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#13:【子育て⇔学級経営⑨】教師よ聞け!“あなたの言葉”より、地域のオッサンの一言の方が強い!

「こんにちは、『ふるさと秋田をこよなく愛する教師』Yu-No先生です!

今日も、「育究」生活の中で感じたことを、学級経営と絡めて綴っていきたいと思います🔥

※「育究」についてはこちらの記事をご覧ください。↓

ナナメの関係

藤原和博さんの“ナナメの関係”という言葉をご存じでしょうか。

親子や教師と生徒はタテの関係、友だちはヨコの関係、そして利害関係のない第三者と子供との関係がナナメの関係です。

藤原和博、35歳の教科書

この、縦(親や先生)でもなく、横(友達)でもない。
ナナメの立場にいる「第三者の大人」の言葉の方が、子どもを一気に伸ばすことがある。

今回はまさにその経験を、
育究中の愛知でした話です。

ナナメの関係についてもっと知りたい人は
こちらへ!

長女、50mの奇跡

先日、娘二人を連れて室内プールに行きました。
長女(6歳)は「25メートル泳いでくる!」と言うものの、実は一度も泳ぎ切ったことがない。いつも歩いて進むタイプです。

そして今回も、案の定、“歩くモード”で進もうとしていました。

そこに、隣のおっちゃんが声をかけてくれたんです。

「お嬢ちゃん、泳いでみたらええんやないか。
こういうとき、やればできるぞ。挑戦や!」

おっちゃん

正直、僕が同じ言葉をかけても絶対にやりません。
親子関係は「甘え」と「遠慮」が入り混じっているからです。

でもその瞬間、
長女の目が変わりました。

「よし、やってみる!」

なんと泳ぎ始めたんです。
途中ロープにつかまる場面もありましたが、

初めて25メートルを泳ぎ切った!

僕は感動して「よく頑張ったな」と声をかけました。

しかし、おっちゃんは違いました。

「お嬢ちゃん、まだ足が変になっとるで。
魚みたいにまっすぐ伸ばして、スイスイ泳いでみ!」

おっちゃん

この言葉で、長女は再び目を輝かせました。

「もう一回やる!」

そして、もう25メートル。
合計50メートル。

ほとんど泳げなかった長女が、

“初対面の地域のおっちゃん”の一言で一気に50mまで到達した。

これこそ、藤原さんの言う

「ナナメの関係」の力

そのものだと思うんです。

親(縦)でもない。
友達(横)でもない。
利害関係のない“第三者の大人”だからこそ届く言葉。

僕はその場で、
ナナメの関係の力のすごさを思い知りました。


まずはこちらの動画をご覧ください。

思い返すと、自分自身もナナメの関係の中で育ってきたことを実感しています。

公園で野球をしてると、友達のおじいちゃんがピッチャーをしに来てくれる。

悪いことをすると町内会長のおっちゃんが叱ってくれる。

親戚のおじさんが正月に、地域のよさを教えてくれる。

しかし、藤原さんが動画でも話していたように、今はその関係が崩れてきています

だからこそ、思います。

今の学校現場でその関係を大切にしていく姿勢はとても重要だと。

僕はナナメの関係を利用して、
地域のおばちゃんの家に
お菓子だけ食べにお邪魔していました🔥

今回の経験から導かれる“これからの学級経営”

教師と子ども。これ以外の関係にいかに広げていけるかが問われています。

ここで大切したいのは、以前もnote記事で書いた

「委ねる」

ということ。※気になる人は下の記事へ👇

学級経営は「一人だけで完結させようとする」ほど苦しくなります。

教師の言葉が効かない場面は必ず出てくる。

だからこそ

第三者に委ねる。

藤原和博さんの言葉で言うと、

「子どもは100人の師匠を持て。」

こうした“斜めの関係が自然に生まれる環境”を整えることこそ、現代の学級経営に求められている要素なのだと思います。
※学校における教育の第一責任者は教師が前提の上で

今回のまとめ~学級経営へのヒント~

今回の経験から、学級経営へのヒントは明確です。

教師が「斜めの関係」をつくる“場”をデザインすること

  • 道徳

  • 総合的な学習

  • 特別活動

  • 学校行事

  • 授業

  • 放課後の活動

すべてが“斜めの関係”を生むチャンス。

生徒が

「この大人の言葉、なんか刺さるな」

と思う瞬間は、成長している瞬間。

その瞬間のために、
教師が用意するのは、
生徒が“第三者の大人”と出会える環境と、
その価値を理解するマインド。

だと思います。

これが、学級経営を豊かにする“鍵”になる
そんな学びを拾った一日でした。


追記

藤原和博さんの「ナナメの関係」をわかりやすく紹介している、幻冬舎さんのNOTE記事も参考として貼っておきます。

「大人にとってのナナメの関係の大切さ」について触れられているので、興味のある方は読んでみてもよいかもしれません。

この記事を読んで 「なるほど!」 とか 「おもしれぇ!」 と少しでも感じてもらえたら──
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