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【中学受験】息子小4編 息子も先生のファンになる?

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山本塾の計算ドリルはシンプルだ。
四則演算1枚のタイムを測る。時間内に全問正解を厳守する。全問正解出来なければ指定のレベルに戻ってやり直す。
やることは、それだけだ。
さっそく息子に取り組ませてみた。
まず、二段階に設定されたタイムの第一段階にすら届かない。
負けず嫌いの息子は、途中でもタイムオーバーと感づいた段階で、涙をにじませ気持ちが乱れ始めた。そして、タイム以前に計算に取り組めない状態に陥った。
足し算パートをやるだけでも、四苦八苦した。
当時の息子には、それすら高い壁だった。
その様子は公文のすったもんだ時代を彷彿とさせた。
淡々と取り組めばいいだけなのに…。
予想以上に長い戦いになる覚悟をしなければならなかった。

それでも、私は山本先生を信じた。
息子の癇癪に心折れそうな時は、先生の動画を繰り返し見た。
このドリルの最終目的は「大手進学塾の授業についていくこと」だ。ドリルをクリアすること自体ではない。
時間内に全問正解を厳守する理由は、算数は難問になるほど少しのミスも許されないからだ。
先生の話には、受験の現実が詰まっているように思えた。
その先生が「5年生までにこのレベルなら理想」と語る基準は、当時の息子には手が届かないレベルに思えた。
しかし、それでも息子は山本先生のドリルを毎日頑張った。
タイムオーバーする自分が許せなくなり、涙を流しながら解答用紙を破った日もあった。
私も、息子の癇癪に耐えられなくなり、もうやめたいと絶望する日もあった。
わり算は特に手こずり、一つレベルが上がったと思ったらまた戻り、そのループは永遠かと思われた。
それでも、1枚ずつだとしても、なんとか毎日続けた。
次第にタイムオーバーすることが減り、やがて時間内に終えられるようになってきた。それとともに、息子の癇癪も減っていった。
5年生になる頃には、山本塾のドリルは背表紙が取れ、中身がバラバラになってしまうほどにやり込んでいた。
その頃、息子は先生が示した基準にギリギリ達していた。

先生、やりましたよ。
私は、お会いしたことのない山本先生に心の中で報告した。
息子も、自分を「山本マスター」と自称するほど、山本塾の計算ドリルに達成感を抱いているのであった。


▽息子がやり込んだ山本塾の計算ドリル

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