21世紀シーズン最高WAR【ア・リーグ編】
今回は
21世紀MLBアメリカンリーグ15球団の野手と投手のシーズン最高WAR選手を一人ずつピックアップ
WARとは
打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標
WARの性質上、イニング数が稼げない救援投手は不利な点があります
ピックアップに使うのは
メジャーリーグの2大サイト
Baseball Reference(bWAR)
FanGraphs(fWAR)
MLB公式と言われているBaseball Reference(bWAR)の方をランキングに使わせて頂きます
選手の能力値査定
これはチャットGPTにピックアップした単年成績や通算成績を入力してSABCDEFGの8段階でパワプロ風に評価してもらい、それに少し手心を加えることにしました
評価基準
S:超一流、A:一流、B:良好、C:平均、D:やや物足りない、E:低め、F:かなり厳しい、G:問題外
ア・リーグ東地区
トロント・ブルージェイズ
ニューヨーク・ヤンキース
ボストン・レッドソックス
タンパベイ・レイズ
ボルチモア・オリオールズ
トロント・ブルージェイズ(TOR)
TOR / 野手No.1
🏅 ホセ・バティスタ 2011 #19
bWAR 8.3 fWAR 8.1
183cm / 92kg 30歳 右投右打 RF:116 / 3B:25 / DH:9

タイトル('11)
本塁打王 SS賞 ハンクアーロン賞 月間MVP(4月 / 5月)

【特性】
パワーヒッター / プルヒッター / 選球眼 / 威圧感 / 強肩
【カナダ野球殿堂入り】
30歳を迎える2010年に54本塁打を放ち突然と覚醒したスラッガー
2011年も43本塁打で2年連続本塁打王、OPS1.056、IsoP.306は全体1位。開幕から本塁打を量産して4月と5月の月間MVPを獲得
本塁打のほとんどがレフトスタンドの典型的なプルヒッター
【バティスタ 伝説のバット投げ / 2015】
TOR / 投手No.1
🏅 ロイ・ハラデイ 2003 #32
bWAR 8.1 fWAR 7.0
198cm / 102kg 26歳 右投右打 SP:36

タイトル('03)
サイヤング賞 最多勝 月間MVP(5月 / 9月)
プレイヤーズ・チョイス・アワーズ優秀投手
ストレート 最速 / 155キロ
変化球 カットボール(基本球種) ツーシーム シンカー カーブ SFF

【特性】
完投型 / リリース〇 / 低め〇 / 冷静沈着 / ゴロ系 / エース / タフネス / クイック✖
【最後の先発完投型】
松井秀喜さんが最も手強かったとして名前を挙げたのがブルージェイズのエースとして活躍したロイ・ハラデイ
03年も全体1位の9完投、22勝を記録。メジャーを代表するグラウンドボールピッチャーなので球数を抑えられます
ブルージェイズでは背番号32、フィリーズでは背番号34がともに永久欠番
【10イニング完封勝利 / 2003】
ニューヨーク・ヤンキース(NYY)
NYY / 野手No.1
🏅 アーロン・ジャッジ 2024 #99
bWAR 10.8 fWAR 11.3
201cm / 127kg 32歳 右投右打 CF:105 / DH:41 / RF:8

タイトル('24)
シーズンMVP 本塁打王 打点王 SS賞 ハンクアーロン賞 月間MVP(5月 / 6月 / 8月) オールMLB1stチーム(外野手)

【特性】
アーチスト / 広角打法 / 選球眼 / 威圧感 / 強肩 / 三振
【現役最強の右打者】
恐らくステロイド未使用者としては歴代でも最強の右打者がアーロン・ジャッジではないか
2017年に52本塁打で新人王を獲得すると2022年にはア・リーグ新記録の62本塁打。これはステロイドを使っていないクリーンな選手としてはメジャー記録
22年と24年はともにbWAR 10.8で両リーグ1位だが24年の方がfWARでは上だったので24年を選出
長打率.701とバリーボンズ以来の7割超えを達成。3度も月間MVPに輝く。wRC+220という驚異の数値をマークしている
【全58本塁打 / 2024】

