1%の人しか知らないトランプ暗殺未遂が今晩もあった訳
ホワイトハウス記者晩餐会で銃声が報告される
ワシントン・ヒルトンの会場で、参加者が 複数の大きな破裂音 を聞き、シークレットサービスが即座に反応。 大統領はステージ上から退避させられ、会場は一時的に混乱状態となった。


トランプは事件後すぐホワイトハウスに戻り記者会見をした。

その会見の中で、トランプは「今晩のように危険が起きる可能性がある。だからホワイトハウスにはボールルーム(宴会場)が必要なんだ。」と語った。 まるで、事件そのものが必要性の証拠になったかのような言い方だった。
実際、トランプはホワイトハウスに直結したボールルームの建設を、議会の承認がないまま進めた。 しかし、歴史保全団体が「無許可の大規模改変」として訴えを起こし、裁判所は工事を途中で止めた。 控訴裁判所はその後、 「最終判断までの間、一部工事を再開してよい」 という暫定的な猶予を出したが、これは計画が合法と認められたわけではない。 根本問題は未解決のままだ。ホワイトハウスは連邦財産であり、 大規模な改修には議会の明確な許可が必要 という法的原則がある。 この原則が、計画を止めた。
そして今晩の事件。 それは、トランプの主張を強める材料として作用する可能性がある。 「だから必要なんだ」という論理が、より強く響くからだ。
もちろん、 ボールルーム建設のために自作自演で暗殺未遂を仕掛けた という考えは、常識的に見れば成立しない。 証拠もない。 ただ、トランプという人物のドラマ性を知っていると、 「彼ならやりかねない」と思わせてしまう空気 があるのも事実だ。
その空気こそが、アメリカ政治の特徴であり、 事件そのものよりも、 事件がどう語られ、どう利用されるか が注目される理由でもある。

