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先代との話し合いが、いつも口喧嘩になってしまう後継ぎへ。悩む前に試してほしい、対話のコツ。

こんにちは、なりです!

会社を良くしたい一心で提案したのに、先代(親)と話すといつも口喧嘩になってしまう。

後継ぎの立場にいると、このような悩みに直面する機会も多いのではないでしょうか。

通常の仕事における提案とは異なり、親子という関係性があると、どうしても感情が優先してしまい、冷静な話し合いが難しくなります。
(また、事業承継に限らず相続などの場面でも感情という要素が入ると合理的な話し合いが難しくなります。)

今回は、そんな時に試してほしい「対話のルール(ソフトスキル)」についてお話しします。
事業承継に関わる方はもちろん、新しいポジションに就く方にも参考になれば幸いです!




■ 親子だからこそ、まずは「感謝」から始める


親子間の事業承継では、関係が近すぎるゆえに、ついつい言葉がきつくなってしまいます。

そこで、新しい提案をする前に、言葉を発する前に、まずは「一歩立ち止まる」ことを意識してみてください。

そして、相手への感謝から対話を始めます
先代に対して「あなたがこれまで築き上げてきたものを心から尊敬し、感謝している」という内容を、自分の言葉にしてしっかりと伝えます。

その上で、「だからこそ、私はこの提案をしています」と繋げます。
このワンクッションがあるだけで、相手のフラストレーションをすっと抑え、提案を受け入れる形を作ることができます。

つまり、「自分のやってきたことを認めてくれているんだな」と先代に安心してもらうことが、すべての対話の土台になります。


■ 「すいません」を「ありがとう」に変換する


対話の場面で、もう一つ意識したいポイントがあります。

それは、会話の端々で「すいません」を「ありがとう」に変換することです。
これは先代に対してだけでなく、職場や取引先との人間関係構築でも大いに役立ちます。

「すいません」が口癖になっていると、知らず知らずのうちに自分を下にしてしまい、不要な上下関係を作ってしまう原因になります。

対等な関係を築くためには、言葉の選び方がとても重要です。

もし先代や、番頭さんに対して、反射的に「すいません」と言ってしまっている後継ぎの方がいたら、まずはそれを「ありがとう」という感謝の言葉に変えることから始めてみてください


■ 【実践編】過去を肯定し、未来を提案するトーク術


私自身も、新しい施策やSaaSソフトの導入などを、何かしら大きな提案する際は、必ず親に感謝を伝えた上で切り出すようにしています。

例えば、こんな話し方を意識しています。

「これまで創業から会社を継続してくれてありがとう。ビジネスを学べば学ぶほど、約30年続けることがいかに難しいかがわかる。」
「そこで、今後さらに会社を発展させて、患者さんの満足度がもっと上がるように、〇〇という施策を打っていきたいと考えている。」

M&Aで規模を拡大していきたいと提案する時も、必ずこの感謝の言葉からスタートします。


これは、現場の従業員に対しても全く同じです。
これまでのやり方や業務を頭ごなしに否定するような伝え方は避けるべきです。

「これまで、このやり方で業務を支えてくれてありがとうございます。今後は〇〇さんの負担がもっと軽くなるように、こんな新しいやり方を考えていまして」と伝えます。

過去をしっかり肯定することで、相手も未来の話に耳を傾けてくれる状態になるのです。


■ 明日からできる小さな一歩

事業承継や世代交代における「感謝」の言葉は、
相手のこれまでの経験やプライドを守り、同じ目標に向かうための第一歩につながるソフトスキルになります。

身近な関係だからこそ、あえて言葉にして伝えることが大切です。

もし近いうちに先代と話し合う機会があるなら、

提案を始める前に、まずは

「ここまでこんな素晴らしい会社を継続してくれてありがとう」

と伝えてみませんか。

その一言が、口喧嘩を建設的な対話に変える、大きな第一歩になります!


私の自己紹介記事はこちら👇



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