NYY / 投手No.1
🏅 ゲリット・コール 2023年 #45
bWAR 7.4 fWAR 5.3
193cm / 99kg 32歳 右投右打 SP:33

タイトル('23)
サイヤング賞 最優秀防御率 オールMLB1stチーム(先発投手)


【特性】
本格派 / ドクターK / リリース〇 / フライ系 / 短気
【20年代ヤンキースのエース】
投球の半分近くをストレートで押すパワーピッチャー
2023年は安定感抜群で満票でサイヤング賞を獲得。しかし一方で禁止されている粘着物質の使用を指摘されたり、熱くなりすぎて癇癪を起こすこともありとキャラクターが濃すぎる面も
2025年にはトミージョン手術を受けており、年齢的にも今後は制球重視のスタイルにモデルチェンジするかもしれない
ボストン・レッドソックス(BOS)
BOS / 野手No.1
🏅 ムーキー・ベッツ 2018 #50
bWAR 10.7 fWAR 10.2
178cm / 81kg 25歳 右投右打 RF:120 / CF:14 / DH:3 / 2B:1

タイトル('18)
シーズンMVP 首位打者 SS賞 GG賞
フィールディング・バイブル・アワード ハート&ハッスル賞

【特性】
5ツールプレイヤー / アベレージヒッター / プルヒッター / 盗塁〇 / 好走塁 / 選球眼 / 強肩 / 守備職人
【5ツールプレイヤー】
18年はマイクトラウトを抑えてbWAR 10.7、fWAR 10.2と全体1位
トリプルスリーも達成し、キャリアハイの成績をマーク。外野手としての守備指標も高く、2024年にショートに転向後も高いDRSを記録
6度のGG賞を獲得しているベッツが遊撃手に転向して結果を残すことは、大谷翔平級のアスリート能力ではないか
【シーズンMVP / 2018】
BOS / 投手No.1
🏅 ペドロ・マルティネス 2003 #45
bWAR 8.0 fWAR 7.4
180cm / 77kg 31歳 右投右打 SP:29

タイトル('03)
最優秀防御率
ストレート 最速 / 152キロ
変化球 ツーシーム パワーカーブ サークルチェンジ カットボール

【特性】
本格派 / ドクターK / 球持ち〇 / リリース〇 / 低め〇 / エース
【2000年はbWAR 11.7】
03年も圧倒的な成績だが、これでも全盛期をやや過ぎているのだから凄すぎます(1997 - 2001年故障するまで5シーズンがマルティネスの全盛期)
4月には自身ワーストの10失点など不安定なときもあったが終わってみれば、bWAR 8.0でハラデイに続くリーグ2位、fWAR 7.4はリーグ1位
イチローさんもペドロ・マルティネスを最も完成された投手のひとりに挙げており打高投低&ステロイド全盛の時代にその支配力で通算219勝を積み重ねたレジェンド投手
【BOS 対 NYY 伝説の乱闘 / 2003】
タンパベイ・レイズ(TB)
TB / 野手No.1
🏅 ベン・ゾブリスト 2009 #18
bWAR 8.6 fWAR 8.7
190cm / 95kg 28歳 右投両打 2B:91 / RF:59 / SS:13 / LF:9 / CF:7 / 1B:3 / 3B:1 / DH:1


【特性】
ユーティリティー / プルヒッター / 選球眼 / 守備職人
【史上最高のユーティリティープレーヤー】
09年はユーティリティーの完成形のような成績。捕手を除くすべての守備位置につく万能ぶりを発揮
二塁守備も一流だが、外野の守備指標もDRS 11 / ARM 3.3 / UZR 12.0とGG賞級の数値
【ゾブリスト好守備集 / 09 - 14】
TB / 投手No.1
🏅 ブレイク・スネル 2018 #4
bWAR 7.1 fWAR 4.7
193cm / 102kg 25歳 左投左打 SP:31

タイトル('18)
サイヤング賞 最多勝 最優秀防御率
ウォーレン・スパーン賞 月間MVP(8月 / 9月)


