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新任の先生へ:抱え込まない勇気を。「正しく頼る」ことが初仕事です。

初日から「全部完璧にやらなきゃ」なんて思っていませんか?

新任の先生方、採用おめでとうございます。 今日から始まった教員生活。職員室の自分のデスクに座り、次々と配られる資料の山と、飛び交う専門用語に、早くも頭がゴチャゴチャになっていませんか?

かつての私は、配られたプリントをすべて読み込み、すべてのメモを覚えようとして、初日からパンクしていました。夜は家で「あれもできてない」「これもわかってない」と一人で勝手に焦り、ウジウジ……。

でも、20年近く現場にいて分かったことがあります。 周りの先生は、あなたに「最初から完璧」なんて一ミリも求めていません。

以下の3つ、意識してみることをおすすめします。


1. 「できない自分」を見せる勇気を持つ

周りの先生があなたに見ているのは、知識の量ではありません。 「自分で考えて、分からないところを素直に人に聞ける人か」「一緒に協力してやっていけそうか」。見られているのは、そこなのです。これから先、一緒に学年経営ができそうか、この人は信頼できる人なのか?そこを見られています。

あなたは分からないことがある時、「聞ける人」なのか「ごまかす人」なのか、「強がる人」なのか。ここを見られている、と思ってください。

もし、分からないことがある時、自分で考えて分からなければ、近くの先生に「これ、自分でここまで考えてみたのですが、ここから先が分かりません。教えていただけますか?」と聞いてみると良いでしょう。
「あ、この人はちゃんと聞ける人なんだな」「自分でもちゃんと考えようとしているんだな」という信頼に繋がります。

一人で抱え込んでパンクしてしまい、いなくなっていまうことこそが、組織にとって一番のリスクなのです。

2. 資料は「全捨て」の覚悟で、デジタルに預けてしまう

4月に配られる資料をすべて紙ファイルで管理しようとしないでください。「いつか使うかも」の9割は使いませんし、何より「探す時間」が最大の無駄です。とはいえ、いるのか、いらないのか、を判断するには経験が不足しています。これは当然です。

では、どうするか?重要な年間予定や校内ルールだけ手元に残し、あとはスマホでサッと撮ってNotebookLMに放り込む。これはまた、調べてみてほしいのですが、今のところ、これが最強だと思っています。
まずは、Googleドライブに保存、その後、落ち着いたらNotebookLMに放り込んでください。
そうすれば、「自分の脳のメモリ」を無駄遣いせず、この先に出会う子どもたちとの時間を確保することができますよ。
使い方に慣れるまでは紙資料を残しておいて、自分なりにデジタルの資料管理ができるようになれば廃棄。
慣れると本当に楽になりますよ。
「あの資料、どこにやったっけ?」「保管書類が多すぎて、どこに何が書いてあったっけ?」が無くなります。意外とこの「探す時間」が、馬鹿にならないのです。自分の管理方法を早く確立できると良いですね。

3. 退勤15分前の「セルフ帰りの会」を予約する

「キリがいいところまで……」と粘ると、結局パニック状態で退勤することになります。退勤時間の15分前ぐらいになったら、セルフ帰りの会をお勧めします。

セルフ帰りの会についてはこちら

定時退勤を強くお勧めしたいのですが、初日、ベテランの中には残念ながら「定時退勤=悪」という図式の残念な人もいます。変に目をつけられて嫌な思いをしそうなのであれば、職員室の雰囲気を良く見ておくと良いですね。この時、早く帰っているベテランがいたら、その人と仲良くなっておくのも手ですね。ここで人間観察はしておくと、後々役に立つかもしれません。


あなたは、いてくれるだけで「ありがたい」存在なんです

「教員不足」が叫ばれる世の中です。新任の先生方は「救世主」です。「何も知らない・何もできない自分が申し訳ない」なんて思う必要は一切ありません。
分からないことを「教えてください」と言える素直さ、それこそが新任の先生が持つ武器と言えます。

新任の先生が持つ良さを、私はこうまとめてみました。

あなたが今日、無事に退勤して、美味しいものを食べて、ぐっすり眠る。 それだけで、あなたは教師として最高のスタートを切っています。この先、少なくとも一年間、おそらく山あり谷ありの教員生活のスタートです。
一緒に、「正しく」頑張りましょうね。


この記事を書いている人はこういう人です。時間がある時に、流し読みにどうぞ。


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