見出し画像

腕を動かすと肩が詰まる人へ──場所の誤解を解き、“脇から腕”と思うだけで、動きが変わる理由

このnoteは、月間シリーズ『場所の誤解』第2話。
前回(第1話)は「“ダウンドッグでかかとをつけようとする”ことから起こる誤解」を扱いました。
今回は「腕を動かそうとした時に、肩が詰まってしまう理由」に切り込みます。



「肩を動かそう」と思うほど、なぜか首が詰まる──そんな経験、ありませんか?


ヨガで腕を動かすポーズをとった時。
真面目にがんばってやろうとする人ほど、こうなります。

  • 首が詰まる

  • 背中が固まる

  • 肩がひっかかる

こんな場合は、鎖骨や肩甲骨を意識すると、やりやすくなります。
しかし、それでもうまくいかない時もあります。
そんなときはどうするか?
でも、ある“場所のイメージ”を変えるだけで、身体はするすると動き出すことがあります。


鎖骨・肩甲骨を「意識して動かす」が、うまくいかない理由

もちろん、鎖骨や肩甲骨を動かせるようになることは、とても大切です。
でも──

  • 鎖骨って、どこからどこまで?

  • 肩甲骨って、どう動いてるの?

  • それって本当に「動いてる」って言えるの?

鎖骨・肩甲骨の構造の把握、動きの理解がないとズレてしまう。
ズレが改善されないまま考えれば考えるほど、動きが詰まってしまう。
それが現実でもあります。

鎖骨・肩甲骨を意識することは大切だし正解なのだけれど、難しいのもまた事実なんです。


「脇から動かす」とイメージすると、なぜ動きが変わるのか?

そんなとき、ぜひ試してみてほしいのがこの一言。

「脇を動かす」と思ってみてください。

これは何となくのイメージがもてればいいので、こんな一言もありです。

・「脇から腕が生えている」
・「脇=肩」
・「脇の重さを感じながら動かしてみる」
と思ってみてください。



これ、なぜかというと、肩回りの骨の図を見るとわかってきます。

腕を上げるとき、多くの人は「肩から腕がつながっている」とイメージしがちです。しかし、そうすると解剖学的に見た場合は実際の位置よりも外側で上側になってしまいます。

肩関節の位置は思っているよりも内側で下側、脇の方が場所が近いです。


鎖骨を動かそうとしなくていい。
肩甲骨をはがそうとしなくていい。
ただ──「脇から動かす」とイメージするだけでいい。

たったそれだけで、鎖骨は腕と連動して動き、肩甲骨は背中で自然に滑り出します。

🖼 コブラのポーズでも「脇から腕」と思うだけで──
左は肩から腕を動かそうとした状態。 右は「脇から腕」とイメージした状態。
肩の位置や首の詰まり方に違いを感じられます。 (※動画の 7:23〜 にて実演)

動きは、ちゃんと変わります。
しかも一番いいのは、“わけがわからなくても”変わってしまうところ。
先ほどの解剖図を知らなくても、理解しなくてもいいんです。

何となくそう思っておけばー
意識の置きどころさえ変えてしまえばー
それだけで動きが変わる。
その事実を自分が知っていることをしっていることが大切なんですよ。


📺実践動画で確認|「脇から腕」のイメージで動きが変わる瞬間

そうはいっても、実際に動きが具体的にわからないと実感しづらいと思うので、動画もご用意しました。

“理屈を知る → 基本を試す → ポーズで活かす”
この3ステップを動画で実演しています。
読んだ内容を、見ながらそのまま体験できます👇
https://youtu.be/neOxGx_JYhE

🕐 チャプター一覧:

0:31|なぜ「脇から動かす」のか?
2:03|基本練習①:脇の動きに気づく
3:00|基本練習②:脇と肩の連動
4:05|ダウンドッグ・四つんばい編
5:46|あぐらからのツイスト編
7:23|コブラのポーズ編


💡「場所のイメージ」が変われば、動きは変えられる

ヨガでもトレーニングでも、“動かす場所のイメージ”が変わるだけで、動きそのものが変わります。

鎖骨・肩甲骨という構造を知ることも、大切です。
でも、その前に──

「このへんを、脇から動かしてみようかな
そう感じることから、始めてもいい。

わからなくてもいい。
わからないなりに、やってみればいい。

それが、“再教育”のはじまりです。


🔄 次回予告|6月21日(金)公開

「腰を立てて」と言われると、なぜ反ってしまうのか?
「骨盤を立てる=腰を反る」になってしまう人へ。
仙骨・腰椎・股関節の関係を紐解きながら、“立つ”という感覚を再定義します。


🧭 『場所の誤解』シリーズ全体はこちら

「できない」は、努力不足ではありません。
ただ、“場所”を間違えていたのかもしれません。

📚 シリーズ全体をまとめて読みたい方はこちら
身体の使い方を、誤解から再教育する。──年間noteシリーズのご案内
https://note.com/gambaru/n/n6236bf517f3f


▼この感覚、面白いと思った方へ

「うまく動かない」のではなく、「動かし方のイメージ」が違っていただけ。
そう気づけたとき、身体は驚くほど素直になります。

📌 フォローすると、次の『整い方』が毎週金曜に届きます。
💬 「脇から動かす」で感じたこと、動きの変化など、コメントで聞かせてくださいね。


▼プレミアム購読のご紹介

🪧 このnoteは「身体の使い方を、誤解から再教育する」シリーズの第一弾、6月のテーマ「場所の誤解」一部です。

▶ プレミアム購読(月880円)では、毎月1本のテーマ解説note+9本の限定動画をご覧いただけます。
👉『誤解からの再教育』プレミアム版 ──毎月ひとつ、“思い込み”を解いて、身体の地図を描き直す
▶ https://note.com/gambaru/m/maa980e77afe2

▶ 単品(1本1,100円)でも購入できますが、プレミアム購読(月880円)なら毎月お得に学べます。

いいなと思ったら応援しよう!