【特性】
ドクターK / リリース〇 / 四球
【奪三振マシーン】
防御率1.89に対してFIP2.94からもやや運が良かったシーズンか、fWARの方は4.7とそこまで伸びず
しかし得点圏被打率.088とピンチに強く、エースとして21勝を記録しア・リーグのサイヤング賞に輝く
ボルチモア・オリオールズ(BAL)
BAL / 野手No.1
🏅 ガナー・ヘンダーソン 2024 #2
bWAR 9.1 fWAR 7.9
190cm / 99kg 23歳 右投左打 SS:157 / DH:2

タイトル('24)
月間MVP(4月)

【特性】
パワーヒッター
【オリオールズの希望】
ロイヤルズのボビー・ウィットJr.に次ぐ遊撃手のホープ
24年の37本塁打はショート1位。25年は17本塁打とやや伸び悩んだが、ウィットJr.との差は守備範囲。球界No.1ショートになるためには守備面の改善が求められる
BAL / 投手No.1
🏅 エリック・ベダード 2007 #45
bWAR 5.7 fWAR 5.0
185cm / 88kg 28歳 左投左打 SP:28

ストレート 最速 / 158キロ
変化球 カーブ ツーシーム チェンジアップ

【特性】
ドクターK / 緩急〇 / リリース〇
【決め球はカーブ】
他球団に比べて大エースがいないオリオールズ。しかし2007年のベダードはエースと呼ぶにふさわしい活躍
7月にはプロ初完投、221奪三振、奪三振率 10.93はともに球団新記録。サイヤング賞投票で5位
ア・リーグ中地区
クリーブランド・ガーディアンズ
デトロイト・タイガース
カンザスシティ・ロイヤルズ
ミネソタ・ツインズ
シカゴ・ホワイトソックス
クリーブランド・ガーディアンズ(CLE)
CLE / 野手No.1
🏅 ジム・トーミ 2002 #25
bWAR 7.4 fWAR 7.3
193cm / 113kg 31歳 右投左打 1B:128 / DH:18

タイトル('02)
ロベルト・クレメンテ賞

【特性】
パワーヒッター / 広角打法 / 選球眼 / 威圧感 / 三振 / 対左投手×
【THE・パワーヒッター】
90年代から00年代に活躍したメジャー屈指の強打者。通算612本塁打は歴代8位。6度のシーズン40本塁打
インディアンズ在籍最終年の02年はOPS、wRC+、四球率、IsoP、wOBAでア・リーグ1位。これだけの数字で全体トップになれないのはナ・リーグにバリーボンズがいたため
この時期に活躍した選手としてはケングリフィーJr.と同じくクリーンな選手
【ジム・トーミ / 7試合連続本塁打】
CLE / 投手No.1
🏅 コーリー・クルーバー 2014 #28
bWAR 8.1 fWAR 7.2
193cm / 95kg 28歳 右投右打 SP:34

タイトル('14)
サイヤング賞 最多勝 月間MVP(9月)


【特性】
ドクターK / リリース〇 / 冷静沈着
【2度のサイヤング賞】
2013 - 2018年の6シーズンで94勝を積み上げた2010年代を代表する先発投手のひとり
2013年からシンカーボーラーになってエースへと成長。14年にはbWAR、fWARでリーグ1位。サイヤング賞を獲得
デトロイト・タイガース(DET)
DET / 野手No.1
🏅 ミゲル・カブレラ 2011 #24
bWAR 7.6 fWAR 6.6
193cm / 121kg 28歳 右投右打 1B:152 / DH:7

タイトル('11)
首位打者

【特性】
アベレージヒッター / 広角打法 / 選球眼 / 威圧感 / 鈍足
【21世紀唯一の三冠王】
三冠王の12年(7.1)より11年(7.6)の方がbWARは高い
2004 - 2016の13シーズンに渡ってトップフォームを維持した大打者。それでもWARがプホルスやトラウトほど伸びなかったのは、走塁と守備での貢献度が低いから
11年は初の首位打者、出塁率.448は全体トップ。翌12年には45年ぶり、21世紀初の打撃三冠王を達成
【2011年プレーオフ】
DET / 投手No.1
🏅 ジャスティン・バーランダー 2011 #35
bWAR 8.6 fWAR 6.5
196cm / 108kg 28歳 右投右打 SP:34

