【敗者のゲーム・第1章】名言まとめ③株式市場で負けないためには?
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【この記事はこんな読者向け】
・これから新NISAで投資を始める方
・投資を始めたが負けている方
・再現性の高い資産形成術を知りたい方
こんにちは、FPはせがわです!
投資には数々の名著がありますが、僕がおすすめしたいのは、チャールズ・エリス氏の『敗者のゲーム』です。
敗者のゲームは、インデックス投資の優位性やアクティブ投資のリスクを徹底的に解説した本となります。投資初心者の方、特にインデックス投資に疑問や不安をお持ちの方に、ぜひ読んでいただきたい!個人的には投資本の最高傑作と思っていて、一生モノのバイブルとしています。
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今回は、前回のまえがきに引き続き、敗者のゲームの第1章「運用は敗者のゲームになった」から名言をピックアップしつつ、わかりやすく解説していきます。敗者のゲームをまだ読んでいない方、読んだけど復習したい方、ぜひ参考になさってください。
この記事を読めば、最短でインデックス投資の本質に迫ることができます!
序文の名言はコチラ!
まえがきの名言はコチラ!
①実績を見る限り、ほとんどの投資信託、年金、財団などの機関投資家も市場に勝てていない
これ、衝撃的だと思いませんか?私たちは、日頃のニュースや投資番組で大手証券会社や銀行などの『プロの機関投資家』の意見を参考にしています。きっと彼らは、私たちのような投資の素人よりも正確なタイミングで投資ができ、その結果も市場平均を大きく上回るような華々しいものだとイメージしています。
しかし、運用成績を測定している会社のデータは、運用機関の成績が期待外れ(市場平均に勝てていない)であることを示しているのです。もちろん、プロの機関投資家ですから、市場平均を上回るような成績が見られることはあります。ただし、長くは続かないのです。
「市場平均を上回る」という目標に反して、アメリカのプロの運用機関でさえ、全体的に見ると市場に負けているのです。
さすがに、にわかに信じ難いですよね。これ、本当なのでしょうか?
②長期的に見ると、ずっと市場に勝ち続けているファンドはない。そして、どのファンドがこれから勝つのかも、誰にもわからない。
資産運用の世界では伝統的に、市場に勝てるという信念が支配的でした。しかし時代は変わり、今日この前提は、プロの運用機関にとってさえあてはまりません。
プロの運用が始まった最初の1年間では、多くのアクティブファンドが市場に勝っています。しかし、1年以上の成績を見ると、約7割の投資信託が市場平均を下回ります。
10年間勝ち続けるアクティブファンドもあります。しかし、10年すると8割、15年では9割のファンドが市場に負けているのです。
長期的に見れば、ずっと勝てるファンドはほとんどなく、これからどのファンドが勝つかなんて、誰にもわからないということです。
えー?でも、プロの機関投資家なら、投資で勝ちまくっているはず。少なくとも市場平均なんて数字は、軽く上回るんじゃないの???って思いませんか?
プロの機関投資家が勝てない理由、実はとてもシンプルなものでした。
③なぜなら、機関投資家が市場そのものだから、機関投資家全体としては、自分自身に打ち勝つことはできないのだ。
現代の株式市場では、取引所の取引の99%が機関投資家によるものです。つまり、プロ同士が売り買いし、プロ同士の戦いの結果が、市場平均となっています。
プロは最新のコンピューターで情報を処理し、素早く動こうとします。S&P500のような株価指数から、優れた企業や業種を選んで市場平均を上回ろうとします。多くの優れた専門家の意見も集約し、顧客のために質の高いサービスを提供しようとします。
ですが、これは他のプロも同じことをします。そして、それを毎日繰り返します。なので、プロ同士がさらに必死で戦い、市場平均を大きくアウトパフォームしようとします。
しかし、やはり他のプロも同じことをするので、誰もが大きな壁に突き当たります。そして、プロが戦った結果が市場平均を形成。最終的には手数料や税金などのコストを差し引かれますので、プロのほとんどが市場平均に負けてしまう。
こんなに激しい戦いですから、今年勝てたプロも、来年や再来年、10年後も勝ち続けられる保証や見通しなどどこにもない『敗者のゲーム』なのです。
④個人の運用成績の場合は、さらに悪い。デイトレーダーに至っては、もっとひどい。やめたほうがいい。
プロでさえ勝ち続けられない激しい市場で、個人がしゃしゃり出たところで勝てる見込みはさらにないでしょう。ましてや、デイトレードなどの投機的な取引を繰り返せば、プロの食い物にされるのが関の山。
投資の素人である個人は、知識や経験、情報、資金力などでプロに劣っているため、動けば動くほど必ずミスが出てしまいます。私たちが株式市場で戦っている相手は、個人では到底太刀打ちできないようなプロの専門機関です。
市場の隙間をついたり、プロの裏をかけば個人でも儲けられるのでは???などという甘い考えは、新NISAで長期投資を目指す私たちは持たない方が賢明なようです。
では、投資のプロでも勝てない株式市場で私たちは、どんな投資をすればいいのでしょうか?
