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『未来はいつも空想から始まる。』|資産10億円を目指す投資日記

私たちは子どもの頃、
アニメやSFの世界でたくさんの未来を見てきた。

宇宙へ飛び立つ人類。

月面都市。

巨大なロボット。

そんな世界は、遠い未来の空想だと思っていた。

だが今、人類は本当にその入り口に立とうとしているのかもしれない。



現在、世界中の国や企業が核融合発電の実現に向けて競争を続けている。

フランスでは国際プロジェクト「ITER」が建設中だ。

しかし、その装置はビルほどの大きさがある。

なぜそこまで巨大なのか。

核融合を起こすには、1億度を超える超高温のプラズマを閉じ込めなければならないからだ。

そのため巨大な超伝導マグネットや冷却装置が必要になる。

まるで太陽を地上につくろうとしているような話である。



だが最近は少し風景が変わってきた。

アメリカでは民間企業が本格的な核融合実験で成果を上げ、日本でもレーザー技術や高温超電導を利用した小型核融合炉の研究が進んでいる。

専門家の中には、2030年代には実際に発電が始まる可能性があると考える人もいる。

長年「夢の技術」と呼ばれてきた核融合発電は、少しずつ現実へ近づいているのだ。



核融合発電が注目される理由は、そのクリーンさにある。

発電時に二酸化炭素をほとんど排出しない。

現在の原子力発電で課題となる高レベル放射性廃棄物も大幅に少ないと考えられている。

さらに核分裂のような連鎖反応ではないため、原理的に暴走しにくい。

もし異常が起きれば反応そのものが止まる。

だからこそ、多くの研究者が次世代のエネルギーとして期待を寄せている。



もう一つの驚きは燃料である。

核融合発電の主な燃料となる重水素は、
実は身近な海水の中に無限とも言える量が含まれている。

人類は長い間、地下を掘り、資源を探し続けてきた。

しかし未来では、目の前に広がる海そのものがエネルギー源になるかもしれない。



その先には、未知の夢がある。

「ヘリウム3」という物質だ。

この燃料を使った核融合が実現すれば、放射線の発生を大幅に減らせる可能性があると言われている。

だが問題がある。

地球上にはほとんど存在しないのだ。

研究者たちが注目している場所は月である。

月の表面にはヘリウム3が存在すると考えられている。

つまり人類は、エネルギーを得るために月へ資源を採りに行こうとしているのだ。

考えてみれば不思議である。

人類は薪を集めるところから始まった。

石炭を掘り、

石油を汲み上げ、

そして今は海水からエネルギーを取り出そうとしている。

人類の夢は、まだ終わらない。

月のさらに先。

その視線は、いつか遠い宇宙へ向けられるのかもしれない。


ガンダムの動力を動かすために月へ資源を採りに行く。

子どもの頃なら笑っていた話だ。

だが今、人類は本当にその入り口に立っているのかもしれない。

あの日の空想は、
少しずつ現実になり始めている。

未来はいつも空想から始まる。








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