タイトル('11)
サイヤング賞 シーズンMVP 投手三冠 最多勝 最優秀防御率 最多奪三振 プレイヤーズ・チョイス・アワーズ 月間MVP(6月) ノーヒットノーラン(5月7日)


【特性】
本格派 / ドクターK / リリース〇 / エース / タフネス
【絶対的エース】
11年は投手三冠を達成し、初のサイヤング賞を獲得。投手としては19年ぶりにシーズンMVPも受賞
bWAR、fWARともにア・リーグ1位
カーショウ、シャーザーと並ぶ2010年代を代表する先発投手
【バーランダーの投球 / 2011】
カンザスシティ・ロイヤルズ(KC)
KC / 野手No.1
🏅 ボビー・ウィットJr. 2024 #7
bWAR 9.4 fWAR 10.5
185cm / 90kg 24歳 右投右打 SP:160 / DH:1

タイトル('24)
首位打者 SS賞 GG賞 オールMLB1stチーム(遊撃手)

【特性】
5ツールプレイヤー / 韋駄天 / アベレージヒッター / プルヒッター / 好走塁
【新世代の大型ショート】
ロイヤルズに現れたスーパースター。22年に20-30でデビューすると23年には30-30、そして24年には首位打者でトリプルスリー
bWAR 9.4、fWAR 10.5 はジャッジに次ぐ2位、ナ・リーグ1位の大谷翔平より上の数字
打撃だけではなくメジャートップレベルのスプリントスピードでOAA15 から守備範囲も広い5ツールプレイヤー
【ボビー・ウィットJr. / 2024】
KC / 投手No.1
🏅 ザック・グレインキー 2009 #23
bWAR 10.4 fWAR 8.7
188cm / 90kg 25歳 右投右打 SP:33

タイトル('09)
サイヤング賞 最優秀防御率 プレイヤーズ・チョイス・アワーズ 月間MVP(4月)


【特性】
本格派 / ドクターK / リリース〇 / 冷静沈着 / クイック〇 / エース
【本格派から技巧派へ】
09年はサイヤング賞を獲得。bWAR 10.4と野手顔負けの勝利貢献度
ロイヤルズ時代は100マイルのストレートでグイグイ押す本格派でしたが
ドジャース移籍あたりからストレートの平均球速は148キロ、最速154キロくらいで投球スタイルを技巧派へモデルチェンジ
通算225勝を積み重ね、初年度でのアメリカ野球殿堂入りが予想される
【グレインキーの投球 / 2009】
ミネソタ・ツインズ(MIN)
MIN / 野手No.1
🏅 ジョー・マウアー 2009 #7
bWAR 7.8 fWAR 8.3
196cm / 102kg 26歳 右投左打 C:109 / DH:28

タイトル('09)
シーズンMVP 首位打者 SS賞 GG賞 月間MVP(5月)

【特性】
アベレージヒッター / コンタクト / 広角打法
【3度の首位打者】
09年はマウアーのキャリアハイシーズン。イチローの打率.352を抑えて首位打者を獲得。打率.365は1901年以降の捕手最高打率
28本塁打を放ちながら三振率10.4%と三振も少ない。2014年以降は打撃を活かすために一塁手に転向。通算2123安打、打率.306
資格初年度で見事にアメリカ野球殿堂入り
【全28本塁打 / 2009】
MIN / 投手No.1
🏅 ヨハン・サンタナ 2004 #57
bWAR 8.7 fWAR 6.8
183cm / 95kg 25歳 左投左打 SP:34

タイトル('04)
サイヤング賞 最優秀防御率 最多奪三振 月間MVP(7月 / 8月 / 9月) ウォーレン・スパーン賞
ストレート 最速 / 158キロ
変化球 チェンジアップ スライダー ツーシーム

【特性】
ドクターK / 緩急〇 / リリース〇 / クイック〇 / フライ系 / エース
【00年代を代表する左腕】
04年はbWAR 8.7 は投手全体トップ、被打率.191 も全体トップとあらゆる面でメジャーを代表する先発投手に成長
06年には投手三冠も達成。ストレートの平均球速はメジャー平均レベルだが、魔球チェンジアップとの緩急差で三振を取れた投手
故障もあり30代前半での引退となったが、瞬間風速では大きなインパクトを残しました
【サンタナ初完封 / 2004】
シカゴ・ホワイトソックス(CWS)
CWS / 野手No.1
🏅 アダム・イートン 2016 #1
bWAR 6.7 fWAR 6.2
175cm / 81kg 27歳 左投左打 RF:121 / CF:48 / LF:1 / DH:1


