21世紀シーズン最高WAR【ナ・リーグ編】
前回の
21世紀シーズン最高WAR【ア・リーグ編】
に続き
今回は
21世紀MLBナショナルリーグ15球団の野手と投手のシーズン最高WAR選手を一人ずつピックアップ
WARとは
打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標
WARの性質上、イニング数が稼げない救援投手は不利な点があります
ピックアップに使うのは
メジャーリーグの2大サイト
Baseball Reference(bWAR)
FanGraphs(fWAR)
MLB公式と言われているBaseball Reference(bWAR)の方をランキングに使わせて頂きます
選手の能力値査定
これはチャットGPTにピックアップした単年成績や通算成績を入力してSABCDEFGの1~100段階でパワプロ風に評価してもらい、それに少し手心を加えることにしました
評価基準
S:超一流、A:一流、B:良好、C:平均、D:やや物足りない、E:低め、F:かなり厳しい、G:問題外
ナ・リーグ東地区
フィラデルフィア・フィリーズ
ニューヨーク・メッツ
マイアミ・マーリンズ
アトランタ・ブレーブス
ワシントン・ナショナルズ
フィラデルフィア・フィリーズ(PHI)
PHI / 野手No.1
🏅 チェイス・アトリー 2008 #26
bWAR 9.0 fWAR 8.2
185cm / 88kg 29歳 右投左打 2B:159 / 1B:2

タイトル('08)
SS賞

【ハッスルプレー】
ロビンソン・カノと並び21世紀を代表する二塁手
走攻守すべてのクオリティが高く、全力プレイでチームを引っ張るリーダー
08年も走攻守にハッスル。14盗塁ながら成功率87.5%とBsR 7.2と高い走塁能力。DRS 30は全体トップ、UZR 18.3はリーグ2位
bWAR 9.0はプホルスに次ぐ全体2位
通算1885安打、259本塁打、154盗塁
36歳以降ケガで通算成績を伸ばすことが出来ず、殿堂入りは厳しいか
【アトリー / 現役ハイライト】
PHI / 投手No.1
🏅 クリストファー・サンチェス 2025 #61
bWAR 8.0 fWAR 6.4
198cm / 90kg 28歳 左投左打 SP:32

タイトル('25)
オールMLB2ndチーム(先発投手)


【シンカーボーラー】
25年はナ・リーグのサイヤング賞最終候補3人に選ばれる成績(他2人はスキーンズと山本由伸)
bWAR 8.0はスキーンズや山本由伸を上回る数字で投手全体トップ
シンカーを軸にゴロの山 / ゴロ率 58.3%を気づくグランドボールピッチャーであると同時にシンカー(ツーシーム)とチェンジアップの緩急差で三振も奪える投手
【サンチェスvsドジャース打線 / プレーオフ】
ニューヨーク・メッツ(NYM)
NYM / 野手No.1
🏅 デビッド・ライト 2007 #5
bWAR 8.3 fWAR 8.4
183cm / 92kg 24歳 右投右打 3B:159

タイトル('07)
SS賞 GG賞

【メッツ / 4代目主将】
07年はトリプルスリーを達成
196安打(リーグ4位)、打率.325(同7位)、出塁率.416(同4位)とキャリアハイの成績
同じニューヨークのヤンキースがジーターならメッツのアイコンがデビッド・ライトでした
通算1777安打、242本塁打、196盗塁
【ライトのキャリアを振り返る】
NYM / 投手No.1
🏅 ジェイコブ・デグロム 2018 #48
bWAR 9.4 fWAR 9.0
193cm / 81kg 30歳 右投右打 SP:32

