#13:【子育て⇔学級経営⑨】教師よ聞け!“あなたの言葉”より、地域のオッサンの一言の方が強い!
「こんにちは、『ふるさと秋田をこよなく愛する教師』Yu-No先生です!
今日も、「育究」生活の中で感じたことを、学級経営と絡めて綴っていきたいと思います🔥
※「育究」についてはこちらの記事をご覧ください。↓
ナナメの関係
藤原和博さんの“ナナメの関係”という言葉をご存じでしょうか。
親子や教師と生徒はタテの関係、友だちはヨコの関係、そして利害関係のない第三者と子供との関係がナナメの関係です。
この、縦(親や先生)でもなく、横(友達)でもない。
ナナメの立場にいる「第三者の大人」の言葉の方が、子どもを一気に伸ばすことがある。
今回はまさにその経験を、
育究中の愛知でした話です。

こちらへ!
長女、50mの奇跡
先日、娘二人を連れて室内プールに行きました。
長女(6歳)は「25メートル泳いでくる!」と言うものの、実は一度も泳ぎ切ったことがない。いつも歩いて進むタイプです。
そして今回も、案の定、“歩くモード”で進もうとしていました。
そこに、隣のおっちゃんが声をかけてくれたんです。
「お嬢ちゃん、泳いでみたらええんやないか。
こういうとき、やればできるぞ。挑戦や!」
正直、僕が同じ言葉をかけても絶対にやりません。
親子関係は「甘え」と「遠慮」が入り混じっているからです。
でもその瞬間、
長女の目が変わりました。
「よし、やってみる!」
なんと泳ぎ始めたんです。
途中ロープにつかまる場面もありましたが、
初めて25メートルを泳ぎ切った!
僕は感動して「よく頑張ったな」と声をかけました。
しかし、おっちゃんは違いました。
「お嬢ちゃん、まだ足が変になっとるで。
魚みたいにまっすぐ伸ばして、スイスイ泳いでみ!」
この言葉で、長女は再び目を輝かせました。
「もう一回やる!」
そして、もう25メートル。
合計50メートル。
ほとんど泳げなかった長女が、
“初対面の地域のおっちゃん”の一言で一気に50mまで到達した。
これこそ、藤原さんの言う
「ナナメの関係」の力
そのものだと思うんです。
親(縦)でもない。
友達(横)でもない。
利害関係のない“第三者の大人”だからこそ届く言葉。
僕はその場で、
ナナメの関係の力のすごさを思い知りました。
まずはこちらの動画をご覧ください。
思い返すと、自分自身もナナメの関係の中で育ってきたことを実感しています。
公園で野球をしてると、友達のおじいちゃんがピッチャーをしに来てくれる。
悪いことをすると町内会長のおっちゃんが叱ってくれる。
親戚のおじさんが正月に、地域のよさを教えてくれる。
しかし、藤原さんが動画でも話していたように、今はその関係が崩れてきています。
だからこそ、思います。
今の学校現場でその関係を大切にしていく姿勢はとても重要だと。

地域のおばちゃんの家に
お菓子だけ食べにお邪魔していました🔥
今回の経験から導かれる“これからの学級経営”
教師と子ども。これ以外の関係にいかに広げていけるかが問われています。
ここで大切したいのは、以前もnote記事で書いた
「委ねる」
ということ。※気になる人は下の記事へ👇
学級経営は「一人だけで完結させようとする」ほど苦しくなります。
教師の言葉が効かない場面は必ず出てくる。
だからこそ
第三者に委ねる。
藤原和博さんの言葉で言うと、
「子どもは100人の師匠を持て。」
こうした“斜めの関係が自然に生まれる環境”を整えることこそ、現代の学級経営に求められている要素なのだと思います。
※学校における教育の第一責任者は教師が前提の上で
今回のまとめ~学級経営へのヒント~
今回の経験から、学級経営へのヒントは明確です。
教師が「斜めの関係」をつくる“場”をデザインすること
道徳
総合的な学習
特別活動
学校行事
授業
放課後の活動
すべてが“斜めの関係”を生むチャンス。
生徒が
「この大人の言葉、なんか刺さるな」
と思う瞬間は、成長している瞬間。
その瞬間のために、
教師が用意するのは、
生徒が“第三者の大人”と出会える環境と、
その価値を理解するマインド。
だと思います。
これが、学級経営を豊かにする“鍵”になる
そんな学びを拾った一日でした。
追記
藤原和博さんの「ナナメの関係」をわかりやすく紹介している、幻冬舎さんのNOTE記事も参考として貼っておきます。
「大人にとってのナナメの関係の大切さ」について触れられているので、興味のある方は読んでみてもよいかもしれません。

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