【特性】
強肩 / 守備職人
【2016年はGG賞級の守備】
意外な選手が21世紀ホワイトソックスの野手シーズン最高WARでした(ホセアブレイユあたりかと思っていた)
イートンは16年シーズンだけなぜか歴代トップレベルの守備指標に。OAAとFRVはア・リーグ1位。右翼手でのARM 9.6も全体トップ
現代の選出ならゴールドグラブ賞を獲得していたと思われる
【アダム・イートン / 2016】
CWS / 投手No.1
🏅 クリス・セール 2013 #49
bWAR 6.5 fWAR 4.8
198cm / 81kg 24歳 左投左打 SP:30



【特性】
ドクターK / リリース〇
【シンカーボーラー】
マークバリー(bWAR 6.1 / '07)やディランシース(bWAR 6.4 / '22)を抑えてクリスセールがbWAR 6.5 で21世紀No.1
13年はチームが99敗したので自身も11勝14敗と負け越していますがサイヤング賞投票では5位
3球団で最多奪三振、24年には投手三冠も達成
ア・リーグ西地区
シアトル・マリナーズ
ヒューストン・アストロズ
テキサス・レンジャーズ
アスレチックス
ロサンゼルス・エンゼルス
シアトル・マリナーズ(SEA)
SEA / 野手No.1
🏅 イチロー 2004年 #51
bWAR 9.2 fWAR 7.1
180cm / 79kg 30歳 右投左打 RF:158 / DH:3

タイトル('04)
首位打者 GG賞 月間MVP(8月) マリナーズ球団MVP

【特性】
安打製造機 / コンタクト / 盗塁〇 / 好走塁 / レーザービーム / エリア51 / 鉄人
【21世紀最高のヒットメーカー】
パワーを除くすべての面でメジャートップレベルの数字を残したレジェンド外野手。27歳で海を渡って3000安打を達成する選手は今後は出てこないでしょう
パワーヒッターが上位を占めやすいWARでイチローのようなスピード型の選手がリーグ1位 (bWAR 9.2 / fWAR 7.1) になるのは稀で、走攻守で高い数値を残さないといけません
2004年はMLBシーズン最多安打「262」、21世紀最高打率の「.372」 守備面でも両リーグ1位のDRS30、リーグ1位のUZR20.4と歴代でもトップレベルの右翼手でした
04年の走塁面は例年に比べると数値が低かったので、ここが例年通りならbWARが10.0近かったかもしれません
この年MVPのブラディミール・ゲレーロのbWARは「5.6」 シーズンMVPにWARが重視される現代の傾向なら2度目のシーズンMVPも可能性があったでしょう
【シーズン最多安打更新 / 2004】

SEA / 投手No.1
🏅 フェリックス・ヘルナンデス 2010年 #34
bWAR 7.2 fWAR 6.7
190cm / 99kg 24歳 右投右打 SP:34

タイトル('10)
サイヤング賞 最優秀防御率 マリナーズ球団MVP


【特性】
本格派 / ドクターK / リリース〇 / ゴロ系 / エース / タフネス
【マリナーズ暗黒期のエース】
マリナーズの顔は2000年代がイチローなら2010年代はこのフェリックス・ヘルナンデス
通算169勝、2524奪三振はともに球団歴代1位。09年に19勝で最多勝に輝くと翌2010年にはチームが101敗だったこともあり勝ち星こそ13勝ですがマリナーズではR.ジョンソン以来のサイヤング賞を獲得
防御率2.27は両リーグ1位、249.2投球回、被打率.210、bWAR 7.2はリーグ1位とエースとして申し分のない成績をマーク
ここから最高の10年間が始まると思われましたが、30歳で迎えた2016年頃からストレートの平均球速が147キロあたりまで低下
20-29歳の10年間で139勝、30-33歳ではわずか26勝に止まり200勝は達成ならず
【ヤンキース相手に11奪三振・完封 / 2010】
ヒューストン・アストロズ(HOU)
HOU / 野手No.1
🏅 アレックス・ブレグマン 2019年 #2
bWAR 8.9 fWAR 8.3
180cm / 86kg 25歳 右投右打 3B:99 / SS:65 / DH:6

