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大正義マクドナルド

前回の記事はこちら↑から


アパラチア山脈の略図(超適当)

前の記事でも少し触れたように、トロントからニューヨーク市に向かうにはアパラチア山脈という山々を越えなければいけない。
これがまぁキツかった。

今ざっと計算してみたら累積標高が3000mちょいだったので、もはやこれは剱岳を自転車で登ったことになる(ならない)。
自分から生えているものだとは思えないくらい太腿がパンパンになって、クレ5-56噴かなきゃいかんレベルで膝がキシキシいってた。

でもアメリカを西に行くにあたってはまたこの山脈を越えなきゃいけないし、その先にはロッキー山脈やらシエラネバダ山脈やらが待ち構えているし、まだ遥か何千キロも離れているのにすでに胃が痛い。

もう山越えが嫌すぎて「山」の付く苗字の人たち全員嫌いになりそう。ほんまに。
おい山崎、お前はもうちょい静かにしろ。山口、なんでそんなことになっちまったんだ、TOKIOにはお前が必要だったのに…

途中でペンシルベニア州に入った

登校時のスクールバス

そんな中で唯一の楽しみだったのが、小さい町で朝と夕方にスクールバスに遭遇すること。

お家からトコトコと出て来てスクールバスに乗り込むちびっ子のなんとも微笑ましい姿や、夕方になると親御さんが家の前で待機し始めて、スクールバスから降りてきた我が子をギュッと抱きしめてから家に入っていくという、とってもほっこりビューを楽しめるのである。

ちなみにいつだか何かで得た情報によると、アメリカではスクールバスが停車中は他の車両の追い越しが厳禁(だいぶ重い罰則になるらしい)なので、自転車でも一応それを遵守してた。
毎回スクールバスの後ろで結構な渋滞が起きてたけど、ちびっ子たちの安全を守るための大切な法律だなと思う。

また別の町の夕方の光景

大正義マクドナルド

あとはマックのありがたみについて。
買い置き(買い漕ぎ?)してるパンとかチーズで適当に朝ごはんを済ましてしまうとやっぱり馬力が出ない。それと何より、カロリーが不足してると思考が超ネガティブになってしまって全然楽しくない。

そこで大正義マクドナルド。
アメリカのマックは朝マック(ソーセージエッグマフィンのセット)が5ドル/約750円、ビッグマックのセットが8ドル/約1200円と、日本に比べるとだいぶ割高。
だけど、そこら辺のコンビニで適当に買うバーガーなんかも結局5ドルくらいするし、レストランなんて入ったら絶対10ドル以上かかるし、手軽にカロリーを摂取できるという意味ではなんやかんやマックがコスパが良いという結論に至った。店舗によってはドリンクが飲み放題のところもあるので、そんな当たり店舗を引いた時は腹がパンパンになるまでコーラを飲みまくっている。

マックを食べた後の3〜4時間は漕ぎ足も軽くなるし思考もパッとクリアになるので、この時間を俺は「スター状態」と呼んでいる。甲羅が飛んできてもバナナを踏んでも全然へっちゃらだと思う。

一応俺は旅行先ではご当地料理を食べたい派ではあるけども(一緒に旅行する奴が「飯?すき家でいいじゃん」とか言い出したら罵詈雑言を浴びせると思う)、ハンバーガーとポテトとコーラはもうアメリカのご当地料理でしかないのでこれはセーフ判定とする。


ニューアークの宿

ヒイコラ言いながら約6日間かけてアパラチア山脈を越えて、ニューアークという街で3泊。
ニューヨーク市内で宿を取ろうとしたらゲボが出るくらい値段が高かったので、自由の女神像か距離にして20kmくらい離れたこの街で宿を取った。
それでも1泊1万円弱(この地域最安値)だったけど。山超えて来たのに踏んだり蹴ったりで泣きそうです。

予約した後に知ったけどこのニューアーク、かつて「全米で最も危険な都市」とされた過去があり、車両盗難率が全米ワースト1位らしい。
事実、街中至る所で悪そうなアフリカ系アメリカ人がたむろしてるし、道路はゴミだらけだし、みんな音楽を爆音で流してマリファナ吸ってるし、なかなかファンキーな街だった。
写真を撮るのも憚られて街では一枚も撮ってない。(ニューヨーク行く時にGoProで動画撮影したのでいつかどこかに載せようとは思っている。)

完全にミスったと思ったけど、滞在中特に身の危険はなく、宿のオーナーさんもすごく良い人だったのでめでたしめでたしだったとさ。

そういえば山越え中に犬に追いかけられた
久しぶりでちょっと嬉しかった

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