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今後1年間の米国インフレ見通しが完全に書き換えられた

今後1年間のインフレ見通しが完全に書き換えられた。これまで市場は、インフレは徐々に低下し、FRBは年内に複数回の利下げを行うというシナリオを前提としていた。しかし、最新データと企業行動の変化により、この前提が崩れた。

最大の理由は サービスインフレの粘着性。住宅費、医療費、保険料、教育費など、家計の中心を占めるサービス価格が下がらず、むしろ上昇圧力が続いている。モノの価格は落ち着いたが、サービス価格は賃金上昇と労働市場の逼迫によって高止まりしている。

企業側も、パンデミック期に行った値上げを維持し、消費者が高価格に慣れたため、値下げに踏み切らない。結果として、「高価格が新しい通常」となり、インフレ鈍化を妨げている。

金融政策面では、FRB が利下げに慎重になり、市場の期待が後退。専門家は、利下げが遅れるほどインフレは長引くと指摘し、FRBはより長期の高金利を維持せざるを得ない可能性が高いと述べる。

総合すると、 ①サービス価格の粘着性 ②企業の高価格維持 ③賃金上昇と労働市場の構造 ④FRBの利下げ遅延 が重なり、「来年のインフレ見通しは根本的に変わった」というのが専門家の結論。


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