タイトル('19)
SS賞 月間MVP(8月) オールMLBチーム(セカンド)

【特性】
パワーヒッター / プルヒッター / 選球眼
【2019年は実力だったのか】
bWAR 8.9、fWAR 8.3 はともに両リーグ1位。41本塁打、OPS1.015 もリーグ3位と前年を上回る好成績をマーク
リーグ1位の119四球を選び出塁率も4割超えの「.423」 リーグ屈指の強打者としてアストロズのリーグ優勝にも貢献
しかし・・・
2020年にアストロズのサイン盗みが発覚。事態の収拾を図るためにアルトゥーベと共に謝罪会見に出席することに。そのときの対応も悪く、MLBファンから非難を浴びる結果になった
それ以降一度もシーズン30本塁打、OPS.900 はなく2019年の成績はサイン盗みの恩恵を受けていた可能性は高いかもしれない
HOU / 投手No.1
🏅 ロジャー・クレメンス 2005年 #22
bWAR 7.8 fWAR 6.0
193cm / 92kg 42歳 右投右打 SP:32

タイトル('05)
最優秀防御率
ストレート 最速 / 157キロ
変化球 SFF スライダー カーブ ツーシーム

【特性】
本格派 / 球持ち〇 / リリース〇
【全盛期は90年代だが】
歴代最多7度のサイヤング賞、歴代9位の通算354勝の大エース。しかし本人の夢だった野球殿堂入りはならず
90年代から00年代の凄い選手はステロイドをやってない方が少ないくらい・・・野茂投手やイチロー選手のようなクリーンに戦った日本人を誇りに思います
引退するする詐欺が多かったクレメンス。オフに引退を撤回して迎えた2005年は42歳にしてキャリアハイの防御率1.87
ERA+226、被打率.195は両リーグ1位と圧巻のピッチング。42歳でこのピッチングが出来ることはクレメンスのプロ意識の高さを表していると思うだけに禁止薬物の使用が残念でなりません
【クレメンスが救援登板 / 2005】
テキサス・レンジャーズ(TEX)
TEX / 野手No.1
🏅 アレックス・ロドリゲス 2002年 #3
bWAR 8.8 fWAR 10.0
190cm / 104kg 26歳 右投右打 SS:162

タイトル('02)
本塁打王 打点王 SS賞 GG賞 月間MVP(7月 / 8月) ハンクアーロン賞 レンジャーズ球団MVP

【特性】
5ツールプレイヤー / アーチスト / プルヒッター / 選球眼 / 威圧感
【ステロイドで50本塁打超え】
レンジャーズ時代の2001-2003に3年連続で本塁打王、通算696本塁打の長距離砲。マリナーズ時代は40-40も達成した5ツールプレイヤー
2002年はショートでUZR12.5を記録し、守備面でも優秀でこの頃はまだ5ツールプレイヤーの面影を残してました
しかしレンジャーズ移籍後のステロイド使用が発覚。圧倒的な通算成績ながらアメリカ野球殿堂入りはならず
【A.ロッド 57本目の本塁打 / 2002】
TEX / 投手No.1
🏅 ランス・リン 2019年 #35
bWAR 7.7 fWAR 6.8
196cm / 127kg 32歳 右投右打 SP:33



【特性】
ドクターK / 球持ち〇
【ストレート系で勝負する速球派】
19年はストレート54.1%・シンカー17.2%・カット16.2%とこのストレート系の3球種だけで8割方ピッチングを構成している速球派投手
ストレートの平均球速はそこまでではないが回転数でスピンの効いた伸びが特徴。2019年はサイヤング賞投票でも5位

アスレチックス(ATH)
ATH / 野手No.1
🏅 ジェイソン・ジアンビ 2001年 #16
bWAR 9.2 fWAR 9.2
190cm / 108kg 30歳 右投左打 1B:136 / DH:17

