【中学受験小3】息子、我が世の春
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一騒動あったが、春期講習を目前に息子の春がやってきた。
塾に行くか行かないか、勉強するかしないかも自分で決めていいことになった息子は、もちろん勉強しない日々を楽しく送っていた。
息子に笑顔が戻った。
私も親として、それは嬉しかった。
一方、心の中で焦っている自分もいた。
次のテストどうする、通塾どうする、春期講習どうする…?
テストは結果が悪かろうと受けてくれたらいいとして、塾はいつまで休むのか、それともやはり退塾なのか。
春期講習が迫っている。息子はどうするつもりなのか。
中学受験については、息子の意思を尊重するつもりだ。
しかし、学校のカラーテストにおいてもボリュームゾーンをキープしそうな息子だからこそ、漢字と計算だけは続けるべきではないか?
そもそも、中学受験は夫が決断して始まった。
退塾の時だけ、夫が話し合いに入らないのはおかしい。
いったん冷静になった私は、夫と話し合うことにした。
夫は私の話に反論することなく、「いいんじゃない、それで。」と繰り返した。
いつも脊髄反射で反論してくる夫がおとなしいので、居心地が悪かった。
自分が間違った選択をしたような気分だった。
それでも、私から夫にいくつかの提案をした。
塾にまつわることは、本人が嫌なら続けられない。
ただし、小学生としての勉強は続けてほしい。
できれば1科目増やして公文に戻したい。
すると、おとなしかった夫が脊髄反射で口を開いた。
「息子は公文だけは勘弁してくれって言ってたよ。」
公文だけは続けてほしい私の願望を、夫が即座に粉砕した。
しかし、荒波を乗り越えたばかりの私は、その事実をあっさり受け入れた。
そして、夫にさらなる提案を繰り出した。
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