むめいの作品語ログVol.13_スケール感
こんにちは。
しばらく時間が空いてしまい申し訳ありません。
こういうのは期間空けてしまうとどんどん気後れしてしまうのでよくないですね。
というわけで、本日も語っていきたいと思います。
洞窟と星空が印象的だったこちらの写真。
星景写真はあまり撮ったことがないのですが、
自然界の岩肌と満天の星がマッチしている作品です。
岩?洞窟の出口を額縁として活用することで
岩石の閉塞感を感じさせずに空の抜け感が表現されているので、
額縁構図が効果的に活用されているように感じました。
ネイチャーフォトとしてこれだけでも十分に完成されている作品ですが、
個人的にはランタンを持つ人物が入ることで、
・スケール感
・物語性
の2点がうまく組み込まれているように感じました。
(物語性については以下で語ってるので省略します!)
星空が見えることで何となく広大なシチュエーションというのは分かるかと思いますが、
人物が入ることでその広大さが曖昧さを持たず如実に迫ってきます。
人間は便利なもので、同類の我々を写真越しでも見ただけで
どれだけ小さくてもある程度のサイズ感を頭の中に浮かべることができるので、
そのサイズと比べて周りにある景色はどのくらいの大きさ/小ささか大体判断できます。
つまり万国共通で通じる物差しになりますね。
物差し効果×人は人に無意識に目が惹かれる効果が重なって、
人物が写ることでスケール感を伝える効果的な役割と、
主題の明確さを与える役割の2つを兼ね備えることができると考えます。
一点注意したいのは、以下でも書いたように人というモチーフは
とても魅力的である一方、目線を惹きつける強烈な被写体でもあるので、
仮に風景が主題としたい写真だったとしても、
写っている人のサイズ感によっては人が主題と錯覚しかねないということです。
本作品くらいのサイズ感でさえ、恐らくランタンを持つ人が主題であり、
星空と洞窟が副題と意識して撮影しているのではないでしょうか。
それくらい人の持つ視線を呼び込む力は強いのだと考えています。
本作品はランタンを持って洞窟の外に出そうな人物を主題とすることで、
これから男性は広大な星空の元どこへ向かうのか、
鑑賞者の想像力を掻き立てる構成になっているように感じます。
今回はスケール感とは、について主に語ってみました。
以上となります。
X、インスタ、Threadsやっているので、
フォローすると日常を非日常感溢れる写真を見ることができると思います。
撮影依頼も受け付けていますので、
ご相談は以下フォームよりお待ちしてます。