タイトル('01)
SS賞 月間MVP(5月)

【特性】
パワーヒッター / 選球眼 / 威圧感 / エラー
【高い長打力と四球率】
マグワイア移籍後のアスレチックスの主砲。ビリービーンGMのマネーボールを体現するような高い四球率を誇りました
2001年も2年連続でリーグ最高出塁率をマークし、OPS1.137もリーグ1位。イチローが彗星のようにメジャーリーグに現れなければシーズンMVPも獲得していたでしょう
マグワイアを師と仰いでいたようですが、二人ともステロイド使用者だったようで殿堂入りはならず
【プレーオフで本塁打 / 2001】
ATH / 投手No.1
🏅 ティム・ハドソン 2003年 #15
bWAR 7.4 fWAR 5.8
185cm / 79kg 27歳 右投右打 SP:34

ストレート 最速 / 154キロ
変化球 スライダー SFF カットボール チェンジアップ シンカー

【特性】 最速 / 154キロ
技巧派 / 緩急〇 / リリース〇 / 低め〇 / クイック〇 / ゴロ系
【イチローの好敵手】
イチローがメジャーリーグで最初に対戦した投手。通算では打率.217、1本塁打とハドソンがイチローを抑え込んでいます
2003年も両リーグ最多のクオリティ・スタート27回と安定感抜群。バーリー・ジト、マーク・マルダーとアスレチックス三本柱としてチームを支えました
メジャーリーグを代表するグラウンドボールピッチャー。通算ゴロ率は58.0%と打たせて取る先発の代表例
ロサンゼルス・エンゼルス(LAA)
LAA / 野手No.1
🏅 マイク・トラウト 2012年 #27
bWAR 10.5 fWAR 10.1
188cm / 106kg 20歳 右投右打 CF:110 / LF:67 / RF:4

タイトル('12)
盗塁王 新人王 新人月間MVP(5月 / 6月 / 7月 / 8月) フィールディング・バイブル・アワード(中堅手)

【特性】
パワーヒッター / 盗塁〇 / 好走塁 / 三振
【WARの申し子】
現役にしてエンゼルス史上最高の野手。2012-2019の8年間で合計bWAR71.7、平均9.0近いWARをたたき出しました
2012年から5年連続でbWAR両リーグ1位。WARは8.0でMVP級なのでこの8年間はトラウトは毎年MVP級の活躍をしていたということです
トラウトの全盛期とエンゼルスのチーム成績が伴っていればもっと多くのシーズンMVPを獲得していたでしょう
打率.326、30本塁打、49盗塁、OPS.963という圧倒的な成績で新人王を獲得。5ツールプレイヤーに相当しない理由は唯一の弱点が肩が平均以下な点
30歳を超えてから故障が続き全盛期の輝きは失われてしまった
【若かりし頃のトラウト / 2012】
LAA / 投手No.1
🏅 ジェレッド・ウィーバー 2011年 #36
bWAR 6.9 fWAR 5.4
201cm / 95kg 28歳 右投右打 SP:33

タイトル('11)
月間MVP(4月)


