【構造批評】-全東信与信検査編-点検という名の実質検査、金融庁が問う融資判断の根拠‼️
🟧序章|「点検」という言葉の重み
日経が7月18日に報じたのは、金融庁が全東信の破綻を受け、融資先金融機関の与信管理を点検するという内容でした。
点検という言葉だけを見ると、破綻後の状況確認や一般的なヒアリングをイメージするかもしれません。しかし、銀行実務の視点で見ると、それほど軽い話ではありません。
金融庁が確認したいのは、損失額だけではなく、
⚫︎なぜ融資したのですか
⚫︎なぜ残高を増やしたのですか
⚫︎なぜ信用格付けを維持したのですか
⚫︎なぜ破綻前に与信を縮小しなかったのですか
こうした融資判断の根拠です。
稟議書、審査資料、自己査定、担保評価、モニタリング記録などを基に、当時の判断を説明することが求められる可能性があります。
つまり、「点検」という表現であっても、金融機関の立場から見れば、過去の与信判断を一件ずつ検証される実質的な与信検査に近い意味を持つ可能性があります。
🔵第一章|同じ融資先を見て判断が分かれた
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