タイトル('18)
サイヤング賞 最優秀防御率


【ガラスのエース】
160キロのストレートと150キロ超えのスライダー、140キロ後半で落ちるチェンジアップ。近代野球の先発では最も完成された投手のひとり
デグロムが投げる時は援護点がなぜか少なく、全体トップのクオリティースタート28を記録しながら勝ち星はわずか10勝
しかし投球内容は圧巻の一言。防御率、FIPともに1点台
奪三振率 11.16、K/BB 5.85、WHIP 0.91とすべての数値が最高レベル
唯一弱点があるとすれば稼働率の低さ。2021年 / 33歳以降は毎年ケガでまともに投げれないシーズンが続きました
2025年は6年振りの二桁勝利を達成
【デグロムの投球 / 2018】
マイアミ・マーリンズ(MIA)
MIA / 野手No.1
🏅 ジャンカルロ・スタントン 2017 #27
bWAR 8.1 fWAR 6.4
198cm / 111kg 27歳 右投右打 RF:149 / DH:4

タイトル('17)
シーズンMVP 本塁打王 打点王 SS賞
ハンクアーロン賞 月間MVP(8月)

【マイアミの怪力バッター】
規格外のパワーでとんでもない飛距離のホームランを放つ打者
17年は開幕から好調をキープ。特に8月は凄まじく球団記録の月間18本塁打をマーク。59本塁打で2度目の本塁打王を獲得
IsoP.350は全体トップ
ヤンキースにトレード後は故障が多く不良債権化に
【全59本塁打 / 2017】
MIA / 投手No.1
🏅 サンディ・アルカンタラ 2022 #22
bWAR 8.0 fWAR 5.9
196cm / 90kg 26歳 右投右打 SP:32

タイトル('22)
サイヤング賞 月間MVP(6月) プレイヤーズ・チョイス・アワーズ(優秀投手) オールMLB1stチーム(先発投手)


【球団初のサイヤング賞】
22年にマーリンズの投手として初のサイヤング賞を獲得
最速162キロの高速シンカーに150キロを超えるチェンジアップを武器にピッチングを構築。近年では珍しい6完投
残念ながら23年10月にトミー・ジョン手術を受けて以降、この時期のような投球は鳴りを潜めてしまった
【アルカンタラ / 2022】
アトランタ・ブレーブス(ATL)
ATL / 野手No.1
🏅 ロナルド・アクーニャJr. 2023 #13
bWAR 8.4 fWAR 9.2
183cm / 92kg 25歳 右投右打 RF:156 / DH:2

タイトル('23)
シーズンMVP 盗塁王 SS賞 ハンクアーロン賞
月間MVP(4月 / 6月) オールMLB1stチーム(外野手)

【スピードとパワーの化身】
23年は大谷翔平が日本人初の本塁打王&投手として二桁勝利という快挙でア・リーグMVPを獲得。その同年のナ・リーグMVPがアクーニャJr.
大谷に負けず劣らずの好成績。MLB史上初の「40 - 70」を達成
bWAR 8.4はベッツに次ぐリーグ2位、fWAR 9.2は同1位
ただ73盗塁・成功率83.9%ながらスプリントスピードの数値はそこまで高くないので、この年からのベース拡大の影響が大きかったかもしれません
【70盗塁達成 / 2023】
ATL / 投手No.1
🏅 ジェイアー・ジャージェンス 2009 #49
bWAR 6.5 fWAR 3.5
185cm / 95kg 23歳 右投右打 SP:34



【2025年・39歳もまだ現役】
1990年代は投手王国だったブレーブス
21世紀に入るとマダックス(通算355勝)、グラビン(通算305勝)、スモルツ(通算213勝 / 154セーブ)に続く存在は現れず、意外な投手がシーズン最高bWARに
09年のジャージェンスは防御率2.60(リーグ3位)、クオリティースタート25(同2位)とエース級の活躍をしたシーズン
このままブレーブスの新エースになると思われたが11年に13勝した以外は成績が低迷。14年の28歳がメジャーリーグでの最後の登板になった
【ジャージェンス / 2009】
ワシントン・ナショナルズ(WSH)
WSH / 野手No.1
🏅 ブライス・ハーパー 2015 #34
bWAR 9.7 fWAR 9.3
188cm / 95kg 22歳 右投左打 RF:140 / CF:13 / DH:1

