抹茶パフェと宇宙の話——カフェで娘たちとした学校選びの午後
【効率の学び】いつも絶対食べられない抹茶パフェ | Future Family Project 航海ログ
有効期限が5月30日のカフェチケットを、ぎりぎりで発見した。
「今日はチケットがある。普段だったら絶対頼めないものを頼もう」
長女と次女を連れて、サンマルクカフェへ向かった。
思ったより遠かった。少し後悔した。
でも5人いると全員で1個しか頼めないものを、チケットのおかげで今日は二人に一個ずつ頼めた。
【現場】まず英検の採点から
カフェに着いて席を確保し、パフェを待ちながら次女の英検の問題を採点した。
間違いは6問。ほとんどが文章の並び替え問題に集中していた。一つずつ解説する。
「並び替えさえ克服すれば、楽勝だよ」
次女はメモを取りながら聞いていた。
長女は隣で塾の宿題を黙々と進めていた。途中で宿題の一部を家に忘れてきたことが発覚して少し焦っていた。でもすぐ切り替えて算数を始めた。
パフェが来た。二人がスプーンを持った。
【発見】iPadで学校のパンフレットを見た
パフェを食べながら、話のネタにiPadでパンフレットを開いた。
ちょっと気になってる鹿児島にある全寮制の公立中高一貫校だ。
JAXAと連携した「宇宙学」という独自カリキュラムが特色で、近くに内之浦宇宙空間観測所があることから、JAXA職員や大学教員らが来校して授業を行う。もともと男子校だが、今年から女子生徒の受け入れが始まったばかりの学校だ。
「ここ、宇宙の研究ができる学校なんだよ」
長女が「宇宙の絵が描けるかも」と言った。
次女が「もしお姉ちゃんが行ったら、遊びにいける」と想像を膨らませた。
「二人とも同じ学校に行けたら心強いね。」

【考察】親ができることは、選択肢を広げること
宇宙の話から、この前みた、映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の話になった。
主人公が宇宙で出会う異星人の話だ。「もしかしたら君たちが大人になった頃には、宇宙人と遭遇しているかもしれない」と言ったら、娘たちがざわついた。
広島の離島の全寮制校、鹿児島の宇宙学校、都立中高一貫、東京の私立——いろんな学校がある。
どれも楽しそうだ。
でも一つだけ確かなことがある。
親ができることは、子供が存在に気づいていないことに気づかせて、選択肢を広げてあげること。
「宇宙学が学べる学校がある」と知らなければ、その選択肢は最初から存在しない。知った上で「行きたくない」と言うのは本人の自由だ。でも知らずに選ばないのは、選択肢がなかったのと同じだ。
カフェで抹茶パフェを食べながら、宇宙の話をした土曜日。
その種がいつか芽吹くかどうかは、わからない。でも蒔かなければ、芽は出ない。
【余韻】
800年後の子孫へ。
2026年5月、ある家族はカフェで抹茶パフェを食べながら、宇宙学が学べる学校の話をした。
「もしかしたら君たちが大人になった頃には、宇宙人と遭遇しているかもしれない」
娘たちがざわついた。
【シリーズ案内】
「効率の学び」シリーズでは、教育環境の選び方・受験の設計を記録しています。
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