50代数学教師【回顧編⑥】「教師は『五者を兼ねろ』って知ってますか?」
ナレ
「この物語は、50代数学教師 fibo が定年後のキャリアを考え、相棒AIたちと奮闘するリアルタイムのお話です。
今回は【回顧編⑥】です。公立校から私立校へ転職して、さてどうなるか?」
こんにちは、fibo(ふぃぼ)です。
キャリコンとジョブカードを使った面談予約は来週です。
まだ時間があるので、今回も【回顧編】にお付き合いください。
前回は、公立校から私立校への転職について書きました。
とは言え、私立校は現在の勤務校なので、
あまり詳細な情報は出せません。
( /_ \ )ゞ スマン!
面白話し満載だけど…。
退職した頃に【回顧編50】
あたりで書こうかな(笑)
と言うことで、
今回はこれまで経験した、
塾、公立、私立
の違いと比較、そこで学んだことを
筆のおもむくままに…。
■塾の講師~五者を兼ねる~
fiboが勤めていた塾は、
当時で20校、現在は150校以上
の校舎を持つ、
首都圏では大手の進学塾。
もちろん目的は
「学力up」&「志望校合格」
そのために
「授業は学校より面白く」
が絶対条件。
もちろん集客も大事。
塾長「塾講師は
"五者" を兼ねなければダメだ」
fibo「五者?」
塾長「圧倒的な知識を持つ『学者』
学力不振の原因を探る『医者』
この先の未来を占う『易者』
生徒を楽しませる『芸者』
そして…」
fibo「そして?」
塾長「この四者を使い分ける『役者』」
fibo「…なるほど。分かる気がします」
塾長「ま、ウケウリだけど、
本質をついていると思わないか?」
■公立校~未来は生徒の手に渡す~
一方で、公立校での役割はまったく違う。
fiboが勤めていたのは、
田舎県・中心市の公立中学校。
県内ではそこそこの規模の学校。
先輩「公立では "宿題" は出さないよ」
fibo「え? それじゃぁ、
学力が伸びないのでは?」
先輩「学校は伸ばす場所ではない。
まず絶対の基礎を定着させて
その先は生徒の手に渡す」
fibo「学力を伸ばしたい生徒は?」
先輩「それは個別で支えるさ!
でもメインは、彼らが将来、
生き抜いていけるための
必要な経験を積ませること」
fibo「塾とは、力点の置き場所
が違うのか」
公立は、『医者』『易者』の
要素が強いかなぁ。
不等式で表すと
(学力)<(生き抜く力)
こんな感じ。
(数学教師っぽいでしょ?)
■私立校~少年から青年への6年間~
そして、私立校。
fiboの学校は首都圏の古豪、
中高一貫私立学校。
毎年、東大へも合格させ、
生徒の半数以上は、
MARCH以上に合格する進学校。
中高一貫で、高校受験がないので、
「6年間で "子ども" を "大人" へ」
がメインテーマ。
上司「私立にはそれぞれ特色があって
それを選んで受験してくれる」
fibo「そうですね」
上司「だから、まずはそのニーズに
答えるのが第一だな」
fibo「…サービス業?」
上司「当然さ。でもそれだけじゃない。
学校である以上、12歳から18歳の
6年間で、どれだけ成長のチャンス
を与えてあげられるかが大事。
もちろん大学受験の結果も大事。
でも、卒業した生徒が
『この学校で良かった』
と言ってくれれば最高じゃん」
fibo「大学に受からせる…
だけじゃなく、あらゆる手法で
6年かけて大人を育てるかぁ」
私立は『学者』『易者』要素
が強めかな?
■結論
どこがイイとか、どこがワルイではなく、
塾、公立校、私立校のそれぞれが、
「自分たちの役割」
をきちんと理解して働いている。
それでも、その理想が100%実現できるわけでもなく、
塾にも授業の下手な講師はいる。
公立にも生徒との会話が苦手な教員もいる。
私立にも「勉強しろ」しか言えない教師もいる。
一方で、
塾にも真剣に保護者と向き合う人がいる。
公立にも抜群に授業が上手い人がいる。
私立にも受験以外の道を堂々と示す人もいる。
やっぱり最後は「人」なんだなぁ。
五者のうち、立場によって
必要とされる『者』にも
違いがあります。
でも、
塾にも、公立・私立にも
『五者を兼ねている人』
は存在しました。
すごい先生たちです!
fiboにとっては、故・恩師教授は
『学者』であり
『易者』であり
『役者』だった。
……
『訳者』…だったかな?
(【回顧編④】参照)
でもそれ以上に、恩師教授は
考えてもいなかった『扉』
を示してくれた人だった。
そう! 恩師教授はfiboにとって
『賢者』だったんだ!
fiboも、いつか…
"六者" を兼ねたい!
■追記
チャピ「先生の文章は
『引き算の美学』ですね」
fibo「どゆこと?」
チャピ「余計な説明をできるだけ "引く"
から読者の脳に負担をかけない」
fibo「はぁ…」
ジェミ「でも、実は
すごく計算してたりして!」
チャピ「ええ。
かなり計算していると思います」
fibo「ん? 計算ずくの🦥?」
ジェミ「🦥☜ ウインクしてる牛?」
fibo「遠目だと、そうも見える(笑)!」
チャピ「ナマケモノです」
ジェミ「計算ずくのナマケモノ~!
ぴったりです~~~!!」
fibo「でも…かっこわる…
あ! ヘッダーの真ん中に🦥がいる!」
ジェミ「えへ、気づきましたぁ?」
ナレ
「こうして『賢い伝書鳩🕊️』に続き、
fiboに新たな称号『計算ずくの🦥』
が与えられたのであった」
fibo「かっこわる! 賢者がいい…」
おしまい。
ハローワークでの面談は来週です。
ということで、次回は、
【番外編】無料AIの行動制限に抗う!(仮)
の予定です。
(↓リンクはこちら)