タイトル('15)
シーズンMVP 本塁打王 SS賞
ハンクアーロン賞 月間MVP(5月)

【天才肌のホームラン打者】
15年にわずか22歳でシーズンMVPに輝いた若き大砲
OPS1.109、wRC+197、IsoP.319は全体トップ
ただこの15年がキャリアハイの成績で、この年を超えるシーズンはなく23年以降は一塁手に転向
【ハーパー / 2015】
WSH / 投手No.1
🏅 マックス・シャーザー 2017 #31
bWAR 7.2 fWAR 6.4
190cm / 94kg 32歳 右投右打 SP:31

タイトル('17)
サイヤング賞 最多奪三振 月間MVP(6月)
プレイヤーズ・チョイス・アワーズ(優秀投手)


【3度のサイヤング賞】
平均回転数が2500を超えるストレートを武器に三振の山を築く大エース
被打率.176は全体トップ。bWAR、fWARはともにリーグ1位
19年には11勝、防御率 2.92でナショナルズ初のワールドシリーズ制覇に貢献
13度の二桁勝利、通算221勝、3489奪三振、カーショウやバーランダーと共に将来の殿堂入りが間違いないレジェンド投手
【全268奪三振 / 2017】
ナ・リーグ中地区
ミルウォーキー・ブルワーズ
シカゴ・カブス
シンシナティ・レッズ
セントルイス・カージナルス
ピッツバーグ・パイレーツ
ミルウォーキー・ブルワーズ(MIL)
MIL / 野手No.1
🏅 ライアン・ブラウン 2011 #8
bWAR 7.7 fWAR 7.1
188cm / 92kg 27歳 右投右打 LF:147 / DH:1

タイトル('11)
シーズンMVP SS賞

【輝かしいキャリアだったが…】
07年に打率.324、34本塁打、15盗塁で新人王に輝くと11年にはシーズンMVPを獲得
翌12年も41本塁打でホームラン王となり、2年連続でトリプルスリー
ブルワーズのみならずメジャーリーグを代表する選手に上り詰めたが、2013年に禁止薬物の使用が判明
11年にも使用を疑われていたようだが、尿の管理体制に不備があったという訴えが認められ出場停止になることはなかった
11年のシーズンMVPも禁止薬物の使用で評価は別れるところか
【ブラウン / 2011】
MIL / 投手No.1
🏅 ベン・シーツ 2004 #15
bWAR 7.2 fWAR 8.0
185cm / 88kg 25歳 右投右打 SP:34


【ほかの球団なら20勝クラス】
04年は前半だけで9勝、防御率2.26をマークし、オールスターにも選出
しかし後半は援護点が少なく3勝9敗と負け越してしまったが264奪三振は球団記録。さらに四球率も1.22と抜群の制球力でK/BB 8.25は全体トップ
150キロ後半のストレートに大きく曲がるカーブとチェンジアップを織り交ぜて、低めに集めるオーソドックスなピッチングスタイル
広島東洋カープや阪神タイガースで活躍したアンディ・シーツはいとこにあたる
【シーツ18奪三振 / 2004】
シカゴ・カブス(CHC)
CHC / 野手No.1
🏅 サミー・ソーサ 2001 #21
bWAR 10.3 fWAR 9.9
183cm / 100kg 32歳 右投右打 RF:160

タイトル('01)
打点王 SS賞

【3度の60本塁打】
98年にはマグワイアと01年にはバリーボンズと本塁打王争いをしたスラッガー(ともに本塁打2位)
60本塁打を打ったシーズンはいずれも本塁打王を逃しており、ステロイド時代を代表する選手のひとり
ソーサもマグワイアもボンズも禁止薬物に手を染めたことで殿堂入りはならず
それ以外にも2003年6月にコルクが入った禁止バットの使用も発覚し、評価は地の底に落ちてしまった
【64本目のホームラン / 2001】
CHC / 投手No.1
🏅 マーク・プライアー 2003 #22
bWAR 7.4 fWAR 7.8
196cm / 104kg 22歳 右投右打 SP:30


