やる気になれば超再生受信機も430MHzまで受信範囲が伸ばせるが
前に超再生受信機に関する記事を書きましたが、実は私が製作した超再生受信機もやる気になれば430MHz帯まで受信周波数が伸ばせるみたいですね。
受信周波数を伸ばしたい場合は同調用の空振コイルの巻き数を変化させれば超再生受信機は430MHzのアマチュア無線や260MHzのUHF軍用エアーバンドのATISなどの受信も可能なのだそうです。
399.8MHzのJRの列車無線の接近警報の無線も超再生受信機でもちろん受信は可能だったりします。
ただ、超再生受信機のコイルの製作と調整が厄介なのと実際、超再生受信機が受信周波数で発振していることを確認するためにはUHF帯で動作するスペクトラムアナライザーのような測定機器が必須になりますね。
実際にUHF帯で発振するコイルをカットアンドトライで製作実験し、UHF帯で動作し、発振しているか?をスペクトラムアナライザーを活用して発振をチェックする必要があります。
超再生受信機特有のクエンチング発振に関してはオシロスコープで発振の確認もすると更に動作確認がやりやすくなります。
スペクトラムアナライザーとオシロスコープでUHF帯まで対応している測定器があれば430MHz帯で動作する超再生受信機も自作は可能です。
スペクトラムアナライザーやオシロスコープを購入すると価格で『あかんやつ』に敗北してしまう悩み
仮にUHF帯まで動作する超再生回路の実験のためにUHF帯まで動作するスペクトラムアナライザーやオシロスコープを購入した場合、測定器の価格を考えた場合は完全に『あかんやつ』のようなUV-5Rのような中華製トランシーバーを改造した受信機よりも多額なお金がかかってしまいますね。
UV-5Rのような中華製トランシーバーを送信禁止に改造しておけば6000円程度でUHF帯のアナログ無線通信を受信できる環境は簡単に得られますので。
しかも、UV-5Rの場合、確かに市販品のワイドバンドレシーバーに比べると音質は悪いのですが、スケルチもAGCも使える超再生受信機以上の力を発揮しています。
わざわざUHF帯のスペクトラムアナライザーやオシロスコープを購入して超再生受信機をUHF帯で動作させるよりも、まずはUV-5Rのような中華製無線機を送信改造して受信専門にした方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れているんですよね。
ともかくスペクトルアナライザーやオシロスコープを購入してUHF帯の超再生受信機を再設計するのはどう考えても価格に似合わない経済的な無駄をやることになるので注意が必要です。
UHF帯まで受信できる超再生受信機の完成のためにスペクトラムアナライザーやオシロスコープを購入するのはかなり資金がかかるのでハイスペックのUHF帯まで受信できる超再生受信機の製作を実用可能な機種として自作するのは止めたほうがいいと思います。
UHF帯まで超再生受信機の受信周波数を伸ばすために実験するのはあくまで勉強のため
UHF帯まで超再生受信機を伸ばすように改良し、オシロスコープやスペクトラムアナライザーを購入して調整していくのはあくまで受信機の改良のためではなくて、電子回路設計の勉強や測定のために使うべきである、というのが私の持論ですね。
超再生受信機の改良のためにオシロスコープやスペクトラムアナライザーを購入するのはちょっと無理があります。
あくまでオシロスコープやスペクトラムアナライザーなどの機器の使い方や回路設計のためのスキルアップのために購入したほうがいいのではないでしょうか?
UHF帯まで超再生受信機を発振させて動かすという実験は面白いのですが、正確に周波数を測定するとなれば高額な測定器をどうしても揃える必要があるので対処費用が悪すぎます。
あくまでオシロスコープやスペクトラムアナライザーなどの測定器の操作などの学習が目的で、UHF帯まで動作する超再生受信機は一種の電子工作の教材として活用するのがいいでしょう。
金銭的に余裕があるのであれば、スペクトラムアナライザーやオシロスコープを購入して超再生受信機を自作して受信周波数をUHF帯まで伸ばす実験に取り組んでもいいかもしれませんね。
