識のない私の「わからない」という生の言葉でAIと対話を重ねていきました。

このAIでのスキルアップがあったからこそ、ただの作業者から脱却し、現在のAIを活用する実務職としてのキャリアに繋がっています。今でも、わからないことがあれば毎日AIに相談しながら実務ハックを続けています。
実際に、AIが提案してくれたコードを自分の手で動かしてみると、毎日の作業にかかっていた時間はほぼゼロになりました。

しかし、ここで得られた本当の価値は、単に「作業時間が浮いた」ということだけではありませんでした。
一番大きかったのは、毎朝仕事に向かうときの「憂鬱さ」が消え、頭の中に不思議なゆとりが生まれたことです。今までは「嫌だな」と思いながら思考を停止して繰り返していた作業が消えたことで、「次はこの時間をどう使おうか」「他のこの面倒な作業も、AIと一緒なら解決できるかもしれない」と、仕事に対して攻めの姿勢になれるようになりました。
私の手元に残ったのは、小さな自動化ツールという「物理的な武器」だけではなく、「自分の仕事環境は、自分の手で変えられる」という実感だったのです。

世の中の多くの職場では、毎日「やりたくないこと」や不条理なルーティンに耐えながら、それを我慢してやり過ごすのが美徳とされている空気があります。あるいは、居酒屋で同僚と愚痴を言い合って、翌朝にはまた同じ憂鬱な作業に向かう。かつての私も、完全にそのループの中にいました。
しかし、愚痴を言うだけでは、明日も来月も、1年後も同じ作業に追われ続けることになります。
もし今、皆さんが仕事の中で「面倒くさい」「嫌だな」と感じることがあるなら、それは決してあなたが怠け者だからではありません。むしろ、あなたの仕事をもっと良くするための、AIへの「最初のお題」が見つかった瞬間です。
まずは、その生の感情や「ここが嫌だ」という事実を、デイリーノートにそのまま書き出してみてください。綺麗にまとめる必要はありません。その泥臭い不満の記録こそが、AIを動かし、あなただけの武器を作っていくための最初の栄養になります。
焦る必要はありません。私も最初は、AIに何をどう聞いていいかさえ分かりませんでした。それでも、目の前の小さな「嫌だ」を一つずつAIに渡していくことで、少しずつ仕事の景色が変わっていきました。
テクノロジーを自分の味方につけて、日々の仕事の主導権を自分の手に取り戻していくこと。その最初の一歩は、あなたのデイリーノートに書く、ささやかな愚痴から始まります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
もしこの記事が「面白い!」「役に立った!」と感じていただけたら、下のボタンからサポートをいただけると嬉しいです。あなたの応援が、次の作品を作るための大きな力になります。いつもありがとうございます!