【ガラスのエース】
03年に18勝(リーグ2位)、245奪三振(同2位)、防御率2.43(同3位)
bWARとFIPはリーグ1位。サイヤング賞投票は3位
05年・24歳で11勝。06年を最後にメジャーへ復帰することはなかった
現在はドジャースの投手コーチとして大谷選手たちの中継で多くの人が目にしているだろう
プライヤー自身が球数の酷使やケガに苦しんだ経験をコーチとして日本人選手たちに活かしてくれている
【プライヤー完投 / 2003】
シンシナティ・レッズ(CIN)
CIN / 野手No.1
🏅 ジョーイ・ボット 2017 #19
bWAR 7.9 fWAR 6.2
188cm / 99kg 33歳 右投左打 1B:162

タイトル('17)
週間MVP(7月2日)

【通算出塁率.409】
9度の出塁率4割、7度の最高出塁率と高い選球眼とコンタクト率、長打力を兼ね備えた打者
尊敬するイチローが3000安打を達成した際には51枚のピザを送った律儀なエピソードもあるカナダ野球を代表する選手のひとり
【ボット / 4試合連続ホームラン】
CIN / 投手No.1
🏅 ブロンソン・アローヨ 2006 #61
bWAR 6.8 fWAR 4.6
190cm / 83kg 29歳 右投右打 SP:35


【通算148勝・シンカーボーラー】
ひざを曲げずに足を高く上げる独特のフォームで純粋なストレートではなく、シンカーを軸に投げる技巧派
派手な奪三振ショーはなくても、無事これ名馬としてレッズ在籍の06-13年の8シーズンで毎年199イニング以上を投げ、6度の二桁勝利とエースとして活躍
【アローヨ / キャリアハイライト】
セントルイス・カージナルス(STL)
STL / 野手No.1
🏅 アルバート・プホルス 2009 #5
bWAR 9.7 fWAR 8.4
190cm / 106kg 29歳 右投右打 1B:159 / DH:1

タイトル('09)
シーズンMVP 本塁打王 SS賞 ハンクアーロン賞 ルーゲーリッグ賞 ハート&ハッスル賞
フィールディング・バイブル・アワード(一塁手) 月間MVP(4月 / 6月) プレイヤーズ・チョイス・アワーズ

【通算bWAR 101.3】
2000年代最高の野手をひとり選べと言われたらプホルスを挙げる人が多いのではないでしょうか
01-10年で10年連続で打率3割・30本塁打・100打点・OPS.950を達成
21世紀デビューの選手としては唯一のbWAR100超え
09年は47本で本塁打王を獲得。OPS、wRC+、IsoP、wOBAは全体トップ。満票でシーズンMVPに輝きました
3度のシーズンMVP、通算3384安打、703本塁打(歴代4位)、2217打点(歴代2位)と圧倒的な通算成績
イチローさんでも無理だった野手初の満票での殿堂入りはプホルスかもしれません
【全47本塁打 / 2009】
STL / 投手No.1
🏅 クリス・カーペンター 2009 #29
bWAR 6.5 fWAR 5.2
198cm / 104kg 34歳 右投右打 SP:28

タイトル('09)
最優秀防御率 カムバック賞


【ウエインライトと二枚看板】
制球力で打たせて取るグランドボールピッチャー
09年はHR/9 0.33 は全体トップ。07、08年と二年続けてケガに苦しんでいたがこの年は打たせるスタイルが見事に復活し2度目のカムバック賞も受賞
二枚看板のもう一人ウエインライトは13年のbWAR 6.3がシーズン最高
【カーペンター / 2009】
ピッツバーグ・パイレーツ(PIT)
PIT / 野手No.1
🏅 アンドリュー・マカッチェン 2013 #22
bWAR 7.8 fWAR 8.1
178cm / 86kg 26歳 右投右打 CF:155 / DH:1

タイトル('13)
シーズンMVP SS賞 プレイヤーズ・チョイス・アワーズ優秀選手

【パイレーツの英雄】
弱小球団のパイレーツが2013-15年は3年連続でワールドカードを獲得。その最大の功労者がマカッチェンである
13年はbWAR、fWARともにリーグ1位。出塁率も4割を超え、27盗塁で肩も強肩と走攻守でチームの20年ぶりのプレーオフ進出に貢献。シーズンMVPも獲得
2012-15年の4シーズンがマカッチェンの全盛期。18年にトレードでジャイアンツに移籍後は4球団を渡り歩き、23年にパイレーツに帰還した
25年シーズン終了時点で
通算2266安打、332本塁打、1152打点、220盗塁と将来的に背番号「22」はパイレーツの永久欠番になることが予想される
【マカッチェン / パイレーツ時代】
PIT / 投手No.1
🏅 ポール・スキーンズ 2025 #30
bWAR 7.7 fWAR 6.5
198cm / 117kg 23歳 右投右打 SP:32

タイトル('25)
サイヤング賞 最優秀防御率 月間MVP(7月)
オールMLB1stチーム(先発投手)



【現役最強】
24年はストレートとスプリットを軸に押すパワーピッチャーでしたが、25年はストレートの最高球速はやや落ちましたが、様々な球種を使うベテラン投手のような完成度を2年目で披露
両リーグただ一人の防御率1点台、ERA+217、WHIP 0.95とスクーバル以上の現役最強の先発投手であることを証明し初のサイヤング賞を獲得
2026年のWBCアメリカ代表のメンバー入りも発表され、日本代表が戦うことになれば大きな壁として立ちはだかるかもしれません
【スキーンズ / サイヤング賞を獲得】
ナ・リーグ西地区
ロサンゼルス・ドジャース
サンディエゴ・パドレス
サンフランシスコ・ジャイアンツ
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
コロラド・ロッキーズ
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
LAD / 野手No.1
🏅 エイドリアン・ベルトレ 2004 #29
bWAR 9.6 fWAR 9.7
180cm / 99kg 25歳 右投右打 3B:155 / SS:1

タイトル('04)
本塁打王 SS賞 月間MVP(9月)

【殿堂入り三塁手】
04年は48本で初の本塁打王、打撃だけではなくUZR 25.9も全体トップ
シーズンMVPになってもおかしくない成績だがバリーボンズがいたためにMVP投票は2位。通算3166安打、477本塁打
2024年に資格取得1年目でアメリカ野球殿堂入り
【全48本塁打 / 2004】
大谷翔平
2024年 29歳 右投左打 DH:159
159試合 197安打 率.310 54本 130点 59盗 OPS1.036 bWAR 9.2

LAD / 投手No.1
🏅 クレイトン・カーショウ 2013 #22
bWAR 8.1 fWAR 7.2
193cm / 102kg 25歳 左投左打 SP:33

タイトル('13)
サイヤング賞 最優秀防御率 最多奪三振 月間MVP(7月) ウォーレン・スパーン賞 プレイヤーズ・チョイス・アワーズ(優秀投手)


【LAD / 歴代No.1先発投手】
2009年以降ドジャースのエースとして活躍。今シーズン18年の現役生活に幕を下ろしました
13年に2度目のサイヤング賞を獲得。防御率は両リーグでただひとり1点台
ストレートとスライダーで8割の投球を組み立て、そこに二階から落ちてくるような落差のドロップカーブで三振を奪うスタイル
通算223勝、3052奪三振、3度のサイヤング賞
資格初年度でのアメリカ野球殿堂入りは間違いないでしょう
【若かりし頃のカーショウ / 2013】
サンディエゴ・パドレス(SD)
SD / 野手No.1
🏅 エイドリアン・ゴンザレス 2009 #23
bWAR 6.9 fWAR 5.8
188cm / 97kg 27歳 左投左打 1B:156 / DH:2

タイトル('09)
GG賞

【4年連続30本塁打】
09年は初の40本塁打、リーグトップの119四球で出塁率も4割超え
守備もDRS 15を記録し2年連続でゴールドグラブ賞を獲得
通算2050安打、317本塁打、1202打点
タティスJr.は21年のbWAR 6.6、マチャドは22年のbWAR 6.8が最高
SD / 投手No.1
🏅 ジェイク・ピービー 2007 #43
bWAR 6.2 fWAR 6.7
185cm / 88kg 26歳 右投右打 SP:34

タイトル('07)
サイヤング賞 投手三冠 最多勝 最優秀防御率 最多奪三振
月間MVP(5月 / 8月 / 9月) プレイヤーズ・チョイス・アワーズ優秀投手

【07年は投手三冠】
変化の違う二種類のスライダーと150キロ後半のストレートでのコンビネーションで三振を取る本格派
05 - 07年は3年連続で200奪三振、うち2回最多奪三振を獲得
2010年以降は故障もありストレートの球速が下がり成績も悪化。16年・35歳のシーズンを最後に通算152勝で引退
【ピービ―16奪三振 / 2007】
サンフランシスコ・ジャイアンツ(SF)
SF / 野手No.1
🏅 バリー・ボンズ 2001 #25
bWAR 11.9 fWAR 12.5
185cm / 95kg 36歳 左投左打 LF:143 / DH:6

タイトル('01)
シーズンMVP 本塁打王 SS賞 ハンクアーロン賞 月間MVP(5月 / 9月) プレイヤーズ・チョイス・アワーズ(最優秀選手)

【最強の打者だが…】
01-04年の4シーズンはバリーボンズがメジャー最強の打者として君臨していた期間
01年はマグワイアのシーズン最多本塁打を塗り替える73本塁打。長打率.863はベーブルースを抜いて歴代1位
bWAR 11.9 は21世紀最高記録。通算bWAR 162.8は歴代1位
歴代トップの通算762本塁打を打ちながらステロイドを使用したことでアメリカ野球殿堂入りはならず
個人的にはステロイド使用前の5ツールプレイヤー時代の90年代こそボンズの全盛期だと思っている
【73本目のホームラン / 2001】
SF / 投手No.1
🏅 ティム・リンスカム 2008 #55
bWAR 7.8 fWAR 7.1
180cm / 77kg 24歳 右投左打 SP:33 / SU:1

タイトル('08)
サイヤング賞 最多奪三振
プレイヤーズ・チョイス・アワーズ(優秀投手)


【小さな体のエース】
08年はbWAR 7.8、fWAR 7.1 ともに投手全体トップ。サイヤング賞と最多奪三振を獲得
全身をしならせるダイナミックな投球フォームから100マイル近いストレートに縦の変化球チェンジアップにカーブで三振の山を築く
2年連続サイヤング賞、3年連続最多奪三振とジャイアンツのエースとして2010年代も活躍が続くと思われましたが

2012年 / 28歳のシーズンになるとストレートの平均球速が146.4キロまで低下
全ての球種の質が下がったこともあり、徐々に支配的なピッチングが出来なくなり32歳で早期に引退
【リンスカムのキャリアを振り返る】
アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ARI)
ARI / 野手No.1
🏅 ルイス・ゴンザレス 2001 #20
bWAR 7.9 fWAR 8.9
188cm / 81kg 33歳 右投左打 LF:161

タイトル('01)
SS賞 月間MVP(4月 / 6月)