⑤プロのテニスは勝つためのプレーで結果が決まる「勝者のゲーム」であるのに対し、アマチュアのテニスは敗者のミスによって決まる「敗者のゲーム」なのである。
テニスの試合の統計分析の結果によると、プロは得点を勝ち取るのに対し、アマチュアはミスによって得点を失うことがわかった。プロのテニスでは、ポイントの80%が自ら勝ち取ったものであるのに対し、アマチュアのテニスでは、ポイントの80%が敵失(相手のミス)によるものだった。
つまり、アマチュアが試合に勝つためには、華麗なウイニングショットを決めようとしたり、サービスエースで敵を圧倒しようとしたりせず、淡々とボールを返すこと。つまり余計なことは何もせず、相手が勝手にミスして自滅するのを待つことが、最善の戦略であることがわかった。
株式市場は、少数のプロと圧倒的多数のアマチュアで構成されているのではなく、参加者の99%がプロの投資家です。そのため、強いものが相手を圧倒して勝っているのではなく、強い者同士が戦うためにミスをした側が自滅するという「敗者のゲーム」となっています。つまり、株式市場で生き残るためには、余計なことは何せず、とにかくミスをしないことが大切なのです。
⑥結局、投資のプロも市場に勝てないなら、市場を忠実に反映し、市場に負けないインデックス・ファンドへの投資を考えてみるべきだ。
「市場に勝つ」ことを目指して、アマチュアである私たちが「敗者のゲーム」に参加すれば、負けはほぼ見えています。しかし、悲観することはなく、勝つ方法はある、と著者のチャールズ・エリス氏は主張します。
エリス氏によれば株式市場で勝つ方法は、インデックスファンドへの投資です。インデックスファンドは長期的な経済成長率に連動した形で資産形成が期待できます。どんなに市場が高騰しても暴落しても長期的には「平均への回帰」が起こるからです。
株式市場は、相場を牽引するプロの投資家が戦った結果によって形成されます。その結果を苦労することなく取り込めるのがインデックスファンド。そのため、インデックスファンドは面白くもおかしくもありませんが、とにかく結果が出ます。
ただし、インデックス投資では、相場に振り回されずに長期運用を続けることが大切です。下手に動いてしまうとミスをしてしまい、敗者のゲームを生き残ることができなくなるからです。
株式市場が暴落した時に冷静さを保つのは容易ではありません。そのため、ミスをしないように現実的な投資目標を決め、その目的を達成するための現実的な投資方針を選び、その方針をブレることなく辛抱強く貫くことが大切です。
つまり、プロよりも優れた結果である市場平均に連動した形で資産形成を行うことを目標とし、それを達成するためにインデックス投資を選び、絶対にその方針を貫いて長期継続すること。これが「敗者のゲーム」に勝つ方法であり、本書が伝えたいことのすべてとなります。
まとめ 『敗者のゲーム・第1章』名言まとめ③
敗者のゲーム第1章のの名言はここまで。いかがでしたでしょか?要するに、インデックス投資なら市場に勝てるということです。
あれこれガチャガチャやるよりも、じっくりと長期投資に向き合うだけ。プロが席巻する株式市場で生き残るには、どんなに市場が荒れていても、インデックス投資を貫くことが大切です。
まだまだ珠玉の名言は続きますが、それはまたのちほど別の記事で解説していきます!
いかがでしたか?この記事が良かったら、ぜひ購入して僕の発信活動を応援してくださると嬉しいです!
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