【特性】
緩急〇 / 球持ち〇 / リリース〇 / 高め勝負 / フライ系
【12年には20勝で最多勝】
通算ゴロ率33.1%というMLBを代表するフライボールピッチャー
ストレートのスピードはそんなに速くないが、変化球との緩急差や強気の高め勝負で三振を取りにいける投手(2010年に最多奪三振)
【ウィーバー / 2011】
21世紀シーズンWAR / 球団No.1
ア・リーグ東地区
トロント・ブルージェイズ
・#19 J.バティスタ 2011 右投右打 RF / 3B
打率.302 43本 103打点 9盗塁 bWAR 8.3
🏅 MLB殿堂入り
・#32 ロイ・ハラデイ 2003 右投右打 SP
22勝 7敗 266回 204奪三 防 3.25 bWAR 8.1
ニューヨーク・ヤンキース
・#99 A.ジャッジ 2024 右投右打 CF / RF
打率.322 58本 144打点 10盗塁 bWAR 10.8
・#45 G.コール 2023 右投右打 SP
15勝 4敗 209回 222奪三 防 2.63 bWAR 7.4
ボストン・レッドソックス
・#50 ムーキー・ベッツ 2018 右投右打 RF
打率.346 32本 80打点 30盗塁 bWAR 10.7
🏅 MLB殿堂入り
・#45 P.マルティネス 2003 右投右打 SP
14勝 4敗 186.2回 206奪三 防 2.22 bWAR 8.0
タンパベイ・レイズ
・#18 ベン・ゾブリスト 2009 右投両打 UT
打率.297 27本 91打点 17盗塁 bWAR 8.6
・#4 ブレイク・スネル 2018 左投左打 SP
21勝 5敗 180.2回 221奪三 防 1.89 bWAR 7.1
ボルチモア・オリオールズ
・#2 G.ヘンダーソン 2024 右投左打 SS
打率.281 37本 92打点 21盗塁 bWAR 9.1
・#45 エリック・ベダード 2007 左投左打 SP
13勝 5敗 182.0回 221奪三 防 3.16 bWAR 5.7
ア・リーグ中地区
クリーブランド・ガーディアンズ
🏅 MLB殿堂入り
・#25 ジム・トーミ 2002 右投左打 1B
打率.304 52本 118打点 1盗塁 bWAR 7.4
・#28 C.クルーバー 2014 右投右打 SP
18勝 9敗 235.2回 269奪三 防 2.44 bWAR 8.1
デトロイト・タイガース
・#24 ミゲル・カブレラ 2011 右投右打 1B
打率.344 30本 105打点 2盗塁 bWAR 7.6
・#35 J.バーランダー 2011 右投右打 SP
24勝 5敗 251.0回 250奪三 防 2.40 bWAR 8.6
カンザスシティ・ロイヤルズ
・#7 ボビー・ウィットJr. 2024 右投右打 SS
打率.332 32本 109打点 31盗塁 bWAR 9.4
・#23 Z.グレインキー 2009 右投右打 SP
16勝 8敗 229.1回 242奪三 防 2.16 bWAR 10.4
ミネソタ・ツインズ
🏅 MLB殿堂入り
・#7 ジョー・マウアー 2009 右投左打 C
打率.365 28本 96打点 4盗塁 bWAR 7.8
・#57 ヨハン・サンタナ 2004 左投左打 SP
20勝 6敗 228.0回 265奪三 防 2.61 bWAR 8.7
シカゴ・ホワイトソックス
・#1 アダム・イートン 2016 左投左打 RF / CF
打率.284 14本 59打点 14盗塁 bWAR 6.7
・#49 クリス・セール 2013 左投左打 SP
11勝 14敗 214.1回 226奪三 防 3.07 bWAR 6.5
ア・リーグ西地区
シアトル・マリナーズ
🏅 MLB殿堂入り
・#51 イチロー 2004 右投左打 RF
打率.372 8本 60打点 36盗塁 bWAR 9.2
・#34 F.ヘルナンデス 2010 右投右打 SP
13勝 12敗 249.2回 232奪三 防 2.27 bWAR 7.2
ヒューストン・アストロズ
・#2 A.ブレグマン 2019 右投右打 3B / SS
打率.296 41本 112打点 5盗塁 bWAR 8.9
・#22 R.クレメンス 2005 右投右打 SP
13勝 8敗 211.1回 185奪三 防 1.87 bWAR 7.8
テキサス・レンジャーズ
・#3 A.ロドリゲス 2002 右投右打 SS
打率.300 57本 142打点 9盗塁 bWAR 8.8
・#35 ランス・リン 2019 右投右打 SP
16勝 11敗 208.1回 246奪三 防 3.67 bWAR 7.7
アスレチックス
・#16 J.ジアンビ 2001 右投左打 1B
打率.342 38本 120打点 2盗塁 bWAR 9.2
・#15 ティム・ハドソン 2003 右投右打 SP
16勝 7敗 240回 162奪三 防 2.70 bWAR 7.4
ロサンゼルス・エンゼルス
・#27 M.トラウト 2012 右投右打 CF / LF
打率.326 30本 83打点 49盗塁 bWAR 10.5
・#36 J.ウィーバー 2011 右投右打 SP
18勝 8敗 235.2回 198奪三 防 2.41 bWAR 6.9
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