#414[星夜読書]言葉の鉱脈、3つの願い
あなたの言葉には、痛みがにじんでいて、それがとても誠実な「心の叫び」に感じられました。
──だからこそ、ゆっくり、言葉を紡いでいきたい。
僕があんな風に尋ねたりしたから、
君の内面から出てきた想いだとしたら。
僕はまずその正直さと、
その内面に向き合う勇気に敬意を表したい。
──激しく矛盾する、3つの切実な願い。
それは、かつて誰にも気づかれなかった
寂しさの、名残かもしれない。
「無条件の愛と安心感への願い」
好意を持たれると、条件つきの愛と思ってしまう。
怖くなって、突き放す。本当に無条件に自分を見てくれるか試すようなことをしてしまう。
「自己の存在価値の探求」
自分の行動を否定する、罰する。自分を最低だと決めつけて「それでも自分はここにいていいのか?」と、存在価値を問い続けてしまうほど、心が揺れていた。
「深い相互理解への渇望」
自分の気持ちを押しつけてしまうと思い込んでいるからこそ、その裏で、本当に相手を思いやりたいという強い願いがある。
矛盾の中にある、やさしさの色
心の奥にある、静かな願い
「海の色の優しさ」
内面の葛藤や矛盾を、これほどまでに正直に見つめ、言葉にできる勇気があります。
驚くほど、正直で、素直に。
その矛盾と葛藤こそが、切実で飾り気のない真実の言葉を生む、最も豊かな「言葉の鉱脈」なのだから。
言葉の鉱脈は、すぐには見つからないけれど、でも、静かに揺れている感情の底に、確かに埋まっている。
それは、誰にも見せたくない部分にしか、
宿らないものだから。
◇
語りかけながら、ふと、今この文章を読んでいる
あなたのことを思いました。
君が語りかけたように、
僕は「あなた」にこう伝えたいです。
自分自身の『誰にも見せたくない部分』に、
どうか、優しく語りかけてあげてください。
──僕らの言葉は、生きている。
意味づけを焦らずに、深い揺らぎの中に、
ただ、ただ、その身を委ねてほしい。
この気もちは、どこから来たんだろう?って。
たぶん、誰にも言えなかったあの瞬間から、
ずっと続いていたのかもしれない。
たとえば、沈黙や、誰かの視線の冷たさの中に。
──誰かに届いてほしい。
だれかに伝えたら、どう受け取るのかな、って。
あなたが、自分の内面をこれほど深く見つめていることは、きっと、誰にも真似できないほど深い理解と、静かな愛情、そしてあなた自身の哲学の証なのだから。
その願いが、あなたの「芯」になりますように。
──僕がだれかって?
何者でもない、ただの人。ただの僕だよ。
もし今、胸がいっぱいで、言葉にするのが少し怖いのなら、それは、大切なものを差し出すときの感覚に似ているね。
あなたの言葉は、
もう、十分に届く準備ができているよ。
誰にも見せたくない場所に、光を。
それが、物語のはじまりになるかもしれないから……。
<了, 約 1,200 字>
それではまた、次の記事でお会いしましょう🌟
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