【01年は突然ホームラン打者に変貌】
ルイス・ゴンザレスといえば01年ヤンキースとのワールドシリーズ第7戦でのマリアーノリベラからの逆転サヨナラヒットが印象的
このヒットによりダイヤモンドバックスは創設4年目でのワールドシリーズ制覇の快挙を達成
この年はこれまで00年の31本塁打が最高だった中距離打者のゴンザレスが4月に13本塁打で月間MVPを取ると勢いそのままにシーズン57本塁打を記録
その後は引退するまで一度も30本塁打すらなかったので、単年だけの突然変異でした
【サヨナラヒットでWS制覇】
ARI / 投手No.1
🏅 ランディ・ジョンソン 2002 #51
bWAR 10.7 fWAR 8.1
208cm / 102kg 38歳 左投右打 SP:35

タイトル('02)
サイヤング賞 投手三冠 最多勝 最優秀防御率 最多奪三振 月間MVP(4月 / 9月) ウォーレン・スパーン賞

【最後の300勝投手】
01年にカートシリングと共にワールドシリーズMVPを受賞し球団初のワールドシリーズ制覇に貢献
02年も圧倒的な支配力は健在。35先発で30回のクオリティースタート、24勝に334奪三振と4年連続5度目のサイヤング賞を獲得
fWARの1位は9.3で同じチームのカートシリング
【R.ジョンソン / 2001】
コロラド・ロッキーズ(COL)
COL / 野手No.1
🏅 トッド・ヘルトン 2004 #17
bWAR 8.3 fWAR 7.0
188cm / 99kg 30歳 左投左打 1B:153

タイトル('04)
GG賞

【ロッキーズの最強打者】
ヘルトンのキャリアハイは2000年。打率.372で首位打者、bWAR 8.9でリーグ1位。
今回は21世紀以降が対象なので04年をピックアップ。高打率、三振率の低さ、四球率、長打力と打者に必要な要素すべてを備えていた強打者
これだけの数字なのに一つもリーグ1位になれないのは同リーグにバリーボンズがいたせい
(ボンズ / 打率.362 / 四球率 37.6% / wRC+233 / OPS1.422)
通算2519安打、打率.316、369本塁打、1406打点で24年にアメリカ野球殿堂入り
【ヘルトン・3本塁打 / 2000】
COL / 投手No.1
🏅 カイル・フリーランド 2018 #21
bWAR 7.8 fWAR 4.1
193cm / 92kg 25歳 左投左打 SP:33



【ロッキーズ一筋】
本拠地クアーズ・フィールドは打者天国ということは投手は地獄
18年は球団新記録の防御率 2.85を記録。17勝、202.1イニングを投げてこの防御率は称賛に値します
しかし、その後は毎年防御率は4点台か5点台。投手がロッキーズへの移籍だけは勘弁というのはよく分かります
2010年のヒメネスもbWAR 7.5、19勝、防御率 2.88と球団史に残る先発成績でした
【フリーランド / 2018】
21世紀シーズンWAR / 球団No.1
ナ・リーグ東地区
フィラデルフィア・フィリーズ
・#26 チェイス・アトリー 2008 右投左打 2B
打率.292 33本 104打点 14盗塁 bWAR 9.0
・#61 C.サンチェス 2025 左投左打 SP
13勝 5敗 202.0回 212奪三 防 2.50 bWAR 8.0
ニューヨーク・メッツ
・#5 デビッド・ライト 2007 右投右打 3B
打率.325 30本 107打点 34盗塁 bWAR 8.3
・#48 J.デグロム 2018 右投右打 SP
10勝 9敗 217.0回 269奪三 防 1.70 bWAR 9.4
マイアミ・マーリンズ
・#27 G.スタントン 2017 右投右打 RF
打率.281 59本 132打点 2盗塁 bWAR 8.1
・#22 S.アルカンタラ 2022 右投右打 SP
14勝 9敗 228.2回 207奪三 防 2.28 bWAR 8.0
アトランタ・ブレーブス
・#13 R.アクーニャJr. 2023 右投右打 RF
打率.337 41本 106打点 73盗塁 bWAR 8.4
・#49 J.ジャージェンス 2009 右投右打 SP
14勝 10敗 215.0回 152奪三 防 2.60 bWAR 6.5
ワシントン・ナショナルズ
・#32 B.ハーパー 2015 右投左打 RF / CF
打率.330 42本 99打点 6盗塁 bWAR 9.7
・#31 M.シャーザー 2017 右投右打 SP
16勝 6敗 200.2回 268奪三 防 2.51 bWAR 7.2
ナ・リーグ中地区
ミルウォーキー・ブルワーズ
・#8 R.ブラウン 2011 右投右打 LF
打率.332 33本 111打点 33盗塁 bWAR 7.7
・#15 ベン・シーツ 2004 右投右打 SP
12勝 14敗 237.0回 264奪三 防2.70 bWAR 7.2
シカゴ・カブス
・#21 サミー・ソーサ 2001 右投右打 RF
打率.328 64本 160打点 0盗塁 bWAR 10.3
・#22 M.プライアー 2003 右投右打 SP
18勝 6敗 211.1回 245奪三 防2.43 bWAR 7.4
シンシナティ・レッズ
・#19 ジョーイ・ボット 2017 右投左打 1B
打率.320 36本 100打点 5盗塁 bWAR 7.9
・#61 B.アローヨ 2006 右投右打 SP
14勝 11敗 240.2回 184奪三 防3.29 bWAR 6.8
セントルイス・カージナルス
・#5 アルバート・プホルス 2009 右投右打 1B
打率.327 47本 135打点 16盗塁 bWAR 9.7
・#29 C.カーペンター 2009 右投右打 SP
17勝 4敗 192.2回 144奪三 防 2.24 bWAR 6.5
ピッツバーグ・パイレーツ
・#22 A.マカッチェン 2013 右投右打 CF
打率.317 21本 84打点 27盗塁 bWAR 7.8
・#30 ポール・スキーンズ 2025 右投右打 SP
10勝 10敗 187.2回 216奪三 防1.97 bWAR 7.7
ナ・リーグ西地区
ロサンゼルス・ドジャース
🏅 MLB殿堂入り
・#29 A.ベルトレ 2004 右投右打 3B
打率.334 48本 121打点 7盗塁 bWAR 9.6
・#22 C.カーショウ 2013 左投左打 SP
16勝 9敗 236.0回 232奪三 防 1.83 bWAR 8.1
サンディエゴ・パドレス
・#23 A.ゴンザレス 2009 左投左打 1B
打率.277 40本 99打点 1盗塁 bWAR 6.9
・#44 ジェイク・ピービー 2007 右投右打 SP
19勝 6敗 223.1回 240奪三 防2.54 bWAR 6.2
サンフランシスコ・ジャイアンツ
・#25 バリー・ボンズ 2001 左投左打 LF
打率.328 73本 137打点 13盗塁 bWAR 11.9
・#55 T.リンスカム 2008 右投左打 SP
18勝 5敗 227.0回 265奪三 防 2.62 bWAR 7.8
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
・#20 ルイス・ゴンザレス 2001 右投左打 LF
打率.325 57本 142打点 1盗塁 bWAR 7.9
🏅 MLB殿堂入り
・#51 R.ジョンソン 2002 左投右打 SP
24勝 5敗 260.0回 334奪三 防2.32 bWAR 10.7
コロラド・ロッキーズ
🏅 MLB殿堂入り
・#17 トッド・ヘルトン 2004 左投左打 1B
打率.347 32本 96打点 3盗塁 bWAR 8.3
・#21 カイル・フリーランド 2018 左投左打 SP
17勝 7敗 202.1回 173奪三 防 2.85 bWAR 7.8
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