【長編小説】獣戦記(アポカリプス)第十二話 開戦!アポカリプス
アポカリプスの開幕を告げる轟音が、虚空を裂いて響き渡った。空が裂け、光が降り注ぎ、ミラを含む五十人の戦士たちは、まばゆい光に包まれ、次の瞬間には見知らぬ大地に立っていた。
「ふふふ……皆の者、よくぞ集ったな!」
天に響く声の主が、ついにその姿を現す。空に浮かぶ巨大な光の玉が、やがて人の形を取り、漆黒のローブをまとった男の姿となる。
「我が名はグリムぅ!神々より命を受け、このアポカリプスの進行と記録を担う者。戦士たちよ、そしてこの戦いを見守るすべての者たちよ……よ~こそぉぉぉぉ——神獣界、アルガディアへ!」
グリムの声が神獣界にこだまする。
「戦士たちにはこれより、5つの領域で自由に戦ってもらう!なお現在は、全戦士をランダムに配置しているが、行き来は自由!」
グリムは少し間を置き、言い放つ。
「ルールは一つ!生き残ること!最後の12人になるまで、この地に立っていた者たちこそが、新たなる世界の導き手となるのだ!」
その言葉で、戦場に走るぴりついた空気をミラは感じとる。
しかし、グリムは続ける。
「さあ……全種族とその代表たちの紹介といこう!」
空がさらに輝きを増し、巨大な光のスクリーンが現れる。そこに、次々と映し出される戦士たちの姿と名、そして彼らの種族の紋章が浮かび上がる。
~代表者一覧~
クラリス・ジェリュネス/(海月族)
スミー・ハウンドクレスト/(戌族)
周(アマネ)・ディープロア/(鯨族)
テトラ・ガルダ/(酉族)
恐牙(キョウガ)/(蜥蜴族)
湊(ミナト)・アクアレイヴ/(海豚族)
風丸(カゼマル)・ガルダリオン/(馬族)
クレハ・リュクシオン/(山猫族)
ヘレナ・ピクシア/(妖精族)
グラン・ガネーラ/(象族)
チュウザン・ラットファング/(鼠族)
アベル・アルペリオン/(山羊族)
レオル・ゴールドメイン/(獅子族)
ユーリ・フォックス/(狐族)
ホアン・タスクホールド/(河馬族)
イヴォール・ド・タイガ/(虎族)
アレックス・スコルヴィアス/(蠍族)
神威(カムイ)・セイクリッド/(鹿族)
夢幻喰(ムクロ)/(獏族)
ジョージ・アイアン/(鰐族)
マクシム・フォルトゥレス/(山嵐族)
ノックス・ナイトゲイズ/(梟族)
モール・グラウネス/(土竜族)
カイン・ヴァルシャーク/(鮫族)
玄海(ゲンカイ)/(霊亀族)
ルーナ・アルバレア/(兎族)
オーク・ハウラー/(豚族)
ストーム・マリオン/(鱝族)
タオゼント・フース/(蜈蚣族)
雫(シズク)・モレッドバインド/(蜘蛛族)
エイダ・オルニセラス/(鷲族)
ミオス・オルカディオス/(鯱族)
ジン・ザルクマレフ/(猿族)
セリペイン・アスラ/(蛇族)
ガロン・べアルガン/(熊族)
パール・シェルミュレア/(蛤族)
シエル・エアロザール/(隼族)
カイザー・牙門(ガモン)/(亥族)
レミナス・ヴァルキリオン/(麒麟族)
ウシマロ・剛魔(ゴウマ)/(牛族)
アコル・ナウト/(蛸族)
狒々之介(ヒヒノスケ)/(狒狒族)
クイン・ヴェスパリア/(蜂族)
シャバル・ナイトパルマ/(豹族)
ビエン・フー/(蝙蝠族)
飛龍(フェイロン)/(龍族)
フィオナ・ラムグレイブ(羊族)
鷹翔(タカト)・ウイング/(鷹族)
聖蟻(セイギ)・マルティアント/(蟻族)
ミラ・グレイ/(狼族)
グリムは両手を広げ、満足げに笑った。
「さあ、戦士たちよ……覚悟はいいか?」
「アポカリプス………………開・戦だぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ウォォォォォォォォーーーーーーー!!!」
戦士たちが雄叫びをあげ、一族の命運を懸けた戦いが今始まったのだ……。
👇目次・あらすじ
